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スツール60は、いいもんだよ

1935年から今日という日まで。第二次世界大戦をも乗り越え、今でも生産が続くロングライフなフィンランド製の家具、アルテックStool60。これというのは、それだけ長きに渡り世界中で愛用されるには理由がある、ハズだ。それを僕なりに考えてみたのでココに書いてみますから、気が向いたら読んでみて下さい。

Stool60をパッと見ただけでは、「こんなの普通じゃん、ホームセンターで似たようなスツールを安く売ってる。」そんな風に考える人も多いでしょう。シンプルなスツールだけに、遠目にみて、どことなく似たものであれば安く手に入る。それは間違いではない。ただ其れと此れとは全く別物であって、使った先の未来も大きく違っている。Stool60のオリジナリティというのは、そのフォルム、デザインという所だけではなく、そうなるよう考えられたのか、昔から変わらないからそんな結果となったのかわからないけれど、とにかく長く愛用できるという、非常に当たり前のことが当たり前にできているのが良く、だからこそ世界中にユーザーが増え続け、歴史が積みあがっていくから、価値が生まれるという結果へとズッとつながっていく。長く使える物であり、誰もが長く使いたいと思う物だからこその結果なのだ。80年も前のスツール、それもどこかの家庭で愛用されていた物が、今でも現役で活躍するような物。真面目に作れば当然の結果なのだろうけれど、今の物には少ない結果でもあると言えそうだ。そして、そんな結果を生み出す事ができるのも、それを構成する材料に理由があると僕は考えているんだけど、どうだろう。脚部の曲げ部分だけに目をやると積層合板に見えるから、脚は積層合板だと思い込んでいる人もいるようだが、それは間違い。脚部はずっと変わらずフィンランド産バーチの無垢材。その無垢材、つまり角材の先にスリットを入れ、そのスリットに合板を挟み込んで曲げてしまう。だから脚部は積層合板ではなく、曲げるために無垢材の一部を積層合板の如く加工しているというのが正解。とはいえ脚は無垢材だから、ダメになる事がほぼ無い。ダメになるとすると、その曲げの部分に使われている接着剤、そこが剥がれてくる。つまり積層合板化した部分に、段々と隙間ができる。とはいえ、それは何十年も使い続けた先に発生する可能性があるってだけで、実際にそうなっているのを見たのは1930年代~1960年代のビンテージ、その一部って話しだから、今あなたの所有しているスツール60が、これから使い続けた先に、そうなると限った事ではない。ちなみに隙間ができたら、そこに新たに接着剤を流し込み、しっかりと固定してやれば、それなりに修復もできる。プロに頼めば直してくれるでしょう。そしてそれに対応できるようスコープも準備を進めてもいる。またリノリウムやラミネートのモデルを除けば、表面は突板ではあるけれど、天板内部には脚部と同じ無垢材で組まれている。その天板に脚を直接ネジで取り付ける!これはロック。シンプルで豪快!だからいい。なかなか緩んでこない。ただ、何度もネジをつけたり、外したりしてたら当然緩むんだけれど。もし緩んできたら?別の所に取り付けちゃえばいいじゃない。そしたら、そこからまた何年も使える。もし裏面を綺麗に保ちたいと思えば、穴を何かで塞いで取り付け直せばいいし、穴にマッチ棒を折って詰めて脚を付け直すと緩みがなくなるなんてテクもある。とにかくシンプルな物だから、どう直そうか?って考えれば方法は大体思い付く。そういう所がいいんじゃないって思う。

