
2020

2020
2020年アニュアルキューブ
オイバ指導のもと試作を続け、なんとか完成に至りましたロリポップ(まだ情報公開していない)それと似た技法で作られているのが2020年アニュアルキューブ。配色は異なりますけれど、このキューブを潰しますと、そのうちお披露目することになるスコープ別注ロリポップみたいな作品が出来上がります。(価格や日程に関しては予定は未定だからまだ聞かないでね)いつの日か、それを見ましたらアッ!と思うはずです。渋い配色に関してもスコープ別注でオイバとは色々と作ってきましたし、ポムポムも最初期は渋い配色で試作したりもしたものです。過去の試作な日々、試行錯誤の経緯が思い出される、そんな2020年のアニュアルキューブ。とはいえ、こういった装飾の仕方は過去キューブによく見られる定番です。だから似たデザインを集めて飾るのも洒落てるんじゃないかな?なんて思いまして今回の撮影をしてみました。ただ価格についてはごめんなさい。流石に昨年価格では無理が出てきているので今年は価格上昇しています。




No.2 / 積み上げるが全てではない。
アニュアルキューブを飾ることを考えますと、どうにも積み上げたくなります。これは僕だけでなく、誰もがキューブを見れば積み上げてたくなるのだと思います。そこを目指せないのなら買うべきではないぐらいに思ってしまいます。そう考えてしまうのも全てはフィンランドで目にするアニュアルキューブのどれもが積み上げられているからでして、僕らがフィンランドで撮影したキューブの写真はどれも積み上がった姿ばかり、僕らの撮影するイメージも右にならえで積み上げた写真ばかりだからです。アニュアルキューブのデザイナー、オイバ・トイッカも自宅では壮大に積み上げていましたし、石本藤雄先生の自宅でもキューブは積みあがっていました。フィンランドの友人宅もしかり。フィンランドにある全てのキューブは積みあがってるんじゃないか?ってぐらいに積みあがっているキューブワールドですから、皆がそう思ってしまうのです。でも飾り方はそればかりでもないんじゃない?それで今回試した飾り方に至っています。といいましても積み上げず、並べただけなのですが。日本は地震もありますから、積み上げるのは素敵だと思っても、そうするにはナカナカ勇気がいります。かといって接着するのは躊躇われる。それで少し隙間をあけ、均等に並べました。これであれば重く小さく低いキューブですから多少のことでは落下することは無いでしょう。そしてキューブは大きな物ではありませんから、窓の枠に少し余裕があれば、写真みたいに飾ることができます。窓枠には光が入るのですからキューブがよりよく映えてくれます。スコープアパートメントでキューブを飾った窓枠は幅13cm。かなり余裕がありますから、窓枠10cmもあればいい感じに飾れます。また目線より下に飾るのでしたら、積み上げなくても十分にその素敵さは発揮されるようです。横から見るのではなく、上から見下げる位置に飾りますと、側面だけでなく、上面も視界に入ってきますので、その反射も含めて積み上げずとも綺麗に見えるのです。横に1つづつ綺麗に並べて置くのであれば、積むより何倍も安心して飾れますし、また数も少なくてすみますから現実的です。撮影が終わってもそのままにしておきたいと思うぐらいによかったです。結果、そのままにしてるんだからホント良かったのです。そして窓が目に入るたびに綺麗だなーって思えるのですから実にハッピー。キューブも積み上げるばかりじゃないようです。(2020年6月19日 シャ)

商品スペック
材質 | 無鉛ガラス |
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寸法 | 約85×80mm / 1140g *詳細なサイズはカート上をご確認ください |
生産 | Made in Finland |
備考 | 刻印:Oiva Toikka IITTALA 2019 ***/2000(手彫り) 刻印:Oiva Toikka IITTALA 2020 ***/2000(手彫り) |
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