
iittala / Birds by Toikka Queenfisher
キングフィッシャー
再登場は予兆だった
2010年アメリカのタコマガラス美術館の別注バードとして750体が生産されましたキングフィッシャー。その7年後の2017年にアメリカ別注バードとして再生産され(この時は合計350体ほど生産されスコープも相乗りさせてもらいました)、間髪入れずに2019年イッタラの春夏スペシャルバードとして登場したわけですから、何故こんなにキングフィッシャーばかりが連続登板するのか?謎は深まるばかりでしたけれど、もしやクィーンフィッシャーのお出ましか!?その予想が的中でございます。2019年秋冬のスペシャルプロダクトとして配色新たにクイーンフィッシャー登場。ちなみにイッタラ春夏スペシャルバードとして2019年2月に発売しましたキングフィッシャー、その入荷分がまだ数羽残っていますから、今回のクィーンフィッシャーとセットで飾りたい方、是非お早めにオーダー下さい。思い切って一緒にオーダーしちゃいナ!
https://www.scope.ne.jp/iittala/birds_toikka/kingf/

クィーンのくちばし
鮮やかな赤がいい!
キングフィッシャーとクィーンフィッシャー、どちらも小ぶりでサイズ感は過去バードの中でも特別人気の高かったシベリアンジェイに似た印象があり(実際はそれより少しばかり小さい)、とても飾り易く、優秀なバードです。立派なくちばしと独特な配色が特徴です。キング&クィーン的視点で色考察をしますと、2017年キングフィッシャーのボディがホワイトガラスの上をターコイズでカバーしたオパール的構成だったのに対し、その相方となりますクィーンフィッシャーは光を透過する爽やかなシーブルー(2019年イッタラのキーカラー)。透明シーブルーを吹いていますから、シーブルーが薄く膨らみ、見た目に明るくとても綺麗です。ボディーはブルー系としているのでしょう。過去作もそうですが、キングは不透明、クィーンは透明という配色法則も一貫しているようです。また今回のクィーンフィッシャーで目を引くのが鮮やかなクランベリーのクチバシでして、これがクィーンの名に相応しく、ボディと相まって清潔感ある高貴なるバードに仕上がっています。2005年から2007年に生産されました昔のクィーンフィッシャーのボディは、レッドをウォーターグリーンでカバーするという特殊配色(それで尾はウォーターグリーンとなり、本体のレッドも少し違った色味に見える)、頭がイエロー、薄いブルーのくちばしという非常に複雑な色構成でありましたが、2019年版はそれと比較しましたらヘッドもクリアとなり、ボディの色構成もシンプルですから、全体にサッパリしています。過去作のクチバシとボディーの色をチェンジしたような配色で、今回のバージョンの方がどちらかといえば落ち着いていて上品な印象があります。新しさには欠けていますけれど、グッドバランスな仕上がり、いいんじゃないでしょうか。こういった薄色の透明ガラスが膨らんだボディというのは僕の好みです。
商品スペック
材質 | 無鉛ガラス |
---|---|
寸法 | 約W148×D73×H80mm / 333g *詳細なサイズはカート上をご確認ください |
生産 | Made in Finland |
備考 | 刻印:O.Toikka IITTALA *商品名の数字は個体識別用です |
購入前に確認ください
- 小さなヨレや気泡、黒点がガラス内部に含まれていることがあります。