


左から3本脚ラミネートホワイト / リノリウムレッド / リノリウムブラック / バーチ

手前 3本脚バーチ(奥はリノリウムスコープ)

3本脚ホワイト

4本脚リノリウムレッド/リノリウムブラック/ラミネートホワイト

3本脚ホワイト/ブラック





Artek / Stool 60 定番モデル
それでもスツール60を選ぶんです。
1935年に完成したアルヴァ・アアルト設計のヴィープリ図書館に初めて設置されたスツール60。デザインされた年は1933年だから誕生から数えるとおよそ80年。今もなお「L-レッグ」という当時と変らぬ手法で作り続けられているスツール60はアルテック社の創業以来、800万脚以上もの売り上げを誇るロングセラーです。一見あまりにも普通すぎてはじめはそんなに気になる存在ではなかったけれど興味が出てきたのは、フィンランドに行く機会ができてからかな?スツール60は一度気になりだすとカフェやショップなどフィンランドの街中あちこちで見かけることに気が付きます。それもフィンランドで知り合ったデザイナーさん宅での発見率なんかは地方の高校球児スラッガーの打率以上!3本脚も4本脚もそれぞれにスタッキング可能なので普段は重ねて部屋の隅に置き、人が集まったらささっと席を用意。時にはちょっとしたテーブル代わりにもなるからすごく便利。
スツール60の使い勝手は“小回りの良さ”これに尽きます。お客さんが来たとき、ミーティングするとき、スコープでも人が集まったときの必須アイテムとなっています。
また、昔とデザインが変らないので新旧織り交ぜての使用も可能。80年の長い歴史からビンテージのスツールは年季の入り方がさまざまでエイジングなんて言葉を通り越したやつれ具合は最高です。修繕した跡、経年の変色や汚れ、色が剥げ、塗り直しを繰り返しながらも大切に使われ続け、歴史を刻んだスツールは古くなったからといって安易に捨てられることなく使い込まれるほどに価値と物の美しさを有していく。
このリアルな姿に出会わなかったら、スツール60ってアルヴァー・アアルトがデザインしたシンプルなスツールとしか認識できなかったかもしれません。実際何十年も使い込んだ価値を求めるならビンテージを買っちゃうのが手っ取り早いですがなかなか見つからない上に本当に古いものは結構値が張ります。だから新品は思いのままに育てていくこれからが楽しみ。いきなり好きな色を塗っちゃうなんて荒業もありです。スツール60は、歴史を掘り下げ、その製造技術を詳しく知ったとしても人によっては単なるスツール。正直なところ機能的に代用できるスツール60っぽい商品は世の中には山ほどあります。「それでもスツール60がいい。」 そう思えるのはスツール60の圧倒的なオリジナリティー。音楽もコピーバンドのライブに行くより本物を聴きに行く方が単純に盛り上がりますから。そんなスツール60の存在は僕達の目指す方向性や考え方にも大きな影響を与えてくれました。これって「っぽい物」からは決して得られないことですよね。
ハニー&ウォールナット追加
ドムスやチェア69にも追加された2カラーがスツール60にも加わりました。濃い目のブラウンを基調にしたインテリアや経年変化が現在進行形な空間によく似合う、ビンテージに近い色合いです。
DIYでカスタムペイントできるスツール60の無塗装タイプはこちら
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)

上:3本脚ハニー、下:3本脚ウォールナット
Q&Aのログ
- スツール60 ハニーリノのハニーの色味ですが、アルテックの他のチェアで使われているハニーとは違う色味になるのでしょうか?一緒に使ったとき、組み合わせ的にはどうでしょうか?
アルテックのハニーの色味についてですが、どれもステインで着色し、クリアラッカーで仕上げしている点は同じなのですが、スコープにある色々なアルテックの椅子を比べたところ、スツール60 リノリウム×ハニーステインのハニーが一番濃く出ていました。
傾向として、ドムスとピルッカのハニーが近く、チェア69とスツール60のハニーが近い色です。
そして、一緒に使ったときの組み合わせですが、もちろん合わないということはなく、少しずつ違う色の家具が揃っていくのも、良い雰囲気なのでは?と、スコープに資料として集めた沢山のビンテージ家具を見て、感じています。- artek のスツール60ですが、小さい子供がいる為 3本脚と4本脚、どちらがいいか悩んでいます。
スツール60の誕生は1935年で、当時は3本脚のみでした。その後1970年代になり4本脚が登場します。3本脚はオリジナルの形であるだけでなく、ガタツキなく、スタッキングも無限に可能で、見た目にもカッコよく、脚も1本少ないですから価格も少しお手頃と魅力的です。ただ、唯一安定に欠けるという問題があります。知っていれば危ない事もないのですが、脚と脚の間の縁に極端に力を掛けるとコケます。ですから普通に座る分には良いのですが、妙に浅く腰掛けたり、深く腰掛けたり、手をついたりしますとグラっとくる事があり、時として倒れます。4本脚も倒れないとい訳ではありませんが、3本脚よりは倒れにくいです。ですので、小さいお子様が予想外の使い方(つかまり立ちしたり、乗ってしまったり)した場合、バランスを崩して転倒してしまうことがありますので、お子様が使う前提であれば4本脚をオススメします。そういった事を知らない人が使う場所であったり、そういった事を理解できない人が使う場合は倒れる危険性もありますから4本脚が良いと思います。
商品スペック
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Stool 60 定番モデル
- STOOL60・E60 無料組立サービス¥0(税込)



※ 以下は販売終了した商品のため、入荷の予定はございません。