とにかくシンプルなデザインであり、スタッキングした姿も美しいく無駄がない。余分のない物だから、どんだけあっても邪魔物とは目に映らないし、あればあったで使い道が見つかる。突然キッチンで飲み会しようなんて事もできるし、ベッドサイドテーブルにも使えるし、台所でとりあえず物を置く場所がなければ、スツールを並べて置いたらいい。リビングでプランター台みたいに使ってもいいし、急な来客があってダイニング周りに椅子を追加したい!なんて時には、Stool60を持っていって追加すればいい。玄関に置いてあれば座って靴を履くのにも便利だし、洗面所にあってもいいし、子供の勉強を横で見る時に持って行ってもいい。床に座ってお茶したりお酒飲んだりするときの臨時テーブルにもいい。とにかく、平らな丸い天板に脚が付いただけの道具なのだから、使い道は無限に広がる。つまり、これはあって困るものではない。そして歴史ある物で、世界中で知られ、世界中で愛用されている物だからこそ、いつか必要となくなった時が来たとしても捨てるという結末は迎える事はないだろう。引き取りてはいるだろうから。もし捨てたら喜んで拾っていってくれる人がいるだろう。実際にフィンランドでは、そんな話をよく聞きのだ。良い物を、長く大事に使う。そんな事をしっかりと考えたいと思う人が、その第一歩として選ぶなら、このスツール60は良い物だと思う。フィンランドのどこにでもある物の一つといえば、このスツール60。そういった物には、そうなる理由がある。安物買いの銭失いというのは、こういう物を選んでいけば、縁遠い言葉になっていくはずので、もし持っていないのであれば一台ばかり奮発して買ってお試しあれ。

1930~1950年代のヴィンテージ

フィンランドで見つけた
STOOL 60

ヘイニのお家のリビングで。
ARABIA Runoシリーズのデザイナー、ヘイニ・リータフフタさんのお宅のスツール60。 ダイニングにもアルテックの椅子があり、普段は十分足りているんだけど、積み上げられたこのスツールの量。来客時に活躍するんでしょうね。 それにスツール60が好きなんだと思います。 旦那さんが拾ってきた物も大事にしてますから。

石本先生のお宅のキッチンには4本脚が。
marimekkoのテキスタイルデザイナー、石本藤雄先生のお宅のキッチンにはキッチンツールや、食器が天井近くまでぎっしり。こんなところにも、スツール60を発見!

ホワイトでコーディネートしたスツール
同じく石本先生のお宅で見たスツール60はどれも年季が入っていて、実際に使われている感じがすごく良かった。白を主体にコーディネートされていました。

マッティ宅のキッチンの片隅で。
2013年スコープスケジュールノートのイラストを手がけてくれたマッティ・ピクヤムサ氏のお部屋のキッチンでみたスツール60は、ティモ鍋の置き場所に。こまごましたビン類の中で棚のように使われていた姿は衝撃的でした。

3人分のコーヒーが乗っちゃいました。
同じくマッティ氏のリビングにて。ソファー前で簡易テーブルになったスツール60。用意してくれた3人分のコーヒーとお砂糖、ミルク、お菓子の収まり具合がお見事!

Cafe Pirittaで積まれていたブラック。
トゥーロ湾に面して建つ、めちゃくちゃ眺めが良くて居心地の良いカフェ「ピリッタ」で見かけたスツール60。テーブルと一緒に並んでいたのは、同じくアルテックのアスラック チェアだったんだけど、足りないときに使うんでしょうね、ブラックだけが積まれた姿、かっこよかった。

CONTENTS

スタッフに聞きました!

あなたは
3本脚派?
4本脚派?

 スツール60を踏み台にしてはいけません




ユウジ
スツールという使用目的を考えるとやっぱり軽快な3本脚がいいなー。

ノッチ
3本!3本だと、どっから見てもいい感じに見えるから。

ワッキー
3本が、好きです。

シャチョウ
どこまでもスタッキングできるし
バランスもハッとしグゥ!ビンテージも圧倒的に3本が多い!
やっぱ3本が王道だろぉ~!!

フクイ
私も3本派閥です。

シャチョウ
あっ、でも
石本先生もキッチンでは4本脚だった。
踏み台として使ってるんだろうなぁ(予測)

ユウジ
大きな声で踏み台に!とは言えないけど
石本先生のキッチンにあった4本脚は
実用性を感じてすてきでした。

ハナイ
私も3本がスッキリしてて好きですー

タマキ
3本脚のヴィンテージをたくさん見たからか、
3本脚がとても自然に見えます。好きです。

ただ、実際に3本脚を踏み台にして、グラッとしてヒヤッとしたことが何度かあります。

サカイ
スタッキングした姿がすばらしいので、3本に一票です!
4脚買うとしたら、1脚を4本足にしたいです。

ズッキー
僕も、石本先生の家のキッチンで4本脚が使われているのを見て、
場所によって使い分けるのはいいなぁと思いました。

ナルト
見た目には3本ですが・・・ 悦子さんには4本を使ってもらおうかなー

ズッキー
小さな子供がいると、乗っかって遊んだ時のことを
考えちゃいます。その場合、4本が安心だなぁ。
サカイ家のまねしようかな。
3本脚の上に4本脚って積み重ねられるのかな?

