

HACKMAN / Savonia カトラリー
小さなカトラリーだけ
僕はSavoniaにフィンランドの日常を感じます。そして、Runoフロストベリーには冬、静かなフィンランドの冬を感じます。だから、冬になればRunoフロストベリーとSavoniaを一緒に使いたくなるんです。ただ、カトラリーを色々なシリーズで揃えると使いにくいし、無駄も多くなるので、既に愛用シリーズがあるのでしたら、コーヒースプーンやオードブルフォークといった小さなカトラリーだけを取り入れてみてください。ティータイムに限定して使えば、普段と違った新鮮な雰囲気を感じますから。

フィンランドの日用品
ハックマンのSavonia(サボニア)、日本ではあまり販売されていませんが、スコープ的生活の中心にあるカトラリーです。フィンランドを訪れればティーマ、カルティオと並んで頻繁に見かけ、フィンランド旅行をすれば使うことが多くなるフィンランドの日用品です。一般的なレストランや家庭で広く使われていて、ティーマを中心としたフィンランドの食器とよく合います。また食事だけではなく、調理にも使ってしまうぐらい、どう使ってもOKという気軽な雰囲気があり、本当に幅広く活用できます。その理由を考えると、物に立派さだとか高級感がないからだと思うのです。一枚の板が凹凸してできているカトラリーだから軽くて、食器に当たっても傷がついたり割れたりする不安を感じません。それでスコープアパートメント(スコープ撮影用住居)のカトラリーにも選んで使い続けています。複雑な作りではないので、お手頃なところも魅力なのですが、安っぽいわけでもなく、サボニアだと一目でわかる個性も備わっていて、とてもバランスがよいのです。多くの人の生活に馴染み、世界中で愛用されていて、長く生産が続いているのも理解できます。(※上の写真はフィンランドの家庭で撮影した写真ですから、古い物ばかりで現行でどのサイズか?というのはわかりません。)


カトラリーに大事なのは
長く続いているということ
数が必要なカトラリーを揃えると高額になるので、全てを買い替えなくてはいけない状況というのは一大事です。だからこそ、カトラリーは使い続けることができる物を選ぶことが大事で、そうでないと後悔すると思います。使い続けるためには、買い足せることが重要になりますから、あまり新作に手を出さない方がいい、というのが僕の考えです。新作は売れなければ早々に生産終了となりますが、長く続いている物は、多くのユーザーに支えられているので生産終了となる可能性は低く、万が一終わったとしても再生産される確率が高いです。その点、Savoniaは1967年から生産が続いているフィンランドの日常に浸透した定番シリーズ、ロングセラーの代名詞ともいえるカトラリーですから、継続性に関しては信頼できると思います。スコープオープン当時に取り扱っていた新作カトラリーも、買って愛用していたらすぐに廃番になって買い足せなくなったという苦い経験があります。だからこそ、カトラリーは特にロングセラーアイテムから選ぶことをお薦めします。長く続いている物はラインナップも豊富なことが多く、バリエーションを増やす楽しみもあれば、ビンテージを加える楽しみもある。先々がとても明るいのです。


サービングセットはキッチンツール
Savoniaサービングセットは、Teemaプラターロングの相棒として役立つのですが、やはり大きな物だから、普通に使っていると出番は少ないんです。少ないから仕舞い込みがちだったのですが、普段の使い方を見つけることができれば「買ってよかった」になるの法則です。Teemaプラターロングを菜箸のような長い台所道具を乾かして置く場所として日常使いしているように、Savoniaサービングセットもキッチンツールキャニスターに入れておいたら、キッチンツールとして使うようになりました。そもそも軽くて使いやすく、キッチンツールとして使っても違和感ありません。フライパンで料理した時にソースを掬うなら、レードルより優れているとも思います。そもそもテーブルで使う物だから雰囲気も上品で、いうことなし。キッチンツールを買うのではなく、サービングセットをキッチンツールとして使う方向、イイ感じです。ちなみにスプーンに比べてフォークの使用頻度は少ないのですが、キッチンツールキャニスターに収まっていると、見た目にも洒落ているから、常に台所にあっていいと思っています。

ディナースプーンとデザートスプーン
海外ブランドのディナースプーンは大きいので、食事用のスプーンには、ディナースプーン(195mm)より一回り小さなデザートスプーン(182mm)を選ぶのもよいと思います。日本ブランドのカトラリーSunaoシリーズのディナースプーン(184mm)とほぼ同サイズですから、食事に使っても違和感はまったくありません。また、Savoniaは比較的小振りなカトラリーシリーズなので、ディナーナイフやディナーフォークを、デザートスプーンと組み合わせてもよいバランスになります。ちなみにSavoniaにはデザートナイフとデザートフォークはラインナップされておらず、それとは別にティースプーン、サンドイッチフォーク、サンドイッチナイフといったアイテムが存在します。それは、かなり小さなアイテムなので現在はラインナップしていませんが、いずれ加えてみたいアイテムです。
- ブランド
- HACKMAN (ハックマン)
- デザイン
- Adolf Babel (アドルフ・バベル)
商品スペック
- 材質
- 18-10 ステンレス
- 寸法
- コーヒースプーン:約135x25mm / 約18g
オードブルフォーク:約130x15mm / 約13g
デザートスプーン:約182×36mm / 約31g
ディナースプーン:約195x40mm / 約40g
ディナーフォーク:約190x25mm / 約32g
ディナーナイフ:約200x20mm / 約34g
ロングスプーン:約205x25mm / 約22g
サービングセット:スプーン約250x50mm / 約76g 、フォーク約245x40mm / 約74g - 生産
- Made in Vietnam
- 備考
- 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 表面に若干のキズが見られる場合があります。

Savonia
-
ロングスプーン
990円 (税込) -
ディナーナイフ
1,540円 (税込) -
サービングセット
4,950円 (税込)あと 7個