
Georg Jensen Damask / ABILD,EGYPT ティータオル
水切りカゴは使わないし
欲しいと思うこともない
スコープの撮影スタジオ数カ所を含め、僕の周りにあるキッチン・台所には洗った食器を乾かすためのスチール製ラック、水切りカゴがない。もちろん樹脂製の水切りカゴもない。結構な年月をかけて「いい水切りカゴ」というのを探し続けてきたのだけれど、これといった決定打のないまま日々を過ごして必要に迫られた先に、気づけば水切りカゴを必要としない技を生み出していました。だから僕はもう水切りカゴを使わないし、欲しいと思うこともない。さて洗った食器をどうやって乾かしているのか?それは厚手のティータオルを二つ折りにして敷き、そこに伏せて乾かしています。この方法を人に話すと『布がすぐに濡れてうまく乾かないんじゃない?』と指摘されるのですが、厚手で吸水力が高く、ある程度の大きさがあれば問題なく乾きます。もちろん完全に伏せてしまうと食器の内側は乾かないので、箸やカトラリーを挟むなどのテクニックを駆使し、完全に伏せた状態とならないよう置いていけば乾きます。洗い物が大量発生しましても、ティータオルと、それを敷く場所さえあれば、乾かす場所はいくらでも増設でき、もともと食器を拭き上げる目的で作られた物ですから、洗った傍から拭き上げて食器棚にしまう事もできます。ティータオルを十分に揃えておくだけなので実にシンプル。そして、この方法を取り入れましたら、水切りカゴという大きな道具がなくなり、キッチンを広く使えることが素晴らしいのです。調理する時には水切りカゴなんて物は必要なく、スッキリ広いスペースで調理できる!料理の効率も各段に上がることでございましょう。

手前: EGYPT ナチュラル
拭きあげるための布で
兼ねるから無駄がない
デンマークでは、洗った食器やキッチンツールをすぐに拭いて仕舞うのでティータオルが大判なんだと聞いたことがあります。つまりエジプトやアビルドが十分に揃っていれば、食器やキッチンツールを洗った後、日本的に置いて乾かす、デンマーク的に拭いてしまう、そのどちらも同じ物でカバーできます。その兼ねることが何より無駄がないのです。最近は水切りカゴ替わりになる吸水マットもあるようですが、それは水切りカゴの延長であり、つまり物が減っているわけではない。ティータオルで水切りカゴを兼ねた方が、僕的には1枚上手です。水切りカゴとして使える大判ティータオル、1つで2役というのが本当に便利だと思います。でも、やはり、水切りカゴはあった方がいい、自分には向かなかったという結果となりましても、ティータオルはティータオル、それが手元に増えるだけ。食器を拭いたり、キッチンツールや鍋を拭き、本来のティータオルとしての用途で使えばよいのです。だから無駄になることはありません。スコープ的メインの使い方は、本来の使い方ではないから、試して合わなくても、本来の使い道がある。無駄にならないから、ご安心を。


右: EGYPT フリント
エジプトとアビルドの違い
手ぬぐいが別に必要な理由
アビルドは平織で柄に個性があります。リネン50%コットン50%だから手触りも少しコシがあり、使い込んでいくと段々柔らかくなっていきます。半分リネンなので、エジプトに比べて薄手ではありますが、見た目以上に吸水力があり乾きも早く、敷くにも拭くにも十分です。エジプトは二色の糸で折られたワッフル地で100%コットン。雰囲気が実に上品で、アビルドよりサイズも厚みもあります。水切りカゴ替わりに敷いて使うのなら、厚みがあり、表面に凹凸のあるエジプトの方が若干ポイント高な印象です。ただ、アビルドの方が薄手である分、拭き上げるには使い易いですから、総じてどちらも合計点でいえば似たようなもの、どちらを選ぶかは好み、もちろん混ぜるもアリ、使い分けるもアリ。ただ、使っていると、これだけではカバーできないシーンが出てきます。それは食器を拭きあげる時です。厚みがあるので、小さなグラスを拭きあげるのは少し大変です。だから、この2種類と併用するのに良いのが、手ぬぐいであったり、薄手のリネン100%のティータオルRAINとなります。拭き上げる専門であればレインが無敵だと思います。

