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長期欠品アイテム
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ラインナップ
東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
細 へのへのもじへ

東屋 / 猪口 へのへのもじへ

細いはイイことが多い

猪口の細、何に使うんですか?とよく聞かれる細、湯呑として使いましたら超ベリーグッド、チョベリグです。まず、細いから沢山お盆に載せて一気に運ぶことができます。細いから沢山食卓にあっても邪魔になりません。細くて背が高いから熱いお茶を半分ぐらいいれましたら上はそこまで熱くならないから持ち易くて良いです。だから湯呑にチョベリグです。酒器としていいって話もよく聞きますが、それは好みかなって僕は思います。でも、熱燗だったら細がいい。それは湯呑にいいと同じ理論。そして細いから面積を取らない、つまり格納効率もいい。細いといいことは多い。そして湯呑として沢山の猪口の細がテーブルに並んだ時、同型ながらそこに様々な柄があるんだから選ぶのは楽しく、そこが話題にもなる。細くて楽しいはモテるんだ。細がない絵柄もありますが、これから新柄で猪口を作るのであれば細も作りたいと思っています。

東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ

手ぬぐいができると
和食器ができる

手ぬぐいができると、そこに図案があるから、その図案を使って和食器を作りたくなります。まずは、様々猪口の積み上がった景色を生活に作り出してみたいし、猪口を食卓で頻繁に使えるようになれるといいなぁーとも思うから、猪口を中心としながら、その流れは進んでいきます。日本酒を飲むのに丁度よい上ゲ高台、そば猪口としても小鉢としても万能に活躍してくれる蛇の目高台、そして湯呑・酒器として使うのならコレ!と贔屓にされることの多い変わり種の細、自分の好みで気の向くままに積み重ね、まずは自分なりの偏った蓄積を楽しみましょう。どれも波佐見で製造され、図案は手仕事により転写されています。それもあって多少の図案の位置や傾き、柄の出方に個体差はありますが、そこもまた手仕事による面白味として感じて貰えましたら、きっと長く付き合える物になってくれますし、それはスコープの考える明るい未来、使い捨てない無駄のない未来へと繋がっていきます。そして僕の生活には猪口が増え、食器棚にも猪口がどんどん積みあがっていっています。その猪口の山は、雰囲気がとても素晴らしく食器棚の主役のようです。ただ、派手な物ではないし、大きな物でもないからか、その活躍や活用の実感がどうにも薄い。でも、緩衝誌の撮影に使いたいと言われて、全てのマイ猪口を貸し出した日は、「猪口がない!」と不便に感じるシーンがとても多く、早く返して欲しいと思うばかりでした。そこでようやく僕の生活には無くてはならぬ物、必須アイテムになっているんだなぁとシンミリ実感できました。一度なくしてみると、その物の大事さがよくわかります。

東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
細 へのへのもじへ
東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
上ゲ高台 へのへのもじへ

覗き見ている猪口たち

へのへのもじへ、顔のようにみえる図案を構成しているのはなんでしょう?そこに何が見えますか?見る角度を変えましたらすぐに気付くと思いますが、気付かない人も多いので説明しますと、活版印刷の数字や英字、記号、罫線が組み合わさって《へのへのもじへ》になっているのです。気づいてしまえば、ずっとそう見えるのですけれども、気付いていない時はなかなかそうは見えないようです。この猪口は少し変わっていて、使っていて面白く、置いてあっても面白い。いつも面白いわけじゃないんだけど、面白くみえる瞬間があるんです。先行して発売された印判小皿は#へのへのもじへ仮装大賞とタグ付けされて画像がインスタにアップされていますから、それを見て貰うと少しわかって貰えるかも。そして猪口が新たに加わりました。猪口も慣れますと実に気軽ですから実によく使うようになります。そうしますと、生活のいたるところに置きっぱなしになっている猪口を見かけることが多くなるのです。他の猪口であれば、いい光景にみえることはありましても面白くは見えないのですが、この猪口へのへのもじへは、なんか覗き見されているようであったり、ボーッとしてるようであったり、どこか生活に少しばかり楽しい瞬間を生み出してくれます。3種それぞれの顔の大きさも違って、その違いもあるから集まっていたりするとまた面白いのです。どこか家族のようでもあります。

東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
細 へのへのもじへ

2022年4月20日
すり流しは細でどうぞ

猪口の「細」で何を飲む?さし石猪口三種の初入荷の時にスコープの東屋担当大原君とそんな話をしていたところ、すり流しとか、ですかね。とさらり、洒落た顔で返してきました。すり流し?料亭的な?私の浅い知識ではあーと共感できなかったのでへーでごまかして家に帰って速攻wiki!で調べました。擂り流し(すりながし)とは、日本の伝統的な料理であり、旬の野菜や魚介類、栗や豆腐などをよく擂り潰し、出汁でのばして汁物にしたもの。日本にはなんとも上品なお料理があるものですね、折角なのでこの機会に擂鉢で作ってみました。作ったのは豆腐のすり流し。擂鉢で豆腐を潰して出汁で好みのゆるさになるまで伸ばしただけ。猪口の「細」に注いでみると、なるほどいい雰囲気。カイボイスンのレードル3杯分が注げました。もうちょっと飲みたくなる上品なサイズ感のせいで?おかわりしすぎて豆腐一丁分があっという間になくなりました。今年の夏は冷製すり流しを他にも試してみたくなったのでそろそろブレンダーが欲ちい。(スコープ酒井)

ブランド
東屋 (あづまや)
デザイン
立花 文穂 (たちばな ふみお)

商品スペック

材質
磁器(天草陶石)、柞灰釉
寸法
上ゲ高台:約φ70×H50mm / 90g / 80ml(満水)
蛇の目高台:約φ77×H58mm / 110g / 140ml(満水)
細:約φ60×H73mm / 100g / 100ml(満水)
生産
Made in Japan
備考
電子レンジ:○ / オーブン:× / フリーザー:× / 食器洗浄機:○

購入前に確認ください

  • 絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。《印判について》
  • 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
  • 上ゲ高台 へのへのもじへ

    1,900(税込)
  • 蛇の目高台 へのへのもじへ

    1,900(税込)
  • 細 へのへのもじへ

    1,900(税込)

図案 立花文穂の和食器