8/12(火)~8/17(日)は休業します。休業前の発送〆切は8月9日昼12時です。
現在のご注文は8月5日(火)までに発送します 8/4(月)は8/1(金)18時頃までのご注文を出荷予定

2012年2月4日
ヤギのミルクでできたアイスのように濃い。濃すぎる日々。

遂にオイバと一緒にヌータヤルヴィでバードを作るという一つの目標を実現した。石本先生のFlower(ユニークピース)も取り扱う事ができる事となり、ヘイニとも新たなオリジナル製作の方向をほぼ決めた。ハッリ・コスキネンともタオルのパターンを複数デザインしてもらう事が決まりデンマークではホルムガードとFloraの再生産についての条件を確定させ、ノーマンとも新たな展開を話し合う。イェンス、羊の毛皮のメーカー、STICK IN A BOXのメーカーと、新たな良い出会いもあった。その裏で照明について大きな新しい仕組み(画期的に売価が下がる)の交渉を2つのブランドと進め、一緒にやろうとしてくれるメーカーが合計で3社となり大きな一歩を感じている。

他にも色々あったわけで非常に濃くて長い出張。

なんか最近のスピードと規模の膨らみと一つ一つの仕事の重さがハンパない感じでちょっとこのままやっていけるのかどうか僕自身の能力と器に不安を感じる日々なんだけどなんとかやっていくしかないのでやっていく。日々が加圧トレーニング!ハハハ。んだそりゃ。がんばりまーす!!

2012年2月3日
試作したバードをチェックする会

気温はマイナス25度ぐらいになってて とても寒く雪も多く車も路上でスリップしまくり トラムも止まってしまったりと 少々交通麻痺気味な状況下、約束の時間に遅れなあらも 6番トラムに乗って端から端へ移動。 またまたARABIAへやってきました。

今日の目的は試作したバードをチェックする会です。 出来た試作は全部で17個 それをズラッとならべて品定めをしていきます。

まずはスペシャルな尾をもつ鳥。 完全に元ネタなしに近いから この場でオイバが命名! その名もアノーバード。 まぁ、なぜ、アノーなのかは後々。 どれもイイ感じなんだけど 透明なタイプが尾も大きくて僕的にはベスト。 オイバもそれがベスト。だから一致。

これは、また、特殊なフクロウが。 顔の大きさや位置、バランスを 実際に試作を重ねながら調整していくので 不思議なバランスの物も出来上がっています。

表面はコレがベストで一致。 顔だけ少しあわないから、顔は書き換えようって事で決まり。 だから顔は変わるので大きくまた雰囲気も変わる。 古いイーグルオウルのような密度にして欲しいって リクエストしてるから、いい感じに上がってくるんじゃないか と淡い期待を抱いている。そしてオイバの杖は幅広く活用され ているのがよくわかる好例。

そして1980年代に作られていた 僕のお気に入りSONGTRUSHを新たに作ろうって 事で完成したのがこの4個。正直どれもイイ。 どれもイイんだけど、一つ選べと言われれば 僕は一番左のグリーンにブルーの斑点という 一番斬新なスタイルのバード。そしてなんと オイバもそれが一番とのこと。 ここまで完全一致。

そして一番大きなキーックリ! 色味は真ん中がベスト。 オイバも真ん中がベスト。 結局完全一致となりました。

ただキーックリはやっぱ脚付きがよくなって そのことをオイバに伝えると オイバもそう思うそうな。もともとキーックリは 脚付きだし、ちょっと脚の出来が悪かったりすると それを脚なしにして出してたから脚なしもあるって だけで、脚付きベスト。だからここは脚付きで。 だから真ん中の配色で脚付でいく。

そして今回の試作から選んだのはこの4羽! フクロウは顔が変わり キーックリは脚付きになる。 いつものバードとは少し雰囲気違うんだけど 非常に個性的でナイスなチームを感じる いいバードの群れができたと思います。満足。 あとは価格と数量の話を詰めまして 製品化するアイテムを絞るべしかな? できれば全部作ってみたい気は凄くあるんだけど。 とりあえず、今回の出張の目的は達成かな!?

