

PROOF OF GUILD / 大理石ブックエンド
出張中にみつけた物から
インドネシア出張中に同行者の希望で珪化木のお店を訪れたことがあります。地中に埋もれた樹木が化石化した物だから、珪化木とその名は木で終わっていますけれど、木というより石、石のように重い物です。そのお店では丸太のような大きな珪化木が主に販売されていましたが、薄く加工されたコースターやプレートといった製品も並んでいて、それを見れば日本のお土産屋さんでもよく見る物、あれか~!と理解できました。そう、よくある物なのですが、そのお店の片隅に置いてあった立方体、直方体にカットされた珪化木が新鮮で、凄く惹かれてしまったのです。これをブックエンドとして使ってみよう、それに丁度よいサイズだったし、重い本が寄りかかってもビクともしなさそうな重量があって、もう買うことに迷いはなく、使ってみたい気持ちが走っていました。それ以来、立方体の物は蚊遣りを置く台として使い、直方体の物はブックエンドとして愛用を続けています。結局のところ、自分の好みや行動を振り返りますと、僕は珪化木が特別好きというわけでも、珪化木を使って何かを作りたいと思っているわけでもなくて、立方体や直方体に切り出された珪化木のような自然物、どっしりと重さのある自然物が好きなのだと思います。それで珪化木ではなく、大理石で作ってみたらどうだろう?という僕の発案に巻き込まれましたのがproof of guildさんで、綺麗な物へと仕上げ完成させてくれました。刻印はproof of guildさんがスコープ倉庫へ来て、ひとつづつ手彫りしてくれています。それは2021年のことなので刻印は2021ながら、販売は2022年4月発売と違いがありますこと、すみません。なかなかの力業なアイテムで、特別なアイデアや表現は盛り込まれていませんが、単に立方体・直方体に切り出しただけではなく、縁は面取りしてあり綺麗に仕上げられていますから、上品さを感じて貰えると思います。遊び心の要素はまったくありませんが、綺麗な材料のようなアイテム、僕はそういう物がいいなってことを思うのです。もし、気に入ってくれる人がいれば取り入れてみてください。


大理石
どれも大理石ですが、ピンク色がイタリア産のペルリーノロザート、黒色が中国産のゼブラカルニコ、白色がイタリア産のペルリーノ、赤色がスペイン産のロッソアリカンテというそうです。僕自身、そこまで大理石に詳しいわけではないのですが、わかる範囲で書いておきます。物の用途を考えましたら大して気にする必要もないのですが、大理石は酸性・アルカリ性に強い素材ではなく、特に酸性に弱いです。コーラやビールといった飲料水、レモンやトマトなどを付着したまま放置しますと、表面が変化してしまいます。ザラザラになったり白く曇ったりします。また濡れたままにしているだけで、そこが変化して曇ることもあるようです。つまり濡れたままにはしない方がいいですし、それが酸性、アルカリ性でありましたら早くふき取り、手早く水拭きしてしっかり乾拭きした方が良いです。基本的に水拭きするのもよく絞ったのちに行った方がいいと言われています。洗剤を使うのでしたら中性洗剤でどうぞ。大理石専用の洗剤なども存在はしますが、ブックエンドであったり、蚊遣りの台にするようなことであれば、そこまで気にする必要はないと思います。

重
僕がなんとなく選んで使っていた物をベースにした気軽な企画ながら、物が重過ぎまして、作業に携わる関係者は真に骨を折る覚悟で臨まなければ実現できないことが重々わかりました。一部スタッフは作業時に力が入り過ぎてズボンが破裂するという珍事も起こりましたし、荷物は小さいのに想像を遥かに凌ぐ重さとなるので、その配送に関しても特別な準備を必要としました。小さくて重いものは特別大変だということを理解しましたから、今回の販売分が売り切れました後は、またこの骨を折った具合を忘れたころでないと、再販は厳しいと思います。でも、人はまたその苦労を忘れていきますし、再販するとなれば、その時の苦労を軽減しようと改善しますし、初回より2回目の方が慣れてきまして実際に感じる苦労も軽くなりますのは、痛風とも似ていて段々と慣れてきて数回目ともなれば、いつ痛みが引くかなんてのもわかるようになりますし、風が吹くだけで痛いって程でもなくなりますし、痛風が一番痛いと言われているけれど、痛風より痛いはいくらでもあるなって思うようになるみたいに、回数を重ねることで楽になるのは間違いないですから、何度か繰り返せば少しづつ慣れて楽になっていくんだと思っていますが、1回で終わりましたらスミマセン。また他の物と一緒にご購入いただきました場合、同梱できない物が多くを占めますから、複数口に分かれることが多くなると思います。また、本当に重いので荷物を受け取る際はご注意ください。
- ブランド
- PROOF OF GUILD
- デザイン
- PROOF OF GUILD
商品スペック
- 材質
- 大理石
- 寸法
- S:W150×D75×H150mm / 約4.5kg
L:W150×D150×H150mm / 約9kg - 生産
- Made in Japan
- 備考
- 刻印:proof of guild 2021 ***
購入前に確認ください
- チップが見られる場合があります。目立つものは個別に記載しています。
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
Lサイズ ロッソアリカンテ
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Lサイズ ロッソアリカンテ 0203
25,000円 (税込)販売終了しました
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Lサイズ ロッソアリカンテ 0213
25,000円 (税込)販売終了しました
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Lサイズ ロッソアリカンテ 0214
25,000円 (税込)販売終了しました