





東屋 / 丼鉢 薫
鉢としたい人、丼としたい人
骨董の世界には丼(どんぶり)という呼び名はなくて
僕らが丼と呼ぶ器は、鉢と呼ばれているそうです。
だから、丼と名付けたけれど、鉢としたい人がいる。
でも現代に生きていると、丼を鉢と呼ぶのは固すぎて
少しばかり遠う物にも思えてくるものだから、
鉢、丼、鉢、やはり丼。試しに鉢と呼んでみると、
使い方と、物との間に溝があるようにも感じるから
丼の方が僕にはしっくりくる。丼でいいじゃない。
つまり、ここには丼としたい人がいる。
結局の所、丼は鉢を経由し最終的に丼鉢となった。
それなら両者いいじゃないってね。
正式名称は「丼鉢 薫」、ドンブリバチカヲル。
薫はデザイナーさんのお名前です。
使い始めの頃は丼の方にアクセントをおいて呼び
徐々に丼より、鉢の方を強く発していこうか。
丼から鉢へ、今は丼鉢。冒頭、名前の話ですみません。
東屋の薬缶も丼鉢も、渡邊かをるさんのデザインで、
どちらも優しいラインがイイネ!と惹かれています。
もっともっとこんな優しい物が出てきたらと良いの
ですが、既に渡邊かをるさんは亡くなられているので、
新しい物は出てこない。かといって他にそんな物を
デザインできる人もいない。現在あるデザインを
大事にし、生産と使用を続けていかなければいけない。
そんな物の一つが、この丼鉢 薫です。










やはり手挽きはイイね!
手挽きの丼鉢サイコウ!
この丼鉢は東屋のとり皿、とり鉢と同じく
波佐見の光春窯で手挽きにて作られていまして、
愛用していると、型成型の量産品とは違った
手挽きの良さ、お品というのをジワジワ感じます。
多くの物を手にして使っていると目も肥えてきて、
家具なら無垢だよねというようなことと似ていて
器は手挽きがいいよね、とそんな事となってくる。
それも当然で、手間暇かかった物には、
その分だけ価値が乗っかっていますから。
そしてこの丼鉢は、思ったほどに重くもなく、
明るく日常使いに向いた雰囲気をしている。
逆三角形の丼と違い、寸胴な安定型で、
手取りもよく、小振りな割に量も入る。
かつ丼のようなご飯のコースだけでなく
うどん、そばといった麺のコースにも使え、
この両刀に向いたサイズ感が一つの魅力。
吉野家の丼を少しばかり大きくしたぐらいで、
家庭で広く使うに重宝するサイズをしています。
試しに近所のうどん屋さんで、
カツ丼と天ぷらきしめんを盛ってもらいました。
ちょっと小振りだから入らないかもなぁ~
と言われていましたが、カツ丼は勿論OKで
海老を小さく揚げたそうですが、天ぷらきしめんも
普段の量が普通に入ったそうです。つまりは
そういう事、飯も麺も普通に両方いけます。
ただ、手挽きの器ゆえ、人気だからと生産数を
大幅に増やす事もできず、月100個程度の生産と
いわれています。入荷と欠品を繰り返し、なかなか
欲しいと思った時に、サッと手にできる状況になら
ないのかもしれないですが、お待ち頂ければ随時
入ってきますので、どうぞ気長にお付き合い下さい。
丼鉢薫 寿
古物にあった吉祥紋を印判にて上絵付しました「丼鉢薫 寿」。こういった縁起良い物を使いまして年を越し、新年を迎えたいよねとそう考えただけのことですから、生産は不定期、冬でありますけれど使用は年末年始に限った話でもなく年から年中、縁起の良い流れを引き寄せ、日々ご愛用下さい。丼鉢に絵付けされた文字は壽であり壽が重ねられより縁起よくなってます。古くから吉祥紋として文字をデザイン化したものは多くあり、長生き、めでたい文字として「壽」の字体は様々考案されています。丼鉢薫 壽に転写されました「壽」は青銅器風に脚と把手をデザイン化したものであり、蝙蝠の形を模したデザインでもあるようです。なんとなくわかるようなわからないような。でも、めでたい!ってのはわかる。
商品スペック
| 材質 | 磁器(天草陶石、柞灰、呉須) |
|---|---|
| 寸法 | 約Φ150xH89 mm / 約410g / 845ml |
| 生産 | Made in Japan |
| 備考 | 電子レンジ ○ / 食器洗浄器 ○ |





















