2012年2月3日
ユハニ レメッティ

これで会うのが3回目ながら
妙に長い間知り合いのような感覚のあるユハニさん。
ヘルシンキにあるショップAERO DESIGNの元オーナーで
ILMARI TAPIOVAARAの再生産なんかを手がけた
有名なビンテージのディーラーでありコレクターです。

いつもArtekの2nd Cicleで会って
主にArtekのビンテージについて教えて貰ってます。
で、今日はヨハニさんの自宅に来ないか?って
誘ってくれたのでみんなでゾロゾロといってきました。
感想は・・・ちょっと想像を遥かに超える凄さです。
ここまで突き抜けていると本当に凄いです。
写真をガンガンとってきましたから是非ご覧ください~。

このAaltoベースはなんと200万ぐらいするそうな。
ギガントであります。

そもそも、こういう物が
家にあるってのはとんでもないことだと思う。
美術館が買いに来るってのもよくわかります。

完全にビビるの巻です。

text:シャチョウ

2012年2月1日
風はふいている 僕はテンパってる

雲ひとつない快晴!VERY気持ち良い日 遂に!ヌータヤルヴィでオイバと一緒に スコープのバードの試作をしました。

一つ目 スペシャルな尾をもつバードを試作。 ここで完全に僕が戸惑ってしまい うまく感想をいえないと思えば 自分のテリトリーを超えて無茶な希望を出し 全体が完全に困惑。雰囲気がピリピリする。 完全に心が折れる寸前。いきなりHPほぼゼロ。

でも、なんとか気を持ち直す。そして、 特別な尾をもつバードが出来上がる。 本当の色味は冷めないとわからないんだけど 透明のボディーに派手な大きな尾。素晴らしい。

昔のフクロウによくあるスタイルで 丸い顔が貼り付けてあるタイプ。 そのNEWを作る。顔もオイバが新たに描く。 オイバが何かを描いたのはこの日、この瞬間だけ。

この写真の試作じゃないんだけど 最後の最後に作った試作がオイバも気に入ったみたいで もし、最後の色が好きなら、顔が少し雰囲気違うから 新しく描き直そうと思うっていってくれた。嬉しい。 ちょっと気分が上がってくる。

僕が非常に好きなバードSONGTRUSH 1980年代に作られていた初期バード。 それと同じ作り方で新しいのを作る。

このバードは完成する試作全てがナイス。 色味はよくわからないけど なんだか僕が完全にバーサク状態。 僕とオイバの大声「アンビリーバボー」 が場内にこだまする。 絶対イイのがかなりできてるはず!! これはヤバイと思う。 もちろん!イイって意味で。

最後の最後にキーックリの試作をする。 まさか、これを作っていいとは思いもしなかった。 マックス興奮気味。脚ありと脚なしを試作する。

キーックリまでいくつかのバリエーションが出来上がると 流石に興奮状態。なんか凄い事になった。 キーックリ。キーックリ。キーックリ。もっとも手に入らないバード。 できちゃった。いいのか!?

オイバが僕の希望を聞きながら 凄いスピードで新しいバリエーションの指示をだし 試作がどんどん完成していく。今回4種類のバードを試作して それぞれに5種類ぐらいのバリエーションを作った。 作る度に違う物ができて目に見えてよくなっていく。 で、完成したと思ったら、全く違う方向でまた試作してみる。 そんな風にして作られていく。でも色味はそこでは確認できないから 冷やして後日確認するしかない。なので金曜に皆で集まって確認です。 かなりオリジナリティのあるナイスバードがいくつかできているはず。 金曜日に全試作をみて今後を考えます。完全に燃え尽きました。僕。 ちなみに僕が最後に抱えてるキーックリは朝一で車から電話して 試作しておいてもらった物。ギリギリ冷却が間に合った物です。 超最高の出来です。 完全燃焼!

2012年1月31日
Arabiaのアーティスト

2012年1月30日
Rivoli 【ヘルシンキ】

しょっぱなから親指立二連発

マイスオミのハンナさんオススメのレストランRivoli 。
非常に落ち着いていてゆっくりと落ち着いて食事ができて
僕はとても好きです。

初めて来た時は
ランチでステーキを食べた。
それは普通に美味しかった。

で、ブリニも美味しくて有名だって聞いて
ディナーを食べにきたんだけど
なんかシーフードが食べたくなって
シーフードのアソートプレート(2人前)を
オーダーすると!!

とんでもないボリューム!!
とにかくムール貝とエビの量が半端じゃない。
なんとなく2人前っていうのは
ど真ん中にあるロブスターが真っ二つになって
2つだから2人前ってしてるだけじゃないのか?
値段は73ユーロだから安くはないんだけど
これだけのっかってれば~って思う。
オードブルをそれぞれ頼んでたらメインは3~4人で
シェアしても良い感じです。
そして思ったよりも沢山食べれちゃいます。

今回は5人と人数が多いので 追加でオイスターとタラバガニも食べてみましたが どれも最高に美味しい!!!! フィンランドのエビはなんか美味しいなぁって思う。 特にここにくるとそう思います。 平山君はエビ嫌いなんだけど、フィンランドでは 美味しくいただけるとおっしゃっておりました。

