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食器
猪口大虎

東屋 / 猪口大虎

干支猪口No.2
寅年一匹大虎

2023年干支の手ぬぐい《手ぬぐい 011 立花文穂一匹大虎》の図案を使った寅年の猪口、アーティスト立花文穂先生様により、墨で描かれた大きな原画が制作され、その原画から手ぬぐいができ、猪口ができました。基本的に干支の猪口は呉須のみ、上絵は使わない、金や銀は使わない、そう2023年に決めましたが、この一匹大虎を発売した2021年頃は、色々作りたくて色々作ってみた時代ですからバリエーションが多いんです。その中で、上絵の金を使った「猪口上ゲ高台一匹大虎金」が抜けて一匹大虎らしいと僕は感じるので、寅年の猪口は「猪口上ゲ高台一匹大虎金」「猪口蛇の目高台一匹大虎呉須」を定番として販売を続けます。そして500個限定生産の「猪口上ゲ高台三匹大虎金」だけでなく「猪口上ゲ高台一匹大虎銀」も在庫限りで販売終了です。上絵に金や銀を使いましたら、とても綺麗で特別感も生まれて存在感も増すのですが、強く擦れば絵柄が削れてしまいますので食洗機は使わない方が無難ですし、金属が使われているので電子レンジ使用不可、ダメ絶対です。それなりに気は使わないといけませんが、やはり一匹大虎の小振りな金は素晴らしく似合っていると思うのです。2023年に阪神タイガースが優勝して「猪口上ゲ高台一匹大虎金」が急に大人気となってくれたのも嬉しかったから、サブタイトル阪神タイガースモデルとして今後も大事にしていきます。

自分の干支は
年中愛用したいと思う

その年の干支物は家内安全を祈る縁起物、干支の猪口を使ってお正月を過ごすというのはとても気持ち良く、いい一年になってくれそうに思うのです。干支の蛇の目高台につまみを入れ、時にはお茶を飲み、上ゲ高台でお酒を呑む、そんなお正月の過ごし方が定着してきています。でも、干支の猪口はその年だけに価値があるわけでもないと思います。特に立花さんの図案は正月に見れば干支物と見えますが、そうでない時に見えれば干支物と見えないので普段使いしても違和感はゼロ、そこが素晴らしい。そして、この猪口に限らず、自分の干支でイイ物、お正月感のない物であれば、僕はいつでも使いたいんです。僕の干支は亥だから猪型のお菓子を見つけると買いたくなる、みたいなことです。でも、自分の干支は12年に1度しか巡ってこないので、自分の干支を買うチャンスは凄く少ない。12年に1度でなくていいと思う。だから干支の猪口は、毎年1つづつ制作していくのですけれど、猪口上ゲ高台＆猪口蛇の目高台の2点は定番化して目指せ12柄！販売は継続することにしました。2032年子年、つまり2031年末の全干支ラインナップを目指します。

手ぬぐいができると
和食器ができる

手ぬぐいができると、そこに図案があるから、その図案を使って和食器を作りたくなります。まずは、様々猪口の積み上がった景色を生活に作り出してみたいし、猪口を食卓で頻繁に使えるようになれるといいなぁーとも思うから、猪口を中心としながら、その流れは進んでいきます。日本酒を飲むのに丁度よい上ゲ高台、そば猪口としても小鉢としても万能に活躍してくれる蛇の目高台、自分の好みで気の向くままに積み重ね、まずは自分なりの偏った蓄積を楽しんでみてください。どれも波佐見で製造され、図案は手仕事により転写されています。それもあって多少の図案の位置や傾き、柄の出方に個体差はありますが、そこもまた手仕事による面白味として感じて貰えましたら、きっと長く付き合える物になってくれますし、それはスコープの考える明るい未来、使い捨てない無駄のない未来へと繋がっていきます。そして僕の生活には猪口が増え、食器棚にも猪口がどんどん積みあがっていっています。その猪口の山は、雰囲気がとても素晴らしく食器棚の主役のようになっています。

ブランド: 東屋 (あづまや)

デザイン: 立花文穂 (たちばなふみお)

商品スペック

材質: 磁器（天草陶石）、柞灰釉
寸法: 上ゲ高台：約φ70×H50mm / 90g / 80ml（満水）
蛇の目高台：約φ77×H58mm / 110g / 140ml（満水）
生産: Made in Japan
備考: 金、銀：電子レンジ：× / オーブン：× / フリーザー：× / 食器洗浄機：×
呉須：電子レンジ：○ / オーブン：× / フリーザー：× / 食器洗浄機：○