

iittala / Birds by Toikka Mother&Baby
冬のバード
2005年にフロストピンクとフロストブルーのベイビーが登場し、それ以降もブルーのベイビー、コッパーやサーモンピンクのマザー&ベイビーが発売されていますから、とっても息の長いバードの一つです。ただ、いつもどこかの限定販売アイテムとしてリリースされるばかりだから、スコープにはいまいち縁のないバードだったのですが、今回ようやく取扱開始です。シーブルーみたいな落ち着きのあるライトグリーンが使われたマザー&ベイビー、冬の少し薄暗くて雪が降りそうな日がとっても似合います。過去作を持っていないので比較はできないのですが、このマザー&ベイビー、どこかアンバランスなところに僕は魅力を感じています。マザーは体に対して頭が小さくて何だか太っているように見えるし、ベイビーは羽の位置が後過ぎ!コレは僕の手元に来た個体がたまたまなのかもしれないけど、こんなアンバランスさに個性が芽生えていて、フクロウの顔みたいでいいもんだなって思ってしまうのは少し僕がオカシイのかもしれません。でも、これが綺麗に整ってしまったら案外つまらない物になると思うのです。マザーの表面は濃淡ある黒い斑点で覆われているのですが、たまにブラウンのような斑点がポツっと混じる個体もあり(僕の手元にある個体にはない)、そこもまた素敵です。全く関係ないとは思うのですがFestive Kiwiを作ってから、2021年アニュアルバードのKesuriにも下膨れのような太った個体がポツポツ存在していて、今回のマザーもどこか太り気味に感じます。つまりバードの肥満化が進行している!?Festive Kiwiを作り過ぎて太ったフォルムが癖になってしまったガラス職人がいるのかも?勝手な推測をしてみました。シンプルながら個性的、冬のリビングテーブルにあって凄くいい雰囲気だから、僕はかなり気にいっています。不定期生産のスペシャルプロダクトのため、次回の製造予定は未定、つまり再入荷は期待できません。スコープには各300羽入荷しています。


スタッフマツオによる
個別撮影してみての所感
撮影を始める前、模様があるマザーは個体差が大きくベイビーはたいして違わないだろうなんて思っていました。ところが蓋を開けてみるとベイビーの個体差がすごい。一番驚いたのはボディのサイズ差です。初回の撮影では、一番大きい個体が全長130mm、小さい子で90mmでした。125mm程になるとビッグベビー感が強くなりますが、コロンとした個体が多くビッグベビー自体はそんなに多くはありません。また、羽部分の個体差も面白いです。丸っこかったり三角形に近かったり、位置も上め下め、大きさも様々。個体写真の2枚目は少し斜めから撮影しているので、羽の角度などもチェックしてみてください。最初の印象を覆したのはベイビーの個体差でしたが、マザーも負けないくらい個性豊か。ボディに入る斑点のような模様は、横にシュッと伸びていたり、シャチョウのテキストにあったようにブラウンの模様がポツッと入っている個体もあります。そして、マザーはとても気泡が多いバードです。模様の数に比例しているように思います。小さい画像だと分かりにくいので、ぜひ大きい画像でご確認ください。個体画像を拡大後、右下の虫眼鏡マークをクリックすると更に大きな画像を見ることができます。(スコープ 松尾)
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- Mother:約W180×D100×H100mm / 540g
Baby:約W105×D60×H70mm / 210g
*詳細なサイズは各カート上でご確認ください。 - 生産
- Made in Finland
- 備考
- 刻印:O.Toikka IITTALA
*商品名の数字は個体識別用です。
購入前に確認ください
- 小さなヨレや気泡、混入がガラス内部に含まれていることがあります。