最後はさわやかにフィンガーボウルで手を洗い。
ごちそうさまんさ。
長期間ヘルシンキっていうか北欧にいると
確実に味に飽きてしまい、アジア系に流れますが
シーフード方向に流れるというのもグッドだと思います。

シメはアイリッシュコーヒーをどうぞ。
ここのはとっても美味しいです。SAIKOH!です。

Rivoli
営業日: Tue-Fri: 11:00 - 24:00
   : Sat 13:00 - 24:00 (Buffet Brunsch 13:00 - 17:00)
   : Sun Closed
Albertinkatu 38, Helsink
電話: +358 (9) 643 455
メール: rivoli@rivolirestaurants.fi

text:シャチョウ

2012年1月28日
ヘイニ・リータフフタさんの家で

マイスオミのハンナさんの家に続き ヘイニのお家でも撮影をしました。

なんかメチャクチャですよね。 ハハハハハ。 でも、やりたい事はやりたいように 思いついたままに聞いてみるです。

おっいいね! やろうやろう

って事になれば、それはそれでいいわけで。 最近、無理だよなって思うぐらいの発想が最も大事であり 誰でも思いつく事はやらなくていいんじゃないかって思う。 つまらいなもん。やってても。そして、きっと、見てても。 あっ、面白い事もあるかもしれないけど刺激的じゃぁない。

ちょっと飾りにくい!?Aaltoベ―スも チューリップをどっかんと飾ればシャレオツです。

へイ二の家に来ると、壁紙がいいなって思う。 あとはカーペット。 多くがArtekのみたい。もうあんま作ってない。 スコープ分だけ作って貰おうかな。

やっぱどこへいってもKiviです。 Kiviっはいいです。 フィンランド⇒キャンドル⇒Kivi

昔スコープで実験した時に 大量にキャンドルをつけると酸欠になるって スタッフがいってて、それをヘイニに話したら たまに換気すればいいじゃない?っていっていた。 ヘイニの家でもたまに換気していた。 それはキャンドルのせいなのか 僕の加齢臭のせいなのかはわからない。

凄く撮影は長引く。 ヘイニはパーティーしてチラチラ撮影して ってイメージだったようだけど パーペキなパッキンパッキンな撮影になってしまった。 ご苦労さま。

そしてまた、僕は、 ここでも少し寝てしまった。 オイバスタイルを芯から継承している気がする。

ちゃんとお手伝いしています。 人参のキャロット作りです。

Runoのフロストベリーを中心にした撮影を いまのうちにしてしまおうって話しで始めたんだけど 今年の冬にフロストベリーが生産されるのか? それがどうも微妙っぽい。不明。 生産されないときは困ったなぁーなんだけど まぁその時は既に持ってる人が楽しめるコンテンツとして アップすればいい。そうすればいい。すべていい。

お土産にもらったヘイニが昔作ったお皿。 ヘルヤに教えて貰った技法で作ったそうです。 僕は凄く好みです。こういうのいいと思うんだけどなぁ。

2012年1月27日
資料収集という名のビンテージハンティングゥ!

資料集めという名のもとに
美術館級といわれるような
quite rareなアイテムを集めるのは
非常に、非常に刺激的で一番楽しい。
いわゆる5つ星に近いような
そんな極めて珍しいアイテムがいい。

今、僕の中でかーなーり
ホットなアイテムがAino Aaltoタンブラーの
一番古いバージョン。ビバンダムみたいだよね。
これは超珍しい。ここには沢山ありましたが
このお店?が特別であって、そんなに見るものではありません。
なんでもそうだけど、ずっとプロダクションが続いている
アイテムのスタートってのは最も価値がありますよね。
当たり前なんだけど。最初をみることができるというのは
非常に刺激的で、それを手にして毎日使うというのは
更にハッピーバレンタインであります。

そして和食器のような雰囲気を醸し出すカイ・フランクのKF1。
4つではなく、3つに別れてるのではプロトタイプっぽい。
何にしても、大量に作られた物ではなくプロトタイプや
展示会用に非常に少ない数で製造された物らしいです。

これはちょっと普通じゃないって感じて聞いてみれば
10年ぐらいかけてやっとここまで集めたって言っている。
じゃぁ、それは全部買いたい。知識のある人が何年もかけて
集めたコレクションをそのまま資料として(ここが重要)
譲ってもらう海賊的手法が、最も効率的で僕は好きです。はい。
もちろん少し高くはなりますけどね。それは仕方ないですよね。

かなり気も合ったから、お茶をしながら
レストランについてかなり長い間語り合ってしまった。
食べるの大好きっこさんでした。
僕も食べるの大好きっこさんですので。
次は一緒のサボイへ行こうって事になっています。

