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Moomin 20Stories

story13

素直になれないスティンキー。

スティンキー(Stinky)
2005-

スティンキー=臭いヤツ。
フィンランドではいちばん人気!?

モジャモジャの体に悪事を企むワルそうな笑み。
日本でも人気が高く、キャラクターグッズの種類も多い
スティンキーは、フィンランドでは特に男の子にいちばん人気なんだとか。

存在感大のスティンキーですが、実は原作小説には登場しません。
コミックス版オリジナルキャラで、ストーリーを進めるために
重要な役割を果たしています。
それぞれ個性的だけれど悪意ある住人の少ないムーミン谷にはめずらしく、
臭いわ、家を食い荒らす(!)わ、かなり困ったヤツです。

アニメ版ではもう少し子供っぽく他愛ない悪戯を仕掛けることが
多くて、どこか憎めないところも。
本心ではムーミンたちといっしょに遊びたいだけなのに
素直になれないようにも見えます。

そんなスティンキーマグの絵は、
『彗星がふってくる日』(筑摩書房)で
彗星の接近に脅える人々に売りつける
“紫外線から身を守り、衝撃波も吸収する魔法の水”を
両手いっぱいに抱えているところ。
もちろん、中身は魔法の水などではなく、サンオイルらしき謎の液体。
けっこう悪知恵が働くんですね。

体からは臭気が立ち上っていて、食器向きの絵ではないような気もしますが、
モノトーンのせいか意外に使いやすくてよく手が伸びます。

このマグに合いそうなのは何か意表をついた飲み物。
世界一マズい飴と言われるサルミアッキ入りウォッカあたりが気分ではありますが、
日本では入手困難なので、ふだんはマグでは飲むことのない
コーラなんてどうでしょう?
お酒好きの方ならウィスキーやラムをコーラで割ったカクテルを。
レモンかライムを絞ってどうぞ。

text:萩原まみ(too)