現在のご注文は7月3日(木)までに発送します 7/2(水)は7/1(火)18時頃までのご注文を出荷予定
そうめん
東屋の道具 夏の十選
東屋の道具 夏の十選
東屋の道具 夏の十選

スコープ的生活の多くはフィンランドと日本に支えられていて、日本の部分のほとんどは東屋製品で占められています。だから、年に何度か東屋を大きく取り上げたいと考え始めると、年末、そして夏になるのは金鳥のせいだと思う。年末は大晦日と正月があるからわかる。でも、なぜ夏なのか?あの「金鳥の夏、日本の夏」このフレーズが頭に沁みついていて、「金鳥の夏」は薄れていくんだけど「日本の夏」という響きだけは頭に残っているから、夏は日本の気分になっちゃうんだと思う。だから、スコープ的生活でいえば「日本の夏、東屋の夏」みたいなことなのかもしれない。夏は暑くて外を出歩く気分にもならないので(熱中症で倒れたら嫌だし)涼しい家の中で、涼しい気分に満たされながら、快適に過ごすのが一番!そこで夏にぴったりな東屋アイテムを厳選しました。題して「東屋の道具 夏の十選」使い続けていくと生活に沁みに沁みる物ばかり、人気アイテムばかり。

銅之薬缶銅之薬缶

夏は冷蔵庫に麦茶を常備しておきたい。麦茶を沸かして冷めたらジャグに移して冷蔵庫で冷やしておくのが理想なんだけど、暑くなるとガブガブ飲んでしまうから、銅之薬缶で煮だして作った麦茶は冷蔵庫へ入れる間もなく、薬缶からダイレクトにグラスに注がれて飲み切ってしまうことが多くなります。麦茶といえば銅之薬缶、そして銅之薬缶で作るとなんだかおいしく感じます。だから、夏のコンロにはいつも銅之薬缶が置かれていることが多く、それもまた僕の夏の景色になっています。箱から出したばかりの銅之薬缶はピカピカなのですが、これを日々愛用していくと、少しずつ銅の雰囲気が変わり、段々と自分だけの薬缶に育っていきます。この育ち方は人それぞれ異なるので、使い続けた先の姿もまた楽しみのひとつです。荒れた感じが好きな人は何も気にせず使えばよいですし、綺麗に育てたいと思えば使ったら乾拭きするを繰り返すことで艶が生まれ美しく育つみたい。

スコープ独自企画ではなく東屋さんの企画がタイミングよく開催されて、ラッキーでした。銅之薬缶は8月1日から26,400円に価格改定されるため、現行価格でも利益的には厳しいと思います。しかし、改定前に全体で500個限定の特別企画を行うという流れには、「この銅之薬缶をぜひ使ってほしい」という熱い思いが滲んでいてナイス!企画は気合と根性。

コップ2コップ2

トロリと見える、その独特なガラスの質感が何よりの魅力だと思う東屋のコップ2。耐熱ガラスだから、熱い飲み物を注いでもOKだし、耐熱だからといって熱いばかりではなく、冷たい飲み物を注いでも雰囲気は素晴らしく、中はビールを飲むのによく手にします。350ml缶を注ぐとちょうど2杯分だから、容量もいいバランスなのです。小は朝食の野菜ジュースや夜の冷酒、氷を入れる飲み物なら大、細長は氷を入れたグラスにエスプレッソを注いでアイスラテ、そんな使い分けをしていますが、用途とグラスの関係は入り乱れます。また、東屋の食器を使ったテーブルにはコップ2をよく選びます。洋食なんだけど食器は日本製、和食メインの食卓、そこに似合うグラスは東屋のコップ2!です。優しくて上品さのある、静かで素敵なグラス、このグラスだから似合う食卓というのがあるのは間違いありません。コップ2は東屋の製品ですが、スコープだけで販売している別注品でもあります。

