Holmegaard / Celebrate
復活3年目クリア続くも
これにて取扱終了します~
スコープ周りで突如激しく妙なブームが巻き起こる珍現象、2013年はヒヤシンスブームが巻き起こりました。今でこそオシャレなヒヤシンス用花瓶を作るブランドも増えましたが、誰もヒヤシンスなんて見向きもしなかった頃、突如スコープ界隈では空前のヒヤシンスブーム到来!それはホルムガードのセレブレイトが引き金となっています。まだホルムガードがそんな人気でもなかった頃、ヒヤシンス用の花瓶セレブレイトが大注目を浴び大人気となったのです。2013年10月初回販売分は即完売、続けて再入荷するも瞬間的に売り切れました。その時の色はオリーブ、そしてそのまま廃番となり姿を消してしまいます。ただ、そこで諦めないのがスコープ、気に入った物は廃番であっても取り扱いを継続する手段を考え始めます。セレブレイトの場合、デザインの権利がアッチコッチしまして、なかなか再生産に至らなかったのですが、廃番から7年経過した2020年、ようやく本家ホルムガードにより再生産可能となりました。2020年はもう一度オリーブ、2021年は色を替えてクリアを生産して貰いました。そして2022年は引き続きクリアです。クリアから色が変わらなかった理由は、新たに仕入れたものではなく、昨年の入荷分だからです。新色クリア、とにかく検品に時間が掛かり2年にわけての販売となりました。そして残念なお知らせを加えます。とっても使い易いアイテムなのですが、検品がどうにも大変過ぎるので取扱を断念します。つまり、在庫限りでスコープでも取扱を終了することにしました。ですから、売り切れましたら再入荷することはナカナカありません。またいつの日か別注したとしましても、クリアをもう一度作ることはないでしょうから、セレブレイトが欲しい人、特にクリアが欲しい人、どうか今回ゲッツしてください。球根ゲッツして、ヒヤシンス栽培やってみてください。
ヒヤシンスだけでなく
普通に花瓶としていい
ホルムガードの花瓶セレブレイト。ヒヤシンスを育てるのに向いたフォルムにデザインされていて、背が高く、首は細く、薄っすらとオリーブのような上品な緑色をしています。(2013年まではクリアガラスの外側を色ガラスで包んでいましたから底部分も緑色に見えていましたが、2020年生産分より色ガラスをクリアガラスで覆う作り方に変わりましたので、底はクリアに見えます。)もともとヒヤシンスのシーズンには球根を育て、シーズンでない時には球根の代わりに付属のキャンドルホルダーをのせ、光源が少し高い位置にあるティーキャンドルとして使うアイテムだったのですが、2020年再生産のタイミングでキャンドルホルダーは付属しなくなり、花瓶単品のアイテムへ変更となりました。とはいえ、この花瓶との付き合い方を考えましたら、ヒヤシンスがシーズンでない時にはキャンドルホルダーとして使うより、普通に花瓶として使えばそれでいいと思っています。いや、その方が用途のブレもなくて使い易いというか、物にも慣れるから使う頻度も高くなるはずです。ヒヤシンスではない植物と供にあるセレブレイトも、それは素敵に見えますから。そうして花をいけている時には、ヒヤシンス用の花瓶に見えないのですから、実にうまい具合に仕上がっていてホント優秀!一般的にヒヤシンス用花器となればヒヤシンス用にしか見えない使えない物が多いですから。キャンドルとして成立するデザインにしましたら、普通に花器としても素晴らしい物になったということでしょうか。特に有名な物でもないのに多くの人に支持される物、多くの人の興味を惹く物、そういった物には特別なナニカがあるのでしょう。結局、そんな風に僕も思うから、廃番になった後にも追いかけてしまったのですから。このシンプルなフォルムのどこ!?どこにそのナニカがある?ただ、球根を置く場所の口径が広いので球根のサイズは5cm以上は必要です。もしも球根が小さくて落ちてしまう場合は下記の方法を試してみてください。
球根が小さかった場合は
こんな風に工夫すると良いです
いざ、ヒヤシンスの球根をセレブレイトに乗せてみたら、穴よりも球根が小さくて底に落ちてしまった!そんなドボン案件、クリアファイルを使って目立たせずにうまいこと乗せることが出来ましたので、よければ 参考にしてみてください。用意するものは、使い古しのクリアファイル。セレブレイトの穴が50mm弱なので、それよりも大きな丸で切り取り、球根の根が出てくる部分も、丸く切り抜きます。今回、落ちてしまったヒヤシンスの球根用に〈外径60mm×内径34mm〉の土台を作りました。根っこが外側から伸びるので根の部分の径は穴から出るようにサイズを考えると良いと思います。この方法なら、もっと小さい球根もいけるのでは?とヒラメキ作ってみたのが小さな球根用。サイズは〈外径70mm×内径13mm×3穴〉クロッカスの球根を3つ乗せられるようにしてみました。外径60mmでは球根を乗せる時に土台ごと滑り落ちてしまったので、少しサイズアップして調整。こんな感じで、失敗したら微調整しながらフィットする土台を作る事ができるので、例え小さな球根だとしてもオーライ!です。また、栽培用の水にA2ケアを少し入れておくと、菌の繁殖を抑えられるので、かなり長い間水をクリアに保てます。根に負担がかかる水替えの回数を減らせるので、スコープではヒヤシンス栽培の時にはA2ケアを使っています。
多少のアレコレご容赦を
様々リクエストご勘弁を
マウスブローで作られていますのでガラスの厚みに違いはあり、カップ部分の高い低いもありますからフォルムにも差異があります。また、ちょっとした気泡、小さな混入物、ガラスのヨレ、底の傾斜など本当に色々ありますから、正直クオリティが高いものではありません。そう、クオリティにはマイナス点がつくのですが、使い道も広くて部屋にあれば雰囲気もよいので、僕は取り扱いを続けたい考えです。小さなアレコレは使っていれば気にならないことが殆どです。なんとかそこは目をつぶっていただけましたらありがたい!というのが正直な気持ちです。ただ、物に対する考え方や感じ方は人それぞれでしょうから、細かなアレコレが見過ごせない方は無理することなく、どうかセレブレイトはスルーしてください。細かなアレコレがダメとなれば取り扱いできない物になってしまいますし、綺麗な物を選ぶ、底が厚いのを選ぶ、そういったリクエストは不公平になりますからお応えできないので、アレコレ許容できない場合はスルーしていただくより方法がないのです。すみません。とはいえ、スコープでは全検品していまして、2021年は去年より検品基準を厳しくしたのでB品率19%、C品率4%とかなりの数を検品で避けています。ですから、そんな無様な物が届くようなことはないと思います。ご理解とご協力をお願いします~!
