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岩石ブックエンド

PROOF OF GUILD エメラルドパールブックエンド — エメラルドパール

PROOF OF GUILD / 岩石ブックエンド

出張中にみつけた物から
御影石のブックエンドをどうぞ

インドネシア出張中に珪化木のお店を訪れたことがあります。地中に埋もれた樹木が化石化した物だから、珪化木とその名は木で終わっていますが、木というより石、石のように重い物です。そのお店では丸太のような大きな珪化木から、薄く加工されたコースターやプレートといった製品まで幅広く並んでいたのですが、片隅に置かれた立方体と直方体の珪化木がとっても新鮮で、僕はそこだけに強く惹かれてしまったのです。これをブックエンドとして使ってみたい、それに丁度よいサイズだったし重い本が寄りかかってもビクともしないだろう重さに期待が膨らみ、もう買うことに迷いはありませんでした。日本へ持ち帰ってから、立方体の物には蚊遣りを置き、直方体の物はブックエンドとして愛用を続けています。自分の好みや行動を振り返ると、僕は珪化木が好きなのではなく、立方体や直方体に切り出された重量のある自然物が好きなのだと理解しました。それで珪化木ではなく、自分の好きな石で同じような物を作ってみたらどうだろう？という僕の発案に巻き込まれたのがproof of guildです。2021年には大理石を使って立方体と直方体を発売し、その後は黒御影石を使っています。2023年はエメラルドパールと呼ばれるシルバーに光る黒御影石を使って直方体のみを作り、2024年は部分的にブルーに輝くスペクトロライトブルーを使って直方体のみを作っています。立方体はあまり人気にならなかったし、重量が重すぎて梱包と出荷が大変過ぎるので少し敬遠気味ですが、またいつの日か。特別なアイデアや表現は盛り込まれていませんが、単に立方体・直方体に切り出すだけではなく、表面は本磨きをして艶のある仕上げになっていますし、縁は面取りしてあるので、なかなかの上品さを感じて貰えると思います。綺麗な材料をシンプルに丁寧に仕上げたアイテム、僕はそういった物がいいなって思うのです。もし、気に入ってくれたら生活に取り入れてみてください。

ブックエンドとしてだけでなく
蚊遣りを置く台としても◎

ブックエンドとしてだけでなく、ブックエンドを兼ねながら台にしてみたり、そもそも何かを置く台に使うといい物です。特に蚊遣りとブックエンドの組み合わせは、ス的なる生活に置いて超重要アイテムセットでして、僕はこの組み合わせが気にいりまくっています。無くては困る素晴らしいコンビネーション！本当に良い雰囲気です。床に台としておくのでしたら2022年に作った立方体のLサイズが良いとは思うのですが、デスクだったり棚だったりテーブルだったりの上に置くのでしたらSサイズが良いサイズ感だと思います。蚊遣りといっても僕の場合は蚊取線香を使うことはほぼ無く、お香ばかりに使っています。松栄堂のお香《芳輪渦巻》のような小さな渦巻型は気軽だから玄関や会社でもよく使いますし、室内ではみのり苑《風韻沈香・伽羅短寸》や薫玉堂《線香殿上伽羅》あたりが最近のお気に入りです。また蚊遣りを使って思うのは、線香も立てずに横にした方が無駄なく燃えていいんです。ブックエンドのページなのに蚊遣りの説明になってしまってますが、ブックエンドを台として使う蚊遣りは本当に素晴らしいので強く強くおススメしたいです。お香を生活に取り入れるキッカケとなり、生活がより心地よくなると思います。

2023年エメラルドパール

プルーフオブギルドは石と金属を組み合わせた作品のような道具を作っていて、それをたまにくれるんです。そして貰うから使うんです。で、そこに使われていたキラキラ光る黒い石が凄く綺麗だったから、ブックエンドにしてみたくなって100個作って貰ったのが2023年のブックエンド。その石はエメラルドパールと呼ばれる黒御影石でした。ラブラドライトと呼ばれる鉱物が多く含まれていて、そこに光が当たるとキラキラ光るように色が変わります。これは北欧で採れる石の特徴なのだと聞いて余計にイイナと思い、余計に気に入りました。ブックエンドになったエメラルドパールはキラキラしている部分に色味がなく、シルバーというか貝殻が多く含まれているかのようにも見えて凄く綺麗です。

2024年スペクトロライトブルー

黒御影石に含まれるラブラドライトが光に当たって輝く、そんな特殊な石を使ったブックエンド。2024年は青く輝く黒御影石で作りたかったので、青く光る石を探して貰いました。運よく見つかりましたが、できた数は100個ばかり。青く輝くスペクトロライトと呼ばれる黒御影石、これはフィンランド・ユレマー地方で採れたものを指す名称なのですが、今回のブックエンドに使っている黒御影石はフィンランド産ではなくウクライナ産ですから、スペクトロライトではなくスペクトロライトブルーと少し違った名前で呼ばれています。光が当たると石の中に含まれるラブラドライトが、まるで発光しているかのようなブルーに輝きます。光の当たる角度によって全体が黒く静かに見える時もあれば、強烈に青く輝く部分が見える時もある素敵な石です。そして今回もproof of guildの竹内さんがスコープ倉庫へ来て、全個体に手彫りでサインとナンバリングをしてくれています。ナンバリングは初代大理石からの通し番号、直方体＆立方体共通で固有の数字が刻印されています。スペクトロライトブルーは合計101個出来ました。ナンバーは332～432番です。

ブランド: PROOF OF GUILD

デザイン: PROOF OF GUILD

商品スペック

材質: 黒御影石
寸法: W150×D75×H150mm / 約4.9kg
生産: Made in Japan
備考: 刻印：proof of guild 2024 ***

購入前に確認ください

表面の傷や角にチップが見られる場合があります。目立つものは個別に記載しています。

スペクトロライトブルー

個別販売とワケアリの考え方 (必読)

個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね～と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ！最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気！を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん！？と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい！って人はズバリ！待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。

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