Hannan Pikku Juttuja ハンナの小さなお話 / vol.16 子ども達とスケートリンク

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写真撮影:原田 智香子




真冬のスケートで遊ぶ子どもたち

フィンランドの長い冬も、今、最も気持ちの良い時期がやってきました。子供たちは清々しい空気の中に飛び出していきます。
気温はマイナス15度、と真冬の気温ですが、そんなことはスケートシューズを履き、リンクに出発する子供たちには全く関係ありません。

フィンランドでは、最近急速にフィギュアスケートへの人気が高まりました。フィンランドのトップクラスのスケーター達は、浅田真央さんのような日本のトップ選手にはまだ敵いません。
でも彼らも頑張っています。フィンランド人選手ラウラ・レピストはこの冬のヨーロッパ選手権で金メダルを獲得しました!

今年の冬は、女の子用のスケートシューズが記録的に売れたそうです。メリと彼女の友達ヴィルマとエレナは、もちろんトレンドを追う女の子達です。
子供にとってうれしいことに、この冬フィンランドは氷も雪も多く、スケートにはぴったりの環境でした。ヘルシンキでも50cm以上の雪が積っています。

スケーター達にとって雪は便利なもので、たとえば転びそうになったら、やわらかそうな雪の山に向かって飛び込みます!それにシューズを履く時、靴に足を入れ靴紐をきつく締めあげる時にも便利です。

男の子と女の子をまとめる一つの方法

スケートリンク上の小さな名手達には少々の氷点下は気にするものでもなく、スケートは激しい運動なので滑っている時にはむしろ汗をかくほどです。
そしてもし寒くなったら、魔法瓶いっぱいの熱々のホットチョコレートで暖を取ります。

ヘンリとアアロの男の子組もリンクにやってきました。
彼らの頭には高橋大輔や他のフィギュアスケート選手の姿は浮かんでいません。フィンランドの男の子たちは皆、生まれながらのアイスホッケー国民。フィンランドは間違いなく、世界ではカナダについで2番目の<アイスホッケー狂国民>と言えます。

リンクに入ると男の子たちは上手にパックを打ち合いながら、信じられないスピードでリンクの端から端を動き回っています。
ピルエットや平行バランスを練習する女の子組は、もう少しでアイスホッケーを練習する男の子組の下敷きになりそうです。

でも、スケートリンク上の男の子と女の子を一同にまとめる事がひとつだけあります。
お母さんの『パンケーキが焼けたわよ!』の一言でスポーツ選手たちは大急ぎで家へ戻り、靴を脱ぐのももどかしく、『パンケーキ?パンケーキって言ったよね!!?』

頭から汗の蒸気を上げお腹をすかせた子供たちの手が、重なったパンケーキの上に勢いよく伸びてきます。
焼きたてのパンケーキを口に放り込んでいる時にはテーブルマナーも忘れているようです。
ジャムで口の周りが黒くなったり赤くなったりしています。
冬ってやっぱり素敵です!

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材料

牛乳・・・・・・・・・・・・300cc(1.5カップ)
卵・・・・・・・・・・・・・・中サイズ2個
バニラシュガー・・・・小さじ1(5g)
塩・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2(2.55g)
薄力粉・・・・・・・・・・150g

 

* 材料はすべてボールに入れ、泡立て器で均一に混ぜます。生地は約1時間おき、全体を馴染ませてから使います。

 

バター・・・・・・・・・・100g

(焼く時にフライパンにしきます)

 

冷凍ベリー・・・・・・・100-300g
水・・・・・・・・・・・・・・25-50cc
砂糖・・・・・・・・・・・・大さじ1-2

 

ホイップクリーム・・200-400cc

(お好みで)

  1. パンケーキは強めの中火で焼きます。
    よく温め、バターを敷いたフライパンに、生地を約3mmの厚さに流し込みます。生地がなるべく丸くなるようにフライパンを回してください。ミニ・パンケーキの場合には少し厚めに焼きます。
  2. はじめの1枚を焼くときに、 パンケーキの裏返し方を練習しながら焼いてください。大き目のフライパン返しを使いすばやくひっくり返します。
    裏面は表面より短い時間で焼きあがります。
  3. パンケーキは出来たての温かいベリージャム、もしくは林檎ジャムと召し上がると抜群です。フィンランド人が特に好むのはストロベリー、木苺、ブルーベリー、それに林檎やホロムイイチゴなどで作ったジャムです。

    人によってジャムではなく少し砂糖を振り掛けるだけで食べるのが好きな人もいます。

    ジャムは冷凍ベリーで作っても良いですね。
    鍋に100-300gの冷凍ベリー、25-50ccの水、大さじ1-2の砂糖を入れます。 熱々の出来立てジャムはパンケーキとの相性がピッタリです!

ヒント:
私の父母が始めて逢った時、母インケリは400ccのホイップクリームを泡立て、パンケーキとジャムと共に父に出したのだそうです。パンケーキの上にはまずジャムをのせその上にホイップクリームをのせます。父はその時、この人と結婚しよう、と心に決めたのだそうです。