
ルバーブケーキとバニラソース
ほとんどノンストップで目的地近くまで来てしまい
途中降りたい停留所に近づいた人はどんな行動をとればいいのかが
正直心配になる(小市民)
頭の上に赤い『STOP』って書いてあるボタンがある。
間違いなく降りたい人はコレを押すんだろうとは思うが、
もし!もし!
これを押したらバスが急停車したらどうしよう。
雪も多いし急ブレーキがかかって
この長いバスがスリップしてグルングルン路上を横滑りして周りの車を
巻き込み超大惨事。
日本人の誤ったワンプッシュがまねいた悲劇
と明日の朝刊の一面を飾るのはどうしても避けたい。
アンビリバボーとかに出たくない。
平山君は全く大丈夫と言う顔をしているが、
僕は正直サンプルが欲しい。
押す前に間違いない事を確信させてくれるサンプルが欲しいんです。
だれか、押せ!だれか、押せ!
そこのヤングなシャレオツな君!駄目だ寝てたら!僕は焦ってるんだ。
そろそろ降りる停留所じゃないかい!?忘れてないかい?なんて心の
中でブツブツいっちゃってるわけです。
するとある停留所近くでオッサンが押した!
押したぞ!!えらい!確かにSTOPを押した!
停留所名が表示されてい横に赤いマークがついた(とまりますよーみたいな)
そんでとまった。
もうこのデータサンプルがあれば迷わず上のSTOPを押せます。
ありがとよ!赤いから怖かったんだよ。
それでFarstavikenで無事下車したわけでございます。
ちなみにFarstavikenはほぼGustavsberg Hamnでした。
一瞬下車した時はわかりませんでしたが、少し戻る感じで歩いた所で
(100mぐらい)犬を散歩させていたオジサンに
ホウェアー イズ グスタフスベリチャイナミュージアム?
って聞いたら (↑どこかにチャイナミュージアムって書いてあった)
チャイナミュージアム?
ポーセリンミュージアム?って聞き返されたので
イエースイエース ポーセリンポーセリン!と答えました所、
ひょいと指差した先にはデカデカと
『Gustavsberg Hamn』
の看板が。何だ。ここ到着みたいなもんではありませんか。
という事で無事到着でございましす。
text:シャチョウ