
夏真っ只中、今、飾りたいのは、王道ヒマワリ。子供の頃、ヒマワリといえば学校で栽培した、あのヒマワリしか知らなかったけど、最近、花屋さんに行けば、いろんなひまわりが並んでる。小さいものから、黒いもの、八重咲きのものまでバリエーション豊富で選ぶのも楽しい。スコープでラインアップしている花瓶にヒマワリを飾ったらどうなる?試してみました。

フローラは小さいサイズ12cmに。大きなヒマワリは花瓶とのバランスが悪くなるから、チュッパチャップスサイズのヒメヒマワリと、チョコパイサイズのサンゴールドという品種選ぶ。合わせて飾るとにぎやかになっていい。floraをいくつも並べて、ザ・夏!な感じで。

ベルマン245mmは花瓶の高さ生かして、こんな飾り方。黒いヒマワリ、フロリスタンとプロカットレッドの2種類に、同系色のアンスリウムの葉を合わせて飾ってる。やってみると案外簡単。見た目は立派。これは、真似してもらいたい!飾り方はアンスリウムの葉、2枚をベルマンの口の高さに揃えて入れて、花が動かないように花止めにする。あとは、下からヒマワリを積んでいくだけ。花屋さんで、長さどうします?って聞かれたら、迷わず「そのままで」と答えて、茎が長いままにしてもらうといいです。「ヒマワリの向きを揃えると、ヒマワリらしさがでていいですよ。」と、花屋さんからのワンポイントアドバイス。

アアルト・ベースに飾ったのは「レモンエクレア」という、おいしそうな品種のヒマワリ。背景にヤマイチゴの実や、黒ヒマワリ、フロリスタンを一緒に飾って、レモンエクレアの明るい黄色を際立たせる。フロリスタンの裏側に黄色が入っていたので、あえての裏向き使って黄色グラデーションを作ったのが、小さな自己満足。


Holmegaard / Flora Vase 12cm
小さいのに安定感があり、倒れない。人気の理由はそこにある。
Flora Vaseを置くのに必要なスペースは、直径10センチメートル。たったそれだけのスペースがあれば置ける。底が広がっていて、ちょっとやそっとどころか、まず倒れない。いろんな道具でごちゃごちゃしているキッチンの隙間に、道端に咲いていそうな何気ない花を飾るのが気に入っている。


Holmegaard / Flora Vase 24cm
枝ものを飾りたい。24cmを手に入れるワケ、第1位はこれ。
大丈夫か?Flora Vaseの口ほどの太さの松を入れたとき、そう思った。それでも倒れない。花瓶そのものの重量にペットボトル1本分ちかく水が入るのだから、考えてみれば、安定するに決まっている。この経験もあって、枝ものを選ぶとき、極力、枝が偏った方向に伸びているアンバランスなものを選ぶようにしている。そう選ぶと、流れが出てうまく飾れた気になれるから。


除菌・消臭スプレー A2 Care
花を飾る前、シュッとひと吹きが習慣になっています。
花の長さを整えるとき、切り口にシュッとするだけで、花の持ちが良くなる。水も透明に保たれて気分がいい。今では、花をいけるとき、必ずシュッとするのが儀式みたいになっています。


Skruf / Bellman 245mm
たくさんの花をバサッと入れる。それだけでさまになる花瓶はそうない。
Floraだと難しかった、たくさんの花を飾ること。シンプルなフォルムに吹きガラスという組み合わせだからか、1種類の花を束にして入れるだけ、それだけでうまくいく。この花瓶を使うようになってから、いろんな花にチャレンジしまくっています。


Skruf / Bellman 180mm
グリーンを飾るとき、決まって180mmを使いたくなる。
高さと幅のバランスが良いせいか、飾った植物が広がりすぎず、立ちすぎず絶妙な位置に収まってくれる飾りやすい。245mmに花束、180mmにグリーンを入れ、並べて飾るのが気に入っている。


Skruf / Bellman 100mm
日々の生活で一番使っているのは100mmかもしれない。
好きな花を買ってきたら、まずは、245mm と180mmに飾り、棚へ。余った花を100mmへ。後はドレッサーやキッチン、テーブル、気分の向いた場所に飾る。花屋さんにいけない時は、庭に咲いてる花を飾ることもある。ちょっとした使い方ができるから、使用頻度は、このサイズが一番高い。


Skruf / Bellman 145mm
ボリュームのある植物を飾るなら、145mmがちょうど良い。
苦手意識を克服すべく何度か練習してみた結果、華奢な花よりもアジサイやブルーベリーのような、ボリュームのある植物が得意分野だと分かった。片方に寄せて飾れば簡単にうまくいくし、大きな花にありがちな、「茎、太い問題」も花瓶との対比で細くみせてくれる「美茎効果」もあり。


iittala / Aalto Vase 95mm 120mm 160mm
飾ってみればなるほど。世界一有名なベース、実は食わず嫌いでした。
1936年発表、アルヴァ・アアルトデザイン、有名な賞を受賞、MoMAのコレクションにも選ばれている。そんな小さな知識だけで手に入れたアアルトベース。実は、5年以上も棚の中でオブジェ化していました。飾ってみると、角に茎が引っかかりやすく飾りやすいことを発見。これなら日常使いできる!


iittala / Aalto Vase 200mm
アアルトベースを持ってると、なんだか欲しくなる、2個目のアアルトベース。
アアルトベースといえばあの形が完全に染み付いているけど、こちらはあの形ではない異型フォルム。通常のアアルトベースよりも体積が広く、背が高いので、いろんな飾り方ができそうだから、ただいま絶賛試用中。何か面白い飾り方ができそうな予感がしてる。

花瓶にこだわらなくても、花を楽しむことはできる。
花瓶以外のうつわ集。

Lanternにエアプランツ
マリンっぽいフォルムのランタンにどうしても植物を入れたくて、エアプランツを試してみた。そのまま入れるだけでもいいけど、東急ハンズで売ってる、白い砂を入れると海っぽさが大幅増量。せっかくハンドルが付いているから吊るして飾りたいけど、スマートな吊るし方が未だ見つからず。
Floraピッチャーにチューリップ
チューリップって束で飾りたいんだけど、花の数を増やすと、葉っぱがむぎゅっと増える。だから、花瓶も径が太目のものを用意しないといけないんだけど、Flora ピッチャーが手元にあって助かった。ハンドルが付いていて、持ち運びもしやすかったのはうれしいオマケ。