卵が先か鶏が先か。なによりバードが先だった。















iittala / Birds by Toikka Egg
バードが先かエッグが先か
鶏が先か、卵が先かオイバワールドでいうとバードが先か、エッグが先かそれは非常に簡単、バードが先です。これまで作られたオイバのエッグは大きく分けて3種類。一つは今も作られているアニュアル。1996年に一度作られ、2003年から今に至るまで毎年作られています。そしてもう一つが普通の卵サイズ、今回スコープが別注したエッグです。1994年~2004年に作られていました。最後の3つ目はビンテージショップで見ても、誰も気付かないであろうダチョウの卵に近い15cmあるEGG BIG。1996年のメールオーダー用です。これ以外に特別なエッグが数個ありますが製造期間は2002年から2006年。という事でエッグの誕生は1994年でバードの誕生は1972年だから20年以上の差でバードが先となります。でも、オイバが言ってました。みんなバードが先だって思ってるんだ。どっかにあったはずなんだけどなと部屋を探して持って来たのは12cm程のズシリと重い見た事のないガラスの卵。『これはバードのずっと前に作ったぞ。』って。。。それは一点物か試作でしょ?バードが先か、エッグが先か。オイバの中ではエッグが先、そういうことみたいです










スコープバードとエッグ
パラティッシパープルとエッグ
スコープオリジナルバードに合わせRakattiエッグとUglaエッグそしてAnoエッグのラスターを作りました。スコープバードのオマケもAnoエッグだからKiikkuriエッグがない?はい、ないです。で、オマケの元祖AnoエッグをKiikkuriエッグとして飾ってください。で、今回のAnoエッグをAno Birdと飾って下さい。これにてスコープバードのエッグ一揃い。超こじつけみたいですが、後になって後悔する事があるのが人生。元々こうなる事を考えていたわけなく、プレゼントしたエッグ自体、突発的な思い付きの後付企画だからこういうおかしな部分も出てきます。そしてオリジナルバードと関係のないViolaとMauveの2種類はテーブルを飾る用に作ってみました。2013年春、モダンリビングのパーティー特集でビンテージエッグを使ったテーブルセットを試した事がありましてその時、ViolaとMauveが抜群に綺麗だったから別注してみました。試作も出来上がりオーダーするというタイミングでパラティッシパープル日本入荷の知らせが!これはバッチリ!と、Viola多めでオーダーしました。正直、すごーーーく、いい。スコープ的には大成功!!!ちなみに、今回の別注エッグはAnoエッグを除いて全て復刻です。本当は新しいの作ろうと思ったんだけどオイバも調子がよくなくて、一緒にヌータヤルヴィへ行けなかったからスコープが集めまくったビンテージから選び再生産しました。だからRakattiエッグはガラスの色味が違います。そもそもAnoエッグもオイバの意図かガラスの色味違いますしね。唯一の新作は、Anoエッグ ラスター。オイバがスコープ用に試作してくれてた物。Anoエッグにはブラックとラスターがあって、オイバはラスター推しだったんだけど僕はブラックを選んだんです。でも、結局、これてに両方作りましたとさ。












終わって続いて
またいつか、
新しく生まれる事を願って。
1793年設立。220周年を迎える記念すべき2013年にフィンランドのヌータヤルヴィガラス工場の閉鎖が残念ながら決定しました。2014年夏までに閉鎖という事ですが既に職人さんもイッタラ工場へ移動が始まり2013年秋に工場を訪れた時には、もう終わりが近いように工場は静かでした。来年も少し物は作られるのかもしれないけど、フル稼働してたのは2013年まで。2013 Nuutajarvi、その年と名を、O.Toikka、そしてscopeとエッグの裏に一緒に刻む事ができたのも、それはどこか感慨深いです。そして、それがまた、卵だということも。いつか卵が孵化してヌータヤルヴィで新たなバードが生まれる日が来るといいなって、ただ夢のように思うわけです。
Nuutajarvi 2013
O.Toikka
Scope
マウスブローのエッグ
この方向を
スコープは大事にして行きたい。
このエッグは、機械が作るわけではなく一つ一つ人が吹いて作っています。だからガラスの厚さも色味も違います。色ガラスを巻いたり、粒を付けたりし表面を火にかける加工もするのでその具合で表情、発色はどれも異なります。人の手で作る物だからエッグの表面の柄や色、その変化や重さにも違いがでるし、小さな混入やシワのような部分もあります。だから、面白く、だから、いいと思うのです。それもまた、全て、このエッグの価値だと。マウスブローで作った物だからそうなるのです。こういった作品を欲しい人が増えればマウスブローのガラス作品は絶えず残るだろうし神経質にクオリティを求め、低価格を求めればマウスブローのガラス作品は減るんだと思います。結局、その買い求める人の要求がヌータヤルヴィガラス工場を閉鎖させたようなそんな気がしていて、僕自身、反省しています。だからそれを元に戻すことができないか?と、スコープはそこを頑張ってみています。ただ、型吹きしないと凄く高額になるから型は使っています。だから表面に型のラインは多少出ます。それは味とは言えないけれどある程度は価格とのバランスも必要だとスコープは思っているのでそこは、ご理解頂けるとありがたいです。
商品スペック
材質 | 無鉛ガラス |
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寸法 | 約W75×D50×H50mm |
生産 | Made in Finland |
備考 | 刻印:O.Toikka Nuutajarvi 2013 Scope *商品名の数字は個体識別用です。 |
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Birds by Toikka Egg


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