7月企画は、コップ2を主軸に組んでいたから、これだけは外せない。でも、企画用に発注すると大幅値上げ(汗)諸事情から長らく発注できていなくて、今回は2年分の値上げだから仕方ないと言われれば仕方ない。でも、7月の企画はどうする?そこで8月1日から、小2,400円・中2,800円・大3,400円・細長3,600円へ価格改定することにし、7月は特別価格で販売します。正直、利益は限りなく透明に近いんだけど、勉強になったと思えばいい。値引き幅が300円と微妙なのは、そんな理由。

ジューサーNo.1ジューサーNo.1

東屋の元祖ジューサーといえばレモン絞り用のNo.1。なんといっても、レモンの果肉がとにかく綺麗に絞れる気持ちのいいジューサー。自家製レスカを作ってもよいですし、ドレッシングや自家製ポン酢、タレを作るのにもすごく便利。柑橘類を絞ったら、下の受け部分で他の材料と混ぜて、そのまま食卓に並べることもできます。持ち手がついているから、見栄えもするし食卓でも便利に使えます。下だけ使うことも多くなるアイテムです。

ジューサーNo.2ジューサーNo.2

グレープフルーツやミカンを絞って飲む、生絞り酎ハイのような美味しいお酒を楽しむこともできる、そんな生活を美味しくするアイテム。また、下だけを使って素麺つゆを作り、そのままテーブルへ。容量は猪口5杯分ぐらいあるので、余ったツユを足したり替えたりにも便利です。また、酒器として使ってもよい雰囲気だから、夏の名脇役を担ってくれます。特に下部分を片口として活用できるようになると、その用途はとっても広がります。

ジューサーNo.3ジューサーNo.3

ジューサー三作目となるNo.3、No.1よりもやや小ぶりですが、上部パーツはほぼ同じだから用途は同じ。ただ下部が小さくなり持ち手がなくなることで、台所道具感が少し薄くなるように感じます。コンパクトで収納もしやすくなりますし、価格もお手頃。注ぎ口は切れもいいですから、下部だけを片口として食卓使いするのも便利です。これでライムを絞り、ジントニックに加えるととてもおいしい!夏の爽やかカクテルにジューサーは必須。

仕様変更&価格改定(価格はまだ未定)があります。注ぎ口の形状が少し変更され、写真も撮り直さないといけないから、旧仕様は特別価格で売り切ることにしました。なので、No.2だけ特別価格がより特別です。

姫フォーク

東屋の姫フォークは年中使うアイテムなのですが、夏が似合うように感じます。特に活躍するのは来客時です。冷たいフルーツや羊羹、わらび餅などの和菓子を出すとき、ステンレスカトラリーのフォークより、東屋の姫フォークを添えて出した方が日本の道具らしさも加わるからか、どこか素敵に見えます。器に和食器を選ぶのであれば姫フォークだと思いますし、冷たいお茶を出すのであれば姫フォークだと思います。夏は日本らしい道具がとっても似合うし、そこに不思議な涼しさも感じます。東屋の姫フォークは5本セットでの販売だから、1セット常備しておくと安心です。来客時は本数が必要になるので、少し多いぐらいが丁度よい。真鍮のフォークというのも多くはないですし、その使い込まれて味わい深く変化していく表情はとても素敵です。また、紙製のスリーブ式パッケージはよくできているので、捨てずにとっておくと、いつか活用したくなる日がくると思います。

ティーポット

これはスコープからリクエストして作って貰っている別注のティーポット!本当に便利で上品だから、気に入りまくっています。常滑で釉薬をかけずに焼き締められた、急須のようなティーポット、容量は1リットル!かなりの大容量です。また、ティーポット本体に細かな茶漉しが付いているので、他の道具を必要としません。注ぎ口の切れが良いので垂れることもそうそうなく、とにかく便利に使えます。この大容量と注ぎ口のキレの良さが他にはない最大のポイントです。ティーカップやマグカップでも5人分は淹れられますし、小さな猪口をカップとすれば、もっと大人数のお茶にも対応できます。また、夏はアイスティーを作るのに使うのもおすすめです。1Lの水にティーバックを入れて半日放置すれば、おいしいアイスティーを楽しむことができます。冷蔵庫にある姿も美しく、テーブルにそのまま出しても素敵です。グラスはベルマンのウィスキーくらいがグッドバランス。

