String / Pocket metal

String Pocket 誕生20周年記念

2025年は、String Pocketが誕生してから20周年。デザイナー夫妻が暮らしたストックホルムから着想を得た限定コレクション「ストリング ポケット ストックホルム」が発売になりました。ストックホルムの名所や文化遺産、街の風景から着想を得たカラーのなかから、日々に取り入れたいと感じたPocketのテグネルグリョンと、Pocket metalのセルゲルグローをスコープのラインナップに加えています。セルゲルグローは、ストックホルム中心部に位置するセルゲル広場にインスピレーションを得た深いグレー。1960年代後半の都市再開発で整備されて以来、文化イベントやデモが行われ、市民が集まるストックホルムの中心として親しまれてきました。このセルゲルグローは都会的でモダンな空間だけでなく、白壁に設置しても素敵なアクセントになりますし、ナチュラルな木壁にあっても日常の景色をキリっと引き締めてくれます。小さなグレーの食器がどんなテーブルセットアップでも活躍するのに似ていると僕は思います。ポケットメタルのラインナップはホワイトとトープ（在庫限りで販売終了）だけですが、ここにセルゲルグローが加わることで、メタルシェルフを活かせる場所が広がると思います。セルゲルグローが部屋に加わると、ストックホルムらしいスッキリした北欧感を取り入れられるように思います。

≪String® Pocket 誕生20周年＆スコープ25周年企画≫
String Pocket／String Pocket metal
全色対象 15％オフ！
キャンペーン期間は2025年11月21日（金）～12月11日（木）9:59

メタルの魅力

棚にはフチがあるので物が落ちにくく、金属棚には穴が開いているので、その穴を使ってパーツを取り付け、機能を付加することもできます。PocketとPocket metalは同じサイズですが、素材と機能性の違いから取り付けたい場所が変わってきます。洗面所、洗濯機の近く、台所といった水回り付近に取り付けるのは、String PocketではなくString Pocket metalを選びます。ハンガーやフックが取り付けられるし、機能面、素材面ともにマッチするからです。フチがあって物が落ちにくくなっている棚も、そういった場所で特に活躍します。でも、このフチがある棚は、食器や本を収めるには不便だから、String Pocketに2ラインあるのは実に便利な展開です。

取り付けどころ：洗面スペース

撮影スタジオ在住スタッフのリクエストに応えて、洗面スペースに付いているタオルハンガーを撤去して（取り外し方はWEB検索で。簡単に取り外せます）、String Pocket metalを取り付けました。カラーは無難にホワイト。ポケットとサイズは同じで、取り付け方も同じですが、棚板が金属製で重いので、少し取り付けにくさは感じました。棚板は金属板が17mmほど折り曲げられ、置いた物が棚から落ちにくい作りなので、棚にいろいろな物を詰め込むのならメタルが安心です。また、棚板には3×15個、合計45個の穴が開いています。この穴にフックは引っ掛けるだけ、ハンガーはねじ止めするだけ。簡単にパーツを取り付けることができます。タオルを掛けたり、ドライヤーを引っ掛けることも可能です。ちなみにタオルハンガーはMサイズ（幅53cm）でなければ、ハウスタオルフェイス、ハウスタオルライトを掛けることはできません。棚板に空いた45個の穴が、どこか装飾のようにも見えるから、嫌な感じには見えません。

取り付けどころ：洗濯機まわり

洗濯機まわりに収納がない場合、String Pocket metalは本当に便利です。奥行きが浅いので、洗濯機を使っている時にも邪魔にならないし、オープン棚だから物の出し入れがとても簡単、しかも安っぽさがなくて雰囲気がいい。また、Stringの家具には長い歴史があり、世界中で愛用されているという点も選ぶ理由のひとつです。スコープアパートメントでは、最下段を少し低めに取り付けて、そこで洗濯機のフィルターを乾かしています。また、フック類も取りつけてあるので、モップや布巾はそこに掛けて乾かします。生活感が溢れる場所なのですが、それなりにまとまってくれているのでセーフ判定です。String Pocket metalをどこに取り付けるかを考えると、まず洗濯機付近が頭に浮かびます。

ブランド

string (ストリング)

デザイン

Nils Strinning (ニルス・ストリニング)
Anna von Schewen (アンナ・フォン・シェーヴェン)
Björn Dahlström (ビヨーン・ダールストローム)

さて、取り付けできるだろうか？
オーダー前の壁チェックは必須科目です

壁の材質が木であれば直接ネジ止めしてOK。ピンを刺してみて白く付くようなら石膏ボードなのでアンカー併用でネジ止めすればOK。コンクリートへの取り付けは特殊な道具が必要なので自身で勉強するか、工務店に依頼しましょう。ただ、土壁や薄いべニヤの壁だと強度が出ないから付かない。だから購入前に壁がどんな素材か？取り付ける事ができるのかどうか？そこを確認した上で購入しましょう！まずは壁チェック。これ必須科目です。