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iittala /  Oiva Toikka Lollipop 2021 for scope

iittala / Oiva Toikka Lollipop 2021 for scope

新作ロリポップは、これにて。

ロリポップは1966年頃からスタートしているオイバ・トイッカのアートピース群で、ヌータヤルヴィガラス工場の職人により制作された物です。(ユニークピースといえどもオイバ・トイッカ本人が吹いて作った作品というわけではありません)1966年~1970年前後のロリポップが本に掲載されることが多いのですが、それ以降もポツポツと作られていたような話を聞きます。そして2004年よりイッタラからエディション物のロリポップが不定期ながら続けて9種類リリースされ、2016年からスコープ別注のロリポップがそこに続きます。スコープが初めて別注しましたのは、2016年のロリポップです。イッタラから発売されたLollipop 2015(グリーン)のバリエーションとして、レインとウルトラマリンブルーが試作され完成していたので、スコ―プではLollipop 2016レインを、イッタラではLollipop 2016ウルトラマリンブルーを発売することとなりました。そしてオリジナルの所有者から許可を得たうえで、1968年当時のユニークピースを再生産することを思い付き、実現しましたのがLollipop 2017、アメジスト脚のロリポップ。この流れに関してオイバ自身も喜んでくれていたので、それを理由に僕のロリポップ収集は加速しました。ただ、2017年2月から僕はスコープ別注ポムポムに集中する期間が続いたのでロリポップは小休止。そしてポムポムが完成した先に取り組みましたのが、完全新作なるスコープ別注ロリポップでした。まずアイデアを僕がだしてイッタラ工場で試作します。その試作をオイバ先生が見て修正改良案をくれるので、僕がまた試作する流れで完成させます。ロリポップはキューブを作るのと作り方が似ています。装飾を封じ込めたガラスの塊、その6面をカットして研磨でピカピカに仕上げましたらキューブとなり、脚を付けて(正しくは脚から作るのですが)潰しましたらロリポップとなります。過去のキューブから発想し、マルチカラーのドットが散りばめたロリポップを作ってみようと考えたわけです。そして完成しましたのが2020年12月販売のマルチカラーのロリポップ《Lollipop 2020 for scope》、2021年6月発売ブルーばかりのロリポップ《Lollipop 2021 for scope》です。発売年は違いますけれど、同型のバリエーションですから試作は同時進行、完成も同時です。ただスコープの都合で発売をズラしただけ、出し惜しみのようなヤツです。オイバ先生も僕の考えた方向にはどれもOKをくれ、快調に試作を進めたのですが、1点だけ意見が合わない部分がありました。それはドットの広がりです。僕はなるべくドットが広がり縁のクリアが薄い方がいいと思うのです。そうしますとドットが大きく広がるのでドットの色が淡くなります。オイバ先生はその逆で中心にドットを集めドットの色を強くした方がいいと言うのです。そうしますと縁のクリア部分が広くなります。当然、仕様書はそうなりましたし、オイバ先生の指示通りに生産は進みました。でも、実際に出来上がってみますと、仕様書通りに大差なく作れるような作品ではないものですから、どちらのパターンもあり、色々な個体差が生まれていました。お手本通りに整った個体は純粋に綺麗だと感じますし、実に独特で変わった雰囲気の物にも特殊な魅力が備わっています。そこには昔のユニークピースのようなダイナミックさを感じるのです。追々、僕の所有するユニークピースのロリポップを復刻することにチャレンジできたらとは思っていますが、これにてオイバ・トイッカ先生により完成に至りました新作のロリポップは最後となります。

iittala /  Oiva Toikka Lollipop 2021 for scope

バリエーションとサイズ

Lollipop 2020はスカイブルーの脚、ドットはターコイズブルー・グリーン・アメジストの3色で構成されています。Lollipop 2021はスカイブルーの脚、ドットにはスカイブルーとターコイズブルーの2色が使われています。ドットの薄いほうがスカイブルー、濃い方がターコイズブルーです。脚はスカイブルーのガラス塊ですから、色濃く見え、ドットはスカイブルーのガラス粒が溶けて薄く広がりますから色薄く見えます。全体としてブルーのグラデ―ションといったルックスのLollipopで、僕好みなヤツ、同系色グラデーションです。また、過去のユニークピースにあったサイズ感をベースに、少し小ぶりで短足気味に作ろうとトライしているのですが、Lollipop 2020の生産風景の動画を見ていますと結構大きな作品に見えます。それは、全体としては小さく作ってみたロリポップなのですが、脚を短く、全体を小さく作ることが実は大きく作るより難しい点に理由があります。ですから小さく作ろうとしても大きくなってしまうLollipop 2020、2021でして、サイズ的個体差がかなりあります。

iittala /  Oiva Toikka Lollipop 2021 for scope

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生活の中に飾る

ロリポップのようなアートピースやガラスのバードというのは、光のよく入る窓辺に飾りますと綺麗です。だから僕もココゾという飾り場所を作り、そこにズラっと並べて飾って楽しんできたのですが、最近はノマド的飾り方、つまり、ここいいかもぉ~と思った場所にとりあえず移動させ、飾る場所を頻繁に変えてみています。特にこのブルードットのロリポップ2021の置場所はよく変えます。それは脚部分が持ち易いから!いやいや、それだけが理由ではないんだけど、アートオブジェを飾る場所を動かしてみると、僕が目にする日々の景色も変化して良いのです。今、一番気に入っている置場はダイニングテーブル横の窓辺です。そこに小さなバードもいます。その窓辺横のダイニングテーブルには長時間干しておきたい洗い物がいつも置かれいて、よく使う食器も重ねて出しっぱなしになっています。アアルトベースが置いてあることもあります。そう、そこで思ったのです。アートピースのような飾りを区分してまとめて置きますと、それはコレクションのような見え方になるのですが、自分自身の生活に溶かしてしまう置き方、飾り方もアリではないだろうか。いつもここに座るから、ここに飾ってみようかなとか、花をいけたから横に飾ってみようかなとか、自分の思うがままに置きたいところへ置き、生活の中に飾りも溶かしてしまうのです。生活と同化し、生活を真に彩っているように見えて素敵です。飾りは飾りとして分類し、飾り棚に全てを納めてしまうばかりではなく、生活の中にある日当たりのよい小さな空き地を見つけては、綺麗な物を置いてみる。自分の生活に馴染む場所と物の組合せを見つけるというのも良いものだと思います。最近、スコープアパートメント近くをウロウロしている野良猫がいるのですが、その野良猫が裏山を登っていったり、木陰で昼寝している姿を見ていると、どこか心が和むみたいなことにも似ています。

iittala
Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)

商品スペック

材質 無鉛ガラス
寸法 約W160×D105×H275mm / 2600g
生産 Made in Finland
備考 200個限定。シリアルナンバー入り。
刻印:Oiva Toikka IITTALA SCOPE 2021 ***/200

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  • 小さなヨレや気泡、黒点がガラス内部に含まれていることがあります。
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