アルテックの吉田さんとTIGER & PUTTE

artekでデザイナーとして働いてる吉田さん。
ツイッターで連絡をとって
ヘルシンキへ行くと一緒にご飯へいったりしてます。
で、なんでか毎回ココに来てる気が。
Artekのショップの上にある中華料理のTiger。
ここ、なかなか美味しいです。
ただ、麻婆豆腐は激烈辛くて口が爆死するので
セレクトしない方がいいと注意報を流しておきます。

食後はアンットの3つのお店のうちの一つ
PUTTE'S BAR & PIZZA
営業日: 11:30-(2:00), Sun. 14:00-22:00
Kalevankatu 6, Helsinki
週末はDJも入ってクラブっぽい雰囲気で盛り上がりつつ
普段は普通にピザ屋さん。美味しいと評判ですが
僕には凄く大きいから縁は残す派です。

ちなみにPUTTEはクラウス・ハーパニエミが飼ってる
黒猫の名前なんですよ。ってちょっと小話。
場所は中央駅から近くて市の中心だからヘルシンキを
訪れて、なんかザーピー食べたくなったらいって
みてください。週末の夜は結構混んでて激しめです。
遅い時間はピザ食べる感じじゃぁーない(笑)

アンットも来るからっていってたんだけど
フラッとあらわれてピザの大量オーダー入ったから
デリバリーにいってくるといって
それっきりそれっきり、もう、それっきりーでした。

で諦めてホテルに帰ると電話が。
「ピザの注文があったから5分あけたんだけど
 もう姿が見えなかったからさ~」
って。ごっ5分。1時間以上は待ってたんですけどぉ(笑)
まぁたいした問題ではないので、また会おう~的な。

text:シャチョウ

2012年1月26日
マイスオミ

今回のフィンランド出張は約2週間の予定なのですが
当初はほとんど予定がなかったわけです。
でも何故2週間もの長期出張になったかといえば

「オイバと一緒にヌータヤルビで
 スコープオリジナルバードの試作をする。」

が最大目的でして、その日程がずっと決まらない。
で、やっと2週間の間のどこかというのが決まった。
それで2週間になった。だけの話なんです。

が、流石に撮影スタッフ3名が2週間のうち
予定があるのは2日だけってのは宜しくない。
そこで、マイスオミのハンナさんに協力してもらって
フィンランドで写真撮影をしたらどうだろうか?
という事になり、超過密な撮影スケジュールが
ドサッと詰め込まれたわけであります。

スコープアパートメントだけじゃなく
フィンランドでも撮影を行う。
リアルなフィンランドでの生活からも物を伝えていく。
そこから得た生活の組み立てをみて
スコープアパートメントでスコープ流に
提案しなおしてみたりする。
そんな流れにチャレンジする
良いキッカケとなりました。

無駄ができて
無駄をなくそうと知恵を働かせ
新しい道が見えちゃった。
ってヤツです。

これからスコープはページの作り方っていうか
今までみたいなNEWをアップしてメルマガ流して
ってところから少し変化を加える予定で
(春ぐらいから)このフィンランドでの撮影なんかも
そこには必要になってくる部分だったりします。

朝9時にスタートして終わったのは
夜10時ぐらいだったかなぁ。
その間、超密にやったから
非常に非常に疲れました。
途中僕は寝た。人の家で寝た(笑)

撮影っていうけど
正直、何をやってるんでしょね~
さて(笑)
数日後にわかる事もあれば
ずっと先にわかる事もあります。

久々にハンナさんにあって
いつも通りに超元気で
なんか安心した。子供たちも超大きくなっていた。
これからも仲良くしてもらわないとね。
お互いに頑張りましょう~。

今年は9月か10月には販売再開できそうな
スコープの人気アイテム
ミズノヒサコさんのSmahusも
ハンナさんが持ってて僕に教えてくれたんですよね。
これがきっかけになったハンナさんのSmahus。謝謝。

text:シャチョウ

2012年1月25日
FUJIWO ISHIMOTO

オイバ先生の家に石本先生も来てくれて 一緒にブリニを作って食べてた時に 石本先生が自宅へ誘ってくださいましたぁ。 お食事は生のソーセージから作る フィンランドのソーセージ料理 SISKON MAKKARA KEITTO!! 前と同じになっちゃうけど~ って言ってくれたのですが それこそ何をおっしゃいますやら!です。 正直!超美味しいですもん。 長い間、北欧に身をおいている僕にとっては あの味は非常にホッとします。 近くのレストランで食べる事ができるのであれば 通っちゃう系です。間違いなく!!!