右: EGYPT ウォルナット
ラインナップのこと
廃番からの別注色
エジプトとアビルドに関していえば、スコープのラインナップは少々特殊です。廃番になった色でも生産ロットでオーダーをかけて販売を続けている、廃番カラーの別注色が多くありますから。エジプトについては、ブラック、ナチュラルは廃番になっていますし(定番のジェットブラックとスコープ別注のブラックは別色ですが、似ているので定番ジェットブラックは扱っていない)、アビルドについてもナチュラル、イエローは既に廃番となっていますが別注にて継続しています。

2021年1月15日
エジプト&タンカー2オンジアルテック
2020年一番人気だったス的なるアイテムはティータオルEGYPT、色はダスティーラベンダーとウォールナットが人気バリ高です。付き合いの長いエジプト、最近はあまりに愛用が過ぎ、生活に馴染み過ぎ、色に対して好みどうこう感じなくなっていますが、よくよく気にしましたらダスティーラベンダーをよく手にしていました。渋色ながら微妙に華のある感じがハートによいようです。最近は撮影が多く、洗った食器を乾かす場所不足に陥りがちですから、こんな飛地をよく作っています。エジプト&タンカー2オンジアルテック!別にこうしなくても、テーブルの上に置いたらいいのですが、こうした方が絵になるような気がするのです。木の道具や伊賀なんかは、拭いてすぐに仕舞うわけにいかないから、こういう乾燥用飛地を作って乾かし続けるのも良いですよ。そして、本来の用途が各々別にある道具を組み合わせ、別の用途として使う、物のチーム戦みたいな使い方は面白いです。日用品の良品をしっかり重ねていきますとチーム戦の風景がよくなっていきます。いい加減な物がそこに混じっていれば悪目立ちしますから、こうして自分なりの良し悪しができてくんだなーってことを、この風景から考えてしまう辺りが少々病的でございましょうか。コロナのせいか。(シャチョウ)

2021年12月7日
エレガントでガンス
水切りかご代わりに敷いているEGYPTティータオルの中で最近気に入っているカラー、ワインテイスティング。人気不動のフリントをはじめ、ダスティーラベンダー&ウォールナットのバリ高人気におまえら同期だったじゃん!?と、押され気味のワインテイスティングですが、深みのあるボルドーのティータオルの上に、ティーマリネン、パラティッシ、ポリッシュのカトラリーの洗い上がりが重なっていくと、醸し出ちゃうエレガントでガンス感。ちなみにこの写真は私の事務所ランチ後の洗い物風景。昼からどんな豪華なもん食べたんや~な雰囲気ですが、実は弁当を作って来なかった日の事務所備蓄メニュー、レトルトパスタ&カップスープでした。完全なる高見えなのであります。(スコープ酒井)
- ブランド
- Georg Jensen Damask (ジョージ・ジェンセン・ダマスク)
- デザイン
- Bent Georg Jensen (ベント・ジョージ・ジェンセン)
商品スペック
- 材質
- EGYPT:コットン 100%
ABILD:リネン 50%、コットン 50% - 寸法
- 約500×800mm
表記は洗濯後の寸法です。 - 生産
- Made in India
- 備考
- EGYPT:洗濯水温:60℃以下 / 漂白:× / タンブル乾燥:○(60℃以下) / アイロン:高温 / ドライクリーニング:×
ABILD:洗濯水温:60℃以下 / 漂白:× / タンブル乾燥:× / アイロン:高温 / ドライクリーニング:×
購入前に確認ください
- 織りの中に太めの糸が見られる場合がございます。
- 洗濯時、縮みが生じます。また濃色は若干の色落ちがあります。

10月2日17時まで特別価格
〈在庫限り販売終了〉
ABILD ティータオル
-
ディープブルー
1,500円 (税込)
1,100円 (税込)
あと 38個
-
フリント
1,500円 (税込)
1,100円 (税込)
販売終了しました
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イエロー
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1,100円 (税込)
販売終了しました
-
ナチュラル
1,500円 (税込)
1,100円 (税込)
販売終了しました
EGYPT ティータオル