

Artek / A811 フロアライト
最後に追加されたモデル
ホワイトに塗装されたスチールが組み上げられたシェード、真鍮パーツに黒いレザーで覆われたスタンドの組み合わせは実に重厚感があって立派です。どこからどうみても物の良さが滲み出てしまっていますから、これがゴミとなる事はないでしょう。Alvar Aaltoのフロアライト群の中でも最後に追加されたA811。現在も生産されているモデルはどれも1950年代にデザインされましたが、これはかなり遅れて1965年に登場しています。長らくAlvar Aaltoのフロアライトについては現行品を取り扱えるイメージがなかったので(照明は日本仕様に変更しなくてはいけないのでハードルが高い)、ちょこちょこビンテージを集めては物の良さを確認しながら撮影に使ってきました。ただ、このA811はビンテージもあまり見かけないので手にしたことはありません。最近、売りに出ているのを見ましたがそれは驚きの価格でしたので全く手がでません。発売が遅かったことから当時の生産数自体が少なく珍しいモデルになっているのかもしれないというのは僕のシンプルな予想です。ちなみにA811は少し組み立てをしなくてはいけません。とはいえシェードを回転させて取付、あとは電球をつけるだけだから極めて簡単です。そんな迷う部分もないと思います。バリエーションとしてはスタンドとシェードをつなぐ部分がゴールドのブラスとシルバーのニッケルがありますが、スコ―プではゴールドのブラスのみを取り扱いします。


実際の生活にあるA811
ベッドサイドの読書灯
スコープアパートメントではベッドサイドに置いて読書灯として使っているのですが、この使いかたは非常に満足度が高いです。もちろんA805という選択肢もあるのですけれど価格差がかなりありますし、ベッドサイドに置くのであれば、雰囲気的にもA811、構造的にもA811がマッチしていると思うのです。スタンドから横に飛びだす形でシーリングライトが吊り下げられたような構造をしていますから、光源が少しベッドの上に入り込むような形にもでき、ベッドの上を広く明るく照らしてくれます。当然これだけで読書は可能です。ベッドサイドに読書灯を設置しますと、本を読んで眠くなったから寝るの段階で、ベッドから一旦出て照明を消さずとも良いのですから便利です。手を伸ばせばA811のスイッチをオフできますので。ホント小さなことなのですが、ベッドの横に読書灯があり、ベッドから出なくてもスイッチをオンオフできるのはベストと思います。そしてベッド周りの雰囲気が格段にグレードアップ!ただ、光源はベッドの上、もしくは至近にありますから、真下辺りに寝そべって上を向けば光源は目に入ります。アアルトの照明は光源が直接見えないようにデザインされている物が多いのですが、流石に真下に寝そべって上を見上げれば光源が目に入ります。その点が気になるという人は自身でうまく位置調整するなり、他を検討するなりしてください。
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)
商品スペック
材質 |
本体: スチール ブラック革張り、真鍮 シェード: スチール、ホワイト塗装 コード: ブラック |
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寸法 |
W450×H1600mm / シェード:φ360mm / コード長:約2200mm / 約9.9kg![]() |
生産 | Made in Finland |
備考 | 電球:E26 定格消費電力:白熱電球 60W / LED電球 7.3W 電球付属 |
組み立て必要 5~15分 |
他商品と同時注文の場合、家具と同時発送となるため時間がかかります。お急ぎの場合は別々にご注文ください
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大型商品です
梱包サイズ:W1790×D370×H480mm
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