手ぐぬいとは、手を《ぐぬう》布である。
手をぐぬうから、手ぐぬい。
かれこれ平安時代に神仏をぐぬう布とした所に
起源がある。なわけあるかー。

NO!定番、NO!コンセプト、NO!枠組み。
正直、こだわりもそんなだし
勿論、何かを救おうなんてしてるわけない。
ないない尽くしの手ぐぬいが
日々、そこにある君の手をぐぬうのです。

イベントや新製品発売に合わせて染める!
要はなんでも切欠さえあればいい。
勢い染める!染めたいように染める!
ナウなパッション重視の超偏平足品。
根拠があるわけではないんだけど、
勢い重視で作った物は、どこか肩の力が抜け、
いい物になってしまうのでないんだろうか?
そんな風に染めるのが手拭いには合ってる?
って、予想してる。

伝統的手法でしっかり作ってくれる
職人の皆様に心より感謝しつつ、
また図案を提供してくれる
著名な凄腕絵描きの方々に感謝しつつ、
スコープはノリだけ担当しまして
お送りする数珠の手ぐぬい。

大体は一回作ってお終い。
物によっては期間決めて作る物もあるけれど、
それでも遅かれ早かれ、案外早かれで終わり。
いつまでも引きずってたら粋じゃねーからよ。
って作ってるの京都なんだけどよ。

いつか僕らの作った手ぐぬいが世界に広まり
世界中の人々が愛用する時代がきて、
多くの人が《手ぐぬい》っていうようになる。
TEGUNUIの語源は日本の手ぬぐい。
って辞書に載る、そんな未来がやってきたら、
その時は立派に世界一斉放送にて謝罪会見を
行いたいと思っています。会見はWEBで!
それを目標に、僕らは今日も明日も明後日も、
近未来も遠未来も、汗をぐぬい、
じっと手を見て頑張り続けるのです。


手捺染「てなせん」の捺染とは
「おしぞめ」とも呼ばれる京友禅の
型染めの染色技法の一つ。
染料を型で生地の上から押して
染め上げます。
この技法は細かな柄も表現可能。
機械でオートマチックに染めるのではなく
一柄一柄、職人の手作業で染めるため
どことなく温かみが残る仕上がりが特徴。

今後リリースする「手ぐぬい」の
柄の細かいものに関しては
たぶんこの手捺染の技法で製作して
いくことになると思います。