みんなキャーナーリー リラックスした雰囲気ですが それはそのはず。 なにせ男4人でサウナに入ってきた後であります。 サウナ入って、ビールも各自2本ほど既に決めてますから!(笑)

この生ソーセージというのは日本では遭遇することのない 食べ物ですよね。どんなんかというと凄く柔らかいソーセージ。 グニョグニョしてます。生のたらこ的な? そんなグニョングニョンなソーセージを 皮から中の肉だけを絞りだしちゃうのが大事です。 皮ごといれたらダメみたいです。 ぐにょぐにょしたソーセージを ギュッと絞りだす。1本を3分割ぐらいにして ムニュっと絞りだすのです。お母さん。

↑これはソーセージを1本1本 ハサミで切り離してる所です。

↑今回初フィンランドのスタッフ熊ちゃん。 最初のフィンランドで石本先生宅でご飯を食べる。 そうかぁ~実に贅沢ではないか! その2000倍ぐらい、しっかり仕事してもらおう(笑)

↑ほらムニュっと。ムニュっと。わかりますかぁ。 このARABIAの鍋?取扱いできたらいいんですけどね。 多分、もう登場することのないアイテムでしょう。 土が特殊なのだそうで、これを作ろうとすると 他のアイテムの生産とめないといけないらしいです。 だから今作るのは難しい。残念だなぁ。

↑僕がソーセージ絞りをモタモタやってたからソーセージの 開花具合はイマイチだったようで。。。すみません。先生!!!

今回使わせて頂きました食器はTeemaをベースにした(多分) 織部っぽいカラーの石本先生のユニークピースと ローゼンタールの業務用ラインのスープ皿。 そしてビアグラスはオイバ・トイッカのイグルーです。 石本先生の食器の集め方は非常に自由で素晴らしい。 好きな物が蓄積していって自然と綺麗に組み合わさり毎日を飾ってる。

まだまだ僕の組み立てるテーブルは気張っちゃった感ありありで いきってる。しゃしゃってる。そんな風に感じちゃうなぁ。 だからどうしてもパーティー、スペシャル型提案になちゃうんだけど みんながよく口にする、好きな物に囲まれた暮らしってのは 気張らないで自然と完成しちゃう、こういう所なんだろうと石本先生宅 へくると思うのです。

石本先生の家には東屋の伊賀シリーズもあり ロールストランドのCoboltiもあり 沖縄の湯呑もあり 石本先生自身の作品も、もちろんたくさんある。 中国の器もある。

しばりはないけどトーンは合ってる。 そこまでいけるといいんだけどね。僕も。 まだまだ修行が必要であります。 経験値も必要な世界ですし。これからです。僕は(笑)

↑そしてコレはスタッフの間でも大問題といわれるワンカット。「先生がお茶をいれてて、シャチョウが完全にだらけてる。これはヤバイんじゃないですか?」って事です。ヤバイですよね。すみません。お腹もいっぱいだし、サウナでホッテストだしで完全にマックスリラックマでありました。以後きをつけます。石本先生ごめんなさい~。

ここから下はオマケ

フィンランドの家庭には、ほぼ必ずあるんじゃないか? ってぐらいに遭遇するものイチ!Tools ずっと使い続けられる物で、使い込んでいった味もイイ。 そもそも、ずっとカッコいいツールです。

そしてArtekのStool60 全部を塗りつぶしたタイプは あまり好きじゃないって人が僕の周りには多いんだけど 使い込んでいった姿は魅力的なんだよなぁ~って思う。思いません? 白の塗りつぶしとかの色が少し剥げた感じとか、いいですよね。 凄くかっこいいと思うんだよなぁ。自分で使って、ここまで育てる。 しびれます。

そして育った道具たちは 捨てられないどころか売れないだろうなぁ~。 いいよね。

それでは次は石本先生のアトリエ訪問して いよいよ先生の作品をスコープで取り扱うぞ! の具体的なお話合いをしてきまーす。

2012年1月25日
Artek 2nd cycle

Artekの「2nd Cycle(セカンドサイクル)」
もともとは古いスツール60と新しいスツール60を交換して
古いスツール60を集め、そこにチップを組み込み
そのチップに今まで使われてきた場所などなどの歴史を
刻んでいくという所からスタートしています。

今も全てのアイテムにチップが組み込まれているわけでは
ないのですが、Artek自身が古いArtekの製品も集め
再度販売している。そいうったお店を持っているというのは
素晴らしいことだと僕は思うわけです。車なんかは中古車も
扱ってて、分野によっては当たり前なんだけど
このインテリアに関して言えばまだまだですよね。
家具は大きいから使い捨て感覚はそろそろ禁呪化しないと
いけないような気が僕は非常にしております。
数年でゴミなってしまいそうな家具が大量に積まれている
売り場を見てしまうと、「これがゴミになる事を考えると・・・」
って頭をよぎり、背筋がゾッゾッとします。
ちょっと最近そういうお店に入れない。重症です。僕。

