パラティッシ

アラビアの陶芸作家ビルガー・カイピアイネン(Birger Kaipiainen)は、1968年に果物、花、ベリーの図柄で飾られたテーブルウェアをデザインし、その食器にフィンランド語で楽園を意味するパラティッシ(Paratiisi)と名付けました。彼がはじめに製作したのは現在もアラビアで生産されているブルーとイエローのカラーのタイプで、その後1972年にブラックとホワイトのパラティッシが誕生します。

カイピアイネンはこの食器の製作にあたり、形をオーバルにする事をまず決定しました。オーバルはカイピアイネンのアート作品にも頻繁に登場する形であり、また、作品集に掲載されている大半のアートピースにオーバルが採用されているように、彼にとって最も身近な形だったようです。そして、図柄は明るく元気で、大きくはっきりしていることや、その図柄が食器全体を完全に覆っていることなど、パラティッシには1960年代の工業デザインが持つ特徴も見受けられます。

Text : Hanna Jamsa (ハンナ・ヤムサ)、シャチョウ

 

 

 

 

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