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Proof of Guild | プルーフ オブ ギルド
Art Works | アートワークス

Proof of Guild | プルーフ オブ ギルド
Art Works | アートワークス

クリスマス用テキスタイル、キッチンツールキャニスター、そしてサイドカトラリー。スコープとのコラボ企画が続くプルーフオブギルド。彼らの仕事はジュエリー、プロダクト、グラフィック、テキスタイルと幅広い。とはいえ主業はジュエリーだから、そのベースにはしっかりとした彫金技術があり、それに加えて旋盤を使い木を削ることも8年間続けて習得したものだから、他にはあまり見ない、木と金属を組み合わせた作品群が生まれている。広く名の知れたアーティストというわけでもないのだけれど、僕には特別な価値があるように見えている。

2015年の木を削り出して作ったキャンドルホルダーに続き、2017年はウミウチワのモビールを発売しスコープアーカイブスに加える事にした。薪を作っている所へいき、作品に良さそうな木を探してわけて貰ったそうなので、正直なところ、木の種類がわからない物も含まれてはいますが、そこはまぁ、よしとしてください。木種より、木の形や皮の表情、そういった雰囲気を大事に選んでいるそうですから。その木を削り出しベース部分が出来ています。モビール部分はウミウチワ(軟質のサンゴ)と真鍮製のウミウチワとでバランスをとっています。真鍮のウミウチワはロストワックスという技法で製作されているのですが、ここがなかなか大変なのだそうです。ロストワックスというのは、その名の通りロウを原型として使い、石膏のなかに埋没し窯でロウを焼失させてできた空間に金属を流し混んで作る技法ですが、今回のウミウチワのように繊細で細いものの鋳造は本当に大変で、溶けた金属が石膏のなかを巡りながら固まってしまわず全ての場所に綺麗に流れ込むよう、プラモデルのような感じで枠を周りにつくる必要があるのだそうです。そうして出来上がったパーツを枠から切り出し、パーツごとに溶接しながら、重さのバランスを取って真鍮ウミウチワが完成。バランスが取れた時点で真鍮部分を黒染めし、本物のウミウチワ部分はゴム素材で固定。そして全てのパーツがそろったら組み立てして作品は完成となります。

これは単にクラシックな形を削り出しただけの物ではなく、そこに独特な世界というか匂いが加わっている。こんな作品、他にはないんじゃないだろうか。プルーフオブギルドの作り出す物には、僕にとって凄く好みなデザイン、作品が多く含まれていて、このウミウチワのモビールは、その世界観を表す代表的なArt Worksであり、最高に洒落た飾りだと思うのですが、どうでしょう?

プルーフオブギルドの旗印

プルーフオブギルドのスタジオには色々な鉱物が置かれている。一緒に海外へ出かけた時にも鉱物を安い!と大いに盛り上がり買っているのを見た。かなり変わった趣味をしていらっしゃる。そして鉱物と共に、スタジオ随所で見かけるのがウミウチワだ。ウミウチワそのものもあれば、金属で作ったウミウチワもある。相当、気に入っているモチーフなのだろう。プルーフオブギルドと一緒に作っているキッチンツールキャニスター。パッケージ替わりにそれを包む布を作ったのだけれど、そのモチーフもウミウチワだった。案外ウミウチワってのは人気ある代物なのか。僕にはウミウチワがプルーフオブギルドの旗印のように見える。