↑この人はかなり有名なコレクターでディーラーでもあるヨハニさん。
↑最近とても気が合っております。

さて、僕らがここにくる理由は
資料収集という名目で
欲しいビンテージをゲッツするためであります。

今の興味は圧倒的にStool60とChair69。
Chair66の方が69より人気高し!みたいですけど
僕的にはChair69が非常に魅力的であります。

で、多くのビンテージディーラーさんやコレクターの人に
教えて貰いながららStool60の変遷といいますか
生産年代別の特色を調べようとチャレンジしているのですが
みんな僕らが質問を開始すると閉口気味(笑)
でも、少しづつ情報を集めながら、整理してシルスコープ
としてアップできたらなって思っています。
誰もそんな事をやろうとした事が実はないみたいで
正直非常に苦労してますが、なんとか完成させますね。
お楽しみに。全面協力は北欧家具taloの太郎さんです。
さっきアクセスしたら1940年代のChair69が4台売られている!
値段も新品と変わらないぐらい。凄くイイと思いますYO!!!

1935年ぐらいに作られたスツールが
今でもガンガン現役で使われてるわけです。
当たり前のようだけど、なかなかないことだと思う。
脚も接着してるわけじゃなくてネジ止めだから
脚だけ交換したり、飽きてきたらペンキで塗ってみたり。
色々なStool60があるのが一番の魅力です。

こんなビニールシートを貼りこんだ ホッチキスうちのタイプ。 これも1940年代後半~1950年代前半だって人もいれば 1960年台後半~1970年代後半だって話もある。 それぞれにちゃんとした理由もある。そこが面白い。 でも、僕がいろいろ調べて聞いた感じでだと これは多分1940年代後半~1950年代前半だなって思う。 凄く面白い世界なのでみんなで知っちゃいましょうね~。

とにかく!
僕らが生まれるずっと前に作られた物が
今でもゴミになっていなくて
価値を失わずに使われ続けているのは素晴らしい。
誰かがゴミに出しても、誰かが拾っていく世界。
物を作るなら、そんな風になる物を作らないと。
その後ゴミになるかどうかは買った瞬間にわかるもんね。正直。

ビバ!Artek!
もちろん他にもいい家具のブランドは沢山あるんだけど
あんまネットショップだけだと取引してくれないんだよね。
だから、まずは門戸を開いてくれたArtekを全力で頑張ってみる!!
オッス、オラ悟空!です。

text:シャチョウ

2012年1月24日
Atelje Finne 【ヘルシンキ】

僕と秘書課の玉ちゃんコンビに加え
今回はヌータヤルヴィでの撮影もあるから
撮影スタッフ3名がヘルシンキで合流。
総勢5名のツアーメンバーとなりました。
もちろん旅費は全てスタッフ負担!
なぁんて、それはアフリカンジョーク(笑)

クラウス・ハーパニエミの友達の輪!
で仲良くなったレストランオーナー兼シェフの
アンットのレストランで初ディナーはキメ!
全員で行ってきました。
彼が持つ3件のレストランのうちの一つ。

Atelje Finne
営業日: Tue-Sat: 17:00 - 24:00
Arkadiankatu 14, Helsinki
電話: +358 9 493 110
メール: info@ateljefinne.fi

前回、ヘルシンキへ来た時
artekのディナー会場もココだったし
いいレストランだと思います。
スタッフが見つけてきた
フィンランドベストレストランの
第10位にランクインしてましたしね。

食器は基本Omaです。
最高です。ハッリ・コスキネンのデザイン、特にOmaが好きだそうです。
Omaが廃番になった時、日本とフィンランドで大量に購入した会社が
あるって話があって、日本がスコープでフィンランドがアンットの
とこだったわけです。Omaに合うカトラリーを作ってくれたらレストラン
に使うぜっていってたんだよね~。実はかなり前からそれは進めていたり~。 なんてチラリと情報をレストランとブログでこぼしてみる(笑)

ここの料理は美味しいです。
アンットの話を聞くかぎりでは
真面目なフィンンド料理だと思います。
僕もそんなフィンランド料理に詳しいわけじゃないから
わかんないんだけどね。

でも、僕らにとって慣れない味じゃなくとても食べやすい。
北欧の心地よい風を感じたい人には凄くオススメです。
もっともっと昔ながらの北欧の風を感じたい人には
Salveとかどう?また、他のオススメありですからお楽しみに(笑)

メニューも超シンプル。
スターター、メイン、デザ―トから
それぞれ好きなのを選ぶだけ。
で、スターター、メイン、デザ―トから
2つだけってのもある。オーダーもしやすいです。

