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Paratiisi ジャー0.43L 蓋付

Arabia / Paratiisi ジャー0.43L 蓋付

パーティーの準主役
フィンランド流

蓋がこんもり膨らむドーム型で背は高く、大きくないけど立派な見栄え。料理を作って食器に盛り付ける時、低いプレート群で埋め尽くすのではなく、こういった背の高い食器も組み合わせて高低差を出しましたら、食卓はより素敵に見えると思います。この蓋付きのジャーみたいなアイテムは、特殊過ぎて買ってもあまり使わないイメージがありますが、バターケースやチーズボードと似ていて、慣れてしまえば頻繁に使うアイテム、最終的には無いと困る物になっています。料理を一品、これに盛り付ければ良いのですから使用のハードルは全く高くありません。蓋があるのでテーブルに出したままでも気にならないし、蓋があるから温かい料理は冷めにくいと思うし、冷やした料理は温まりにくいとも思う。立派な背の高い蓋があるから高価ではありますが、それぐらいの役割は果たしてくれます。

アラビア150周年アイテム

2023年にアラビアは150周年を迎え、その記念アイテムとして限定生産された3つのパラティッシブラック。絶対に再生産されないわけではありませんが、あまり作られることのない3アイテムだからパラティッシブラック愛用者の皆さまはどうぞ見逃すことなかれ。そもそもパラティッシは、パーティー時に立派な雰囲気になるようカイピアイネンがデザインした食器群、今回の3アイテムはそういった特別な食卓で活躍するアイテムばかり。どこにでもある見慣れた物ではありませんが、実際に使ってみれば使いどころは多く、普段使いからパーティーまで幅広くカバーしてくれます。バックスタンプもアラビア150周年の特別版、再入荷の予定はありません。

料理を保存する
ざっくり200グラム

ジャー0.43L蓋付とピッチャー0.4Lは容量がほぼ同じといいますか、多分同じボディにハンドルと注口が付けばピッチャー、蓋できるような縁にしたらジャーなんだと思います。ほぼ同型なので並べましたら統一感も少しあり、似ているんだけど見た目には違いがあり、とても素敵な見え方をします。そして、Paratiisiボウル17cmとも容量は近く、この3種は大体同じぐらいの料理が盛り付けられます。つまりそこそこ入りますから、ジャムなどではなく料理の盛り付けがメインの役割となります。収まる量はキャロットラペやポテトサラダで200gぐらい。なんとなく料理200gぐらい入ると覚えておけば、パーティー料理の一部を惣菜屋で買う時なんかに便利かも？あくまで、目安です。

蓋して保存するなら

料理して一度の食事で食べ切ってしまうのであればボウル17cmやピッチャー0.4Lを選びますが、何度かにわけて食べるのならジャー0.43L蓋付が群を抜いて便利です。ラップの必要もなく、そういった使い方に向いた適度な容量なのも良いです。料理したらジャーに入れて蓋をして冷蔵庫で保存、食べる時にはそのままテーブルへ。実に無駄なく便利な使い方なんだけど、そういった効率的な雰囲気を微塵も感じないところが何より素晴らしい。RunoフロストベリーやSunnuntaiにも蓋付のジャーがラインナップされていますが、そちらは0.25Lだから、Paratiisiジャー0.43Lの方が1.7倍ぐらい大きい。用途も違ってくると思います。

ブルーベリーの半解凍

和歌山県マルホ農園で買った冷凍ブルーベリー、立派でうまいです。凍ったままヨーグルトと混ぜて食べてしまえばいいのですけれども、あまりに冷たすぎるのも年齢的に厳しいものですから、冷凍ブルーベリーをジャーへ入れて冷蔵庫で解凍したり、少し半解凍ぐらいにしてから食べることが多いです。少し食感変わる感じもあるのですが、そこまで沢山水分がでるわけでもないし、残れば蓋をして冷蔵庫へ入れておけばいいから、僕にはマッチした使い方です。大粒のブルーベリーとパラティッシの柄がなんだかリンクして見えて凄く気に入っている使い方です。

2023年9月24日
ジャー蓋付サイズ比較

アラビア150周年にて発売されましたParatiisiジャー0.43L、これがSunnuntaiジャー0.25Lや Runoジャー0.25Lとどれぐらいサイズが違うのか？という質問が多いので、具体的に検証してみました。まず上の写真は見た目の比較です。見た目に一回り大きく、そこまで強烈に大きさの違いがあるわけではありません。また商品名の数値は満水容量ですから、実際に使うことを考えたマックスを計測しました。Paratiisiジャー0.43Lは330ml、Sunnuntaiジャー0.25Lは220ml、これぐらいまでが現実的です。で、この容量に近い食器を探してみるとTeemaシリアルボウルとTeemaマグが近かったです。シリアルボウルに水330ml、マグに220mlを注いでみた写真がコチラです。この写真を見るとイメージし易いと思うのですが、容量差からくる用途の違いは結構あると思うんです。小さい方の0.25Lは、ジャム・砂糖・オリーブ・チョコ・ソース・ディップ等を入れるには良いのですが料理となると少し小さい。でも、大きい方の0.43Lはシリアルボウル的な容量ですから、料理用の保存容器として活用することもできます。以上、週末の実験レポートでした。サイズ感はつかめましたか？