シャチョウ
悦子さんって(笑) でも、父母には4本脚って選択わかる~的な。

ズッキー
3本脚の上に4本脚のSTOOL 60、重ねてみました!
結果、3本脚1本の上に4本脚1本はOK。 その逆もOK。
3本脚2本の上に4本脚は脚同士がひっかかってNG。
ということで、3本脚3本の上に、4本脚を重ねることは できないことが判明しました。

サカイ
そうなんですね!
じゃあ両方欲しい酒井家は、3本脚は来客用として2つ3つを重ね、
スタッキングの美しさをデレデレ~と眺めつつ、4本脚は重ねずに、
座るわ上るわ、で日常的に使うのがいいかなぁ。

ノッチ
へぇ~、そうなんだ。
4本脚だけ色変えて選べば、
どれだっけ~って探すのも簡単かもしれないですね。
でもそれってどうなんだろう。

サカイ
はっ!最初から何脚も買えるほど酒井家はブルジョアじゃない事に気がつきました!
初心に戻り、まず最初の1脚を我が家に迎えるとすれば、
やはり憧れ優先で3本脚!

ズッキー
我が家もですー。なので、ブラック塗りつぶしの4本脚に絞ろうかな。
4本脚にするなら、塗りつぶしがかっこよく見える気がする。
最初はマットだけど、使っていくと少しずつツヤが出る感じ、かっこよし。
ノッチさんへ、4本脚だけ違う色にするの、ありだね。
色で分ければ、子供にも教えやすいし。

ユウジ
4本のほうが用途が広いねー。
特に小さいテーブル的に使うときにも安定性があります。
3本脚も座面より脚が外に飛び出ているから十分安定しているんだけど
テーブルって不意に手をついちゃうことがあるので3本の時は
その点を気をつけたい感じです。
撮影していたら4本脚はどこから見てもバランスがいいので好きになってきた。
3本買って子供に「気をつけて座りなさい」って言わなくてもいいし。
でも大人感覚では断然オリジナルの3本!悩む。

シャチョウ
塗りつぶしは使いこむとツヤってでるのか?
なんかでないっぽいんだけどーどうなんだろう。
塗りつぶしは、色が少し剥げたりすると超カッコいいと思う。
うちは結構子供も大きいし、家も狭いからスタッキング重視で3本脚だなぁ。

ユウジ
スツール60ではないんだけど、自宅で使ってるセブンチェアのつや消しブラックは
座面や背もたれなど常に触れる部分がツヤツヤになってます。
玉木さんがホワイトをちょっとぶつけちゃって傷を消そうとゴシゴシしたとき
その部分だけツヤっとしたので、よく触れる部分はツヤが出るんじゃないかな。
ツヤが出たあと、さらに使い込むと剥げてくみたいな。
その使い込み感がかっこいいよね。

タマキ
玉木家にはホワイトペイント3本脚を最初にお迎えしたいです。
その後、ブラックペイントもいきたいです。そしてバーチ。
最近リノもとても気になっております。リノのヴィンテージとかいいなあ。
一人暮らしだけど、じゃんじゃん積みたい感じです。

フクイ
我が家にも小さい子がいるのですが
私もやっぱり3本脚を積みたいです!

家ではお客様が来たらダイニングに
追加する役目が主になるので
初めから最低2脚は積んでおいて
踏み台には使用しないルールに
しようかと・・・。

ほぼ私の欲望なので、家族会議に
かけますが。笑

キム
木村家でもやはり子供が座ったり乗ったりを考えると4本脚を子供用、
でもやはり3本脚もスタッキングした姿が好きなので来客用に用意したいです。
4本脚を色違いですぐ分かるようにって良いですね。
あなたのはこの色のだよ、って教えると子供も喜びそう!

シャチョウ
使い方だね。
出しっぱなしでスタッキングもしない常に使い倒すなら4本脚のがいいし、
部屋が狭くて使わない時はスタッキングしておくとか、
メインの椅子はあってあくまでも補助的に使うなら3本脚みたいな。
お客が何人来るかわからないスコープ社長室(笑)だと3脚以上は
スタッキングしときたいから3本脚確定だしね。