スターター。僕はムール貝。
他のスタッフがカリフラワーのスープ
そしてサラダ。サラダはOma プレート18×26cm ホワイト。
これイイですよね。
やっぱOmaは再生産されるベシだよなぁ。
ずっといってるんだけどねぇ。

そしてメインはOma 28cmディーププレート。
大き目サイズだけどOmaの28cmサイズはプレートも
ディーププレートも両方ともメインプレートには
超豪華でいいです。
このラグジュアリーでシンプルだというのが
圧倒的なOmaの魅力。スゲェなって思う。

万が一Omaが将来的に復刻・再生産されたとしても
28cmサイズは作られないと僕は予想していて
でも、このプレートはOmaのキーでもあるから
僕は買っておいた方が絶対にイイと思うのです。
28cmプレートは更に割り引きされてるわけだし!
とか書いてるんだけど
この辺のを食べてる時には
実はあんま、きっ記憶がない。

それはアンット自身も加わってのディナーになったから
何でもあり状態になっていて酒量が半端じゃなかったから
であります。

立ってる人はソムリエで
下にチラッとうつってるのがアンットであります。

少しグラスが空くと
即ソムリエが呼ばれてガンガンつがれていく。
そして新たなお酒が追加される。
ジョークでまた新たな酒が追加される。
どこまでも続く酒盛りで
完全に僕は忘却の彼方です。

最後は店の中で何故か
「エンペラー!」
って叫びながら
アンットと乾杯しまくってたそうな。

これ以外にも空けたボトルあり
グラスで飲んだ酒もありの後日談。
そりゃ酔っぱらう。
久々にあの世へ旅立つ飲酒を体験しました。

みなさま、本当にお疲れ様でした。
そしてこんな無茶苦茶な飲食して
全部奢ってくれたアンットは真のエンペラーだよ。

レストラン内にはartekの社長様もいたし
なんかやらかしてないかドキドキしてます。

そしてクラウスもハッリもアンットもミアちゃんも
皆が集うHEL!YES!ストックホルムのオープニングパーティー。
行きたかったなぁ。

もうすぐなのになんで来ないんだ?
だよなぁ。

text:シャチョウ

2012年1月23日
オイバ トイッカ 宅

オイバの家に到着すると 既に石本先生も一緒に待っててくれた。 晩御飯はどこへ食べに行こうか?が段々と変化して オイバが冷蔵庫に魚卵があるからマーケットでブリニ でも買ってきて、ここで温めて食べるかって事に(笑) この突然の予期せぬ方向は刺激的で非常に楽しい。

みんなで買い出しにいって みんなで準備をした。 僕と玉ちゃんは 主にキッチンを片づけたり ブリニを温めて 石本先生が食器を出して オイバは玉ねぎを刻んだ。

ちょっとオイバ家の台所はかなり把握してきました。 経験値があがった。タラララッタラァ~です。

ブリニは一人二枚。 濃いオレンジ(いくらの小さいのみたいな感じ)の魚卵は オイバの家にあったヤツを食べて 白っぽいオレンジでもっと細かい魚卵は買ってきた。 皆は白っぽい方のが上品で好きだっていうんだけど 俺はオレンジ色の方が好きだってオイバはいってた。 家にもあったしね。

本当はオリジナルバードの話をしたかったんだけど そんな流れには全くならず(笑) けっこうな時間、動物の話ばかりしてたなぁ。 だってね。オイバが僕のお腹を見て日本語で

「タヌキ、ハラ!」

とかいうもんだからさ。どこで覚えたんだぁ~的な。 オイバの家ではやっぱロールストランドのCoboltiが めっちゃ使われてて最高だなっと思うわけです。

そして珈琲も飲み終わった頃に、またウイスキーのボトルが。 なんかこの流れも定番化してるぞ。ハハハ。

ここまでくると もう3人とも行くぞ!って感じで(笑) あんまお酒飲んじゃいけない人達なのにねぇ。 まあ、たまにはいいかぁ~。

クッキーを積み上げて 口で吹いて倒そうとするオイバ。 オイバと話してるとハッピーになる。 オイバはポジティブな話しかしないから。 少しマイナスな話になっても 「そいつは俺らが想像もできないぐらいに  大きなヤツだったんだろうな。」 とか、そんな具合で。 でもそうだよな。って思う。そうだよ。

帰り際、 明日は何やってるんだ。 ホテルで仕事するんだったらここでやったらいい。 ホテルよりも広いだろ。洗濯機もあるし。使っていいぞ。 ホテルももっと近くにすればいいじゃないか。 すぐ近くにいいホテルが出来たんだ。 っていてくれる。 そんな事言いながら僕らがずっとココにいたら 気ばっか使ってオイバが疲れちゃうだろうにね。 でも。こんなオイバだからこそ 優しくて楽しい作品がいっぱい生み出せるんだろうなぁ って最近特に思います。 僕自身もオイバや石本先生を見習って いいお店をやっていける人間に成長するべく! 日々努力しようと思うのであります。

オマケ1 オイバの冷蔵庫に何故か赤いきつねが(笑)

トイレではいいタオルを使ってますねぇ!流石オイバ先生!

