
リノリウムブラック

リノリウムブラック
Artek / K65 High Chair
台所は高いんだから
台所用の椅子も高いんだ
ハイチェアやバースツールというのはバーカウンターを持たない人には無縁の物だと思っていたのだけれど、全くそんなこともなかった。ダイニングテーブルには、それにあった高さの椅子が必要であるのと同じで、キッチンにはキッチンに合った高さの椅子が必要なんだな。キッチンでの作業補助として使うには、ダイニングチェアや普通のスツールでは低い。とするとキッチンで使うならハイチェアがいるという事になる。また家に長く居て、やる事がなければ、本を読むか料理をするか。でも読む本が料理に関する本だと、結局は料理に至るのだから、かなり料理をすることになる。(それは僕だけかもしれない)どっしり腰を据え、新しい料理に挑戦するのはナカナカ楽しいことだ。本を調べながら丁寧に調理を進め、楽しみながらマイペースに料理する。そこに腰掛ける場所があるのはとても助かる。思い起こせばオイバ・トイッカの自宅にもK65ハイチェアが置いてあった。オイバも料理をしていたのだろうか。キッチンにはダイニングチェアがあるより、ハイチェアがある方が自然に見える。そして、どこの家にもキッチンはある。だから、その使い処は誰にでもある。ハイチェア1脚はどこの家にもあっていいのだ。強引な流れを感じるかもしれないけれど、実際にイイもんだから、信じるかどうかはあなた次第!一脚のハイチェアはあっていいんだと思う。一脚あればそれでいいんだけど。

バーチ
腰を下ろす場所だけでなく
物を置く場所として
スツール60にK65ハイチェア。どちらも腰かける道具なんだけど、座面がフラットだから物置としても役立っている。そして実際に使っていると、物を置く場所として活用している時間の方が長いんじゃないだろうか。考えてみればハイチェアの座面は60cm。一般的なダイニングテーブルの高さが72cm。高さが近いからテーブルの延長、そんな感覚もあってかツイツイ物を置いてしまう。加えて物置として台所で使うならK65ハイチェアとスツール60の併用はおススメです。高さに違いが生まれて見た目にもよくて、それに加えて高い場所と低い場所では置く物に違いが生まれもするので両方あることで便利に使えます。下手すると置き場所としての利便性があまりに高くなり過ぎ、座るという事を忘れ、いや諦めてしまう事になるかもしれないのだけれども、それはそれで良い結末じゃない。ちなみにアルテックには64ハイスツールという対抗馬がいて、どちらが良いかと悩んだ結果、主には価格からK65ハイチェアに絞りスッキリしました。今は更なる対抗馬としてピルッカバースツールが加わっているから、どちらにする?悩む人もいると思うのだけれど、ピルッカの方が軽くて持ち運びし易く移動が楽、雰囲気独特。ただ座面がフラットではないから、物を置く場所としては少しばかりK65に劣るように思う。さてさて、やはりK65ハイチェアはいい。長らく製造が続く物には、人々が求め、愛用し続ける理由がある。長い間、使う事をリアルに感じられなかったハイチェアも、一度使ってみれば生活に馴染み、とっても良い物だった。ちなみに本当はノックダウンだから組み立てなければいけないアイテムなんだけど、組み立てが超大変なので、スコープでは組み立ててお届けしています。
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)

バーチ
商品スペック
Artek K65 High Chair



※ 以下は販売終了した商品のため、入荷の予定はございません。