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木屋/ お玉杓子

見ため、普段のジャイアン
使うと、映画のジャイアン
実際は、役に立ち優しい。

パッと見た時、使う前からこれはお鍋の汁とかすくえなさそうだから鍋の具を取る時の菜箸の補助として使うしかないのじゃないか?なんて、失礼な見方をしていた事を心よりお詫びします。木屋さま、東屋さま。ごめんなさい。無骨で、なんだか少し使いにくそう。土鍋に似合うルックスが洒落ているからと見ため重視で取り入れてはみたものの、なんだかんだと台所からステンレスお玉を持ってきて、ガボッと、よそう事になる。そんな予想をしながら、実際に使ってみれば、なんのなんの、なんと使いやすいではないですか。心地よく、優しく、良い感じにすくえてしまいます。日本昔ばなしのお婆さんが使っていそうなこの形、実は使いやすかったということです。そして、その『優しくすくえる』という感覚はステンレスや焼き物の道具を使った時にはない心地良い特別な感覚でしたので、ここ注目です。ガリガリ、ゴリゴリっていう音はそうしない。しても、優しく、嫌ではない。それは鍋の終盤の中味が少なくなってきた時や雑炊を取り分ける時に、手を伝わっても感じる削れるような少し嫌な音。いい土鍋を使っていると、それはどうにも優しくないわけで、それが少なく、また感じる感覚が違うのは鍋にも安心で、使う人も心地良い。そして、突然ですが、このお玉杓子は少なくなった雑炊を綺麗にすくいとる事にも長けています。その理由は、この形なんだろうと思います。この形だから底や側面まで綺麗にとることができる。返し部分までクイッといって、パッです。口で説明するのは難しい。でも、まぁ、そんな感じ。使えばすぐにわかりますので、ここでは、雑炊を綺麗にすくえますよ、とだけ。このお玉杓子、使っていてなんとも優しくいい物だとしみじみ思うわけです。それは、僕の中でのジャイアンに少し似ているなと、ふっと思いました。漫画やテレビのいつものジャイアンは横暴で乱暴で強そうだけど使えないわけで。映画では強く頼もしく使える男!そして何より優しい。木屋のお玉杓子はジャイアンだなぁ。僕は使っていて、そんな風に感じるわけです。

台所用品の老舗、木屋ブランドのもの。

木屋といえば、刃物や台所用品を扱う日本の老舗。国産の朴(ホウ)の木の木肌や色味の綺麗な部分だけを使用し、塗装等は一切施さず木地のままで仕上げられた、このお玉杓子もその一つ。日本に古くから伝わるお玉杓子を踏襲した形は土鍋などにとても適しています。熟練の職人さんの手作業で、パーツを接合するのではなく、無垢材から1本そのままを削り出しています。だから、より丈夫で長持ちです。ただ、生産可能な数量にも限りがあるようで、販売先はかなり絞られていて、現状大型百貨店数店舗の様子。ですがスコープは特例として?販売できる事となりました。一部の百貨店にしか並ばない木屋のアイテムがスコープでは入手できます。それは実に素晴らしい事だと僕は思います。ただ、他製品と異なり大量に生産できる物でもないようで、人気が出るとバクチク現象スコープ現象ではないのですが、入荷→受注集中→即欠品を繰り返す事となります。そこは、すみません。先に謝っておきます。

ブランド
木屋(きや)

商品スペック

材質
寸法
約W90×H280mm (柄の長さ約200mm)/ 30g
生産
Made in Japan
備考
食器洗浄器:×

購入前に確認ください

  • 長時間水に浸しておく事は避けてください。
  • ご使用後はよく洗った後、日陰で十分に乾かしてください。
  • 天然木を使用している部分は、一点一点の木目の見え方が異なります。

木屋(きや)