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Birger Kaipiainen | ビルガー・カイピアイネン
Aatami | アアタミ

Birger Kaipiainen | ビルガー・カイピアイネン
Aatami | アアタミ

Brand : Arabia | アラビア
Production Period : 1970-73
Shape:BKモデル

ビルガー・カイピアイネンの代表作パラティッシの生産が始まったのが1969年、その翌年には、同じフォルム(BKモデル)で柄のない、黄色のアアタミ(Aatami アダムの意)と白色のエエヴァ(Eeva イブの意)へと展開が広がります。フィンランド語で楽園を意味するパラティッシ(Paratiisi)に、アアタミとエエヴァですから、旧約聖書の創世記を意識したと思わせるネーミングです。発売当時のBKモデルのラインナップは16種類。パラティッシがオーバルプレート用にデザインされた柄だったため、プレート類のラインナップはほぼ楕円でした。唯一の円形、17cmプレートはフィンランドでLeipälautaset(Bread plate / ブレッドプレート)と呼ばれています。この呼び方はアラビアでは正式名称としては使われていませんが、16cm~20cmほどのフラットな円形プレートのことを指し、アラビアの他陶磁器製品、例えばファエンツァ(Faenza / 1973-1977)やクロッカス(Krokus / 1978-1979)などのEHモデルやルスカ(Ruska / 1970-1999)のようなSモデルなど多くのシリーズでラインナップされていたサイズです。以下、1970年のアラビアカタログに掲載のあったBKモデルラインナップをリストします。

― BKモデルラインナップ(1970年のカタログより)―
・オーバルプレート 25cm / 23cm / 21cm
・ラウンドプレート 17cm
・オーバルボウル 17.5cm
・デザートボウル 15cm
・オーバルプラター 29cm / 36cm ※
・蓋つきボウル 1.02L / 1.64L
・チューリーン ※
・ピッチャー
・ソースポット ※
・カップ&ソーサー ※
・ジャー 0.43L / 0.66L
(※アアタミは展開なし)

これらが1970年のカタログ掲載されていたパラティッシ、エエヴァ、アアタミのラインナップですが、※印のついたアイテムはカタログ上、アアタミの展開は無しとなっています。アアタミのみ、これら全ての種類が作られてはいない事となるのですが、カップを見た事がありますし、手元に1970年製のソースポットやオーバルプレート40cmもあるので、チューリーンやオーバルプラターに関しても作られていた可能性は十分にあります。バックスタンプについては、アアタミが製造されていた時期が、ちょうどアラビアのロゴ変更時期を含んでいるため、1964-1971年の物と、1971-1975年の2種類のバックスタンプが存在します。1964-1971年に使用されていたバックスタンプには製造年が一緒に刻印されていることもあるので、それが何年に作られたものかを判別する事ができます。スコープにあるストックを調べてみると、ほとんどがアアタミ発売前の1969年に製造されたものでした。さて1970年から製造がスタートした一連のシリーズですが、結局は短命な製品となります。1974年のオイルショックをきっかけに、パラティッシやキルタなどアラビアの製品ラインナップの多くが生産終了にとなるわけですが、アアタミはその前年1973年に廃番です。その後、1988年にBKモデル(パラティッシのみ)の生産が再開しますが、オーバルプレートはラウンドプレートとなり、さらに素材も変更され今に至ります。

アアタミからアラビアカラーズへ

スコープでティーマを取扱開始した当時から絶大なる人気だったホワイトとイエローの組み合わせ。ティーマイエローが廃番になり、一度は別注し復活させたものの、最近は断られ続けていた。それならアアタミはどうだろう?と企画して通ったと思ったらば、色の再現ができないから、違うイエローとなりそれもOKしまして実現!と思ったら色が違いアアタミではないとなり、アラビアカラーズという名前となスコープ別注と思ったらアラビアの期間限定アイテムとなり今後は受注生産となった。そして、すでに生産終了の気配がしています。