薬味俎板

これもコップ2と同じで、企画用に発注したら超値上がりしていて、特別価格どころの話ではなかった。それで8月1日から、正角2,400円、長角2,900円へ価格改定することを決めつつ、7月の特別価格の企画は変更することなく突き進みます。決めたことは変更なく進めるのがスコープ流です。

木曽檜の小さな俎板、薬味俎板は使ってみて欲しいアイテムのひとつです。最初は匂い移りを防ぐために、にんにくや生姜など香りの強いもの専用の俎板として使い始めるのですが、愛用を続けていくと、これだけで全てを調理してしまうぐらい使ってしまうアイテムになります。特にキッチンが広くない場合に便利ですし、サイズが小さくて軽いから、使い終わった後に洗うのも気軽です。これに慣れると、大きな俎板を使うことが少し面倒に感じるようになり、段々と薬味俎板の活用頻度が増しに増して、気づけば薬味俎板で調理を済ませようとしている自分がいるんです。夏はショウガやミョウガ、ネギやシソなどを刻み、薬味たっぷりのそばやうどん、素麺を食べることが多くなりますから、気軽に使える小さい俎板がとっても輝く季節です。薬味俎板に刻んだ薬味をのせ、そのまま食卓に出してもイイ雰囲気ですし、食卓で必要な分だけ薬味を刻むというのもアリだと思います。

これもコップ2と同じで、企画用に発注したら超値上がりしていて、特別価格どころの話ではなかった。それで8月1日から、正角2,400円、長角2,900円へ価格改定することを決めつつ、7月の特別価格の企画は変更することなく突き進みます。決めたことは変更なく進めるのがスコープ流です。

蚊遣り #2

砂型を使った鋳造で作られる南部鉄の蚊遣り。上から覗くと、縁が額縁のように見えて灰を綺麗に切り取るからか、使い続けて積もった灰の蓄積を見るのが楽しみになっていきます。蚊取線香だけではなく、お香を焚くときに使えば年中愛用できます。線香や渦巻き状のお香から、スーッと煙が立ち上る様子がとても素敵で、それを見ているだけでも気持ちが落ち着きます。色々な蚊遣りがありますが、僕はこの東屋の蚊遣りが本当に賢くて手間も掛からず、無駄もなくて素晴らしいと惚れ込んでいます。とにかく、灰を片付けなくていい!は便利。燃えて生まれた灰は、そもそもあった灰に加わるだけ。そうして積もった灰が、線香やお香の寝床として活用されるのですから無駄がありません。また、ズッシリとした重さにも消えてなくならない物の価値を感じます。部屋を掃除した後にお香を焚くと気持ち良いですし、玄関でお香を焚けば邪気が祓われ運気も上がるような気がします。

うどん鉢

東屋の和食器のなかで使い始めるとコレばかり使ってしまう代表アイテムが、うどん鉢です。渋いアイテムだから目立ちませんが、使える具合はハンパなく、使い始めると手放せなくなるアイテムなのです。適度に大きく深さもあり、実に幅広く使える素晴らしいサイズ!そして口縁も太くて丈夫なつくり。うどん鉢という名前ですが、一般的などんぶりサイズではなく、大でもティーマシリアルボウルぐらいだから小振りです。煮物を盛り付けてもよいですし、鍋のとり鉢としても使い易い。適度な深さと形状が良いのか、使い始めるとドンドン用途が広がっていきます。これにうどんを盛り付けようと思うと少し小さく感じるのですが、つゆが少ないぶっかけうどんを食べるにはジャストサイズ。大根おろしやレモンを添え、サッパリぶっかけうどん、夏のオススメです。側面が半分青い、「まき半 呉須」なら、太い刷毛を使った極太輪線が側面を一周、涼やかな雰囲気が漂います。