2021年4月15日
老化と花鳥風月
バサッと豪快にアアルトベースにいけていた大量のクリスマスローズ。流石にアカンカラーになってきたから、そろそろお疲れ様しようと思って、新聞紙に広げましたら、まだ元気な色をしている花を一部に見つけてしまった。それで大丈夫なところだけを選んで残そうと思いたち、ハサミでちまちまとカットしまして、近くにあったセレブレイトとスプリンググラスにいけましたところ、買ってきてすぐいけたのとは違った雰囲気があって、それを僕はイイナと思ったということを残しておこうという記憶の記録的日記です。綺麗なバランスに整えようという考えは全く頭になく、大丈夫そうなところを残しただけの寄せ集めなんだけど、だからかより自然な感じに見えるのかもしれない。立派ではないんだけど素朴でよかった。カットして入れ替えてから1週間以上は部屋を飾ってくれていれたので、この切り取った花にとって、あの捨てる第一期ってのは、まだ折り返し地点だったんだなぁ~ってことを知りました。今後もこういったことを大事にしていきたいと思っています。
2021年4月27日
ハーブの水耕栽培
シーズンオフのセレブレイトで、ハーブの水耕栽培が楽しめますよ!と、以前掲示板で教えていただきました。まさに家にはヒヤシンス栽培を終え、ヒマしてるのが3つもある!ということで、紹介いただいた、NHKオンラインのどーがレージ『家の中でカンタン!水耕栽培』の動画を参考にしながらキッチンハーブの水耕栽培にチャレンジしてみました。用意するものは、ハーブ、根を支える為のスポンジ、ヒマしているセレブレイト。好みのポットハーブを準備して、動画を参考に土を落として水で洗い、根の長さを整えました。スポンジをセレブレイトの穴より大き目の正方形にカットして、さらに十字の切れ込みを入れます。そこに、準備したハーブを挟んでセレブレイトにセット。これにて完成!ハーブはローズマリーやラベンダーのような低木性のハーブより、ミントやバジルのような草本性の方が、成長スピードも早く、水耕栽培に向いているようです。あと、スポンジ選びも重要です。そういえば家にキクロンがあったよな?と、一瞬頭を過ぎりましたがスポンジの色にパンチがあり過ぎるとセレブレイトのセレブ~の部分、持ってかれちゃいます。やはりホワイトがオススメです。私はセリアで買いましたヨ!(スコープ酒井)
2021年10月15日
セレブレイト用の球根選び
セレブレイト用の球根を買ってきました。準備するべき球根の大きさを毎年きれいサッパリ忘れている為、毎度調べ直すことからのスタート。セレブレイトは球根をのせる穴の口径が約48mmですから、球根直径が50mm~60mmであれば大丈夫。今回用意した球根は平均55mmでした。球根ネットに2.3球入ったものは小さめの事が多いので、1個売りのジャンボ球や特大球がオススメ。さて、球根を手にするとすぐにセレブレイトにオン!して根が出る様子を見たくなりますが、私は去年まだ部屋が暖かい10月初旬から始めてしまったのが原因なのか!?花が開花途中で枯れてしまいました。それで今年は、皆さんがインスタで教えてくださった、花が綺麗に咲くテクニークを試してみる事にしました。方法は簡単です。買って来た球根を紙に包んで、1月頃までの約2ヵ月間冷蔵庫に寝かせておくだけ。球根に寒い冬を疑似体験させることで綺麗な花を咲かせてくれるのだそうです。これを、春化処理と呼ぶらしいです。今すぐスタートしたい気持ちを堪えて、年明けまでマテ。せっかくなので、違いのわかる女になってみたいと思い、あえて同種を2球準備し、ひとつを冷蔵庫に入れ、ひとつを栽培スタートさせました。これを、ダバダ実験と呼ぶのかどうかは知りませんが、どんな開花の違いを見せてくれるのか、ちょっと楽しみ。(スコープ酒井)
- ブランド
- Holmegaard (ホルムガード)
- デザイン
- Alken & Bengtsson
商品スペック
- 材質
- ガラス
- 寸法
- 約φ80×H180mm / 約260g
(口径約70mm / 球根をのせる部分の口径約48mm) - 生産
- Made in Poland