そしてズット気になっているこのシリーズ。 一番大きなサイズが調度A4サイズ。 であとはA5、A6と半分になって行きます。 超収納上手で更に使っていいなと実感のアイテム。 ちょっと集めてみたくなってきています。 そして石本先生宅でのご飯にも誘って頂いたので 前回の出張に続き石本先生宅へも突撃隣の晩御飯です!

2012年1月23日
ハッリ コスキネン

ヘルシンキ到着して一番最初にあったのは
ハッリ・コスキネンでした。
最近かなり仲良くなれてる気がします。

とっても忙しいようで(当たり前か)
ミラノに行ってストックホルムへ行ってと
スケジュール聞いてるだけでも倒れそう。
そんなハードな日程の中で
この日は午前中ならOK、この日はヘルシンキに夕方
帰ってくるから夜ならOKって、即空いてる時間をしら
せてくれ、僕らとのミーティング時間を作ってくれる
のは非常に嬉しい。

と非常にリラックスな感じをうけるかもしれないけど
ハッリはスターですから。僕も最初の頃のような凄い
強烈な緊張感はないんだけど、常にある程度の緊張感
はやっぱあって僕のHPの減りはまだ早い(笑)
出来上がってきたデザインに意見を出すのは非常に
大変な状況でして、そこはクリアしないといけない
僕の大きな課題です。頑張ります。

今はタオルっていうかタオルケットを一緒に作りたいと
思って進めてます。形になるのは今年ではなく早くて
来年かなぁ。そもそも、まだ作るところすら決まってないから。

なんとかタオルケット企画を
猛成功させたいなぁと思っております。
頑張ります。まだまだ先だけどね。

今はセールで在庫処分しちゃってるSavetheC
ハッリはまだ引き続きデザインに関わってるようで
一緒に考えないかって言われてるんだけど
まだちょっと腰が引けてる。どうもバッグ類っていうか
アパレルよりの物は苦手でよくわからない。
でもハッリの持ってるサイズのバッグはいいなぁとか思う。
なんか、どうしていいかわからなくなります。
中途半端に取り組んでもいい結果はでないから
よくわからない事は断る事にしてるので今回は断りました。

↑僕の変顔を意識してか、ハッリが遂に変顔を!まだレベルが低い(笑)

昼食はハカニエミのマーケットホール内のスープ屋さん。
ここは有名だから知ってる人も多いですよね。
迷わず定番のシーフードです。
マヨネーズ多い気がするのは僕だけ?(笑)

そして食後に珈琲を飲もうとハカニエミの広場にある
屋外カフェ(テント)へ向かうと
オイバ先生がコーヒー飲んでました。
別にハッリが呼んだわけでもなく。そこにいました。

「オイバは朝から昼過ぎまでココにいるんだ。」
ハッリがそういうと
「珈琲こんなに残ってるだろ。今来たばかりだ。
 朝からじゃない。」
とオイバがこたえる。

なかなか面白いやり取りです。

ハッリは早々に次の仕事へ向かい
オイバはアラビアへ行くんだけど
まだ時間があるから、ここにいるというので
僕らも付き合ってオイバの移動時間まで
珈琲を飲んでいた。

4時には家に帰ってくるから
夕方家に来て、その後一緒にご飯を食べに行こう
って誘ってくれたので、またまたオイバ宅訪問し
オイバとご飯を食べる機会に恵まれる。
もう恒例行事のようで、なんだかありがたやぁです。

text:シャチョウ

2012年1月22日
コペンハーゲン → ヘルシンキ

朝5時に起きて夜11時過ぎに帰ってくるとか
かなりHGなコペンハーゲンライフも終了。
ここでコペンライフを復讐!
キャッチ&リリースです。

今回宿泊したホテルは
ファーストホテル サンクトペトリ。
一番安い部屋はいっぱいで予約とれなかったから
二番目に安いSuperior Roomsにしてみたところ
バスタブもあり、広さも29平米と大きめで凄く快適でした。

ラウンドタワーがすぐ近くに見えます。

やすいホテルではない。ないんだけど
コペンのホテルは基本的にどこも高いから
なんか割安な気がしてしまう。
バスタブのリクエストも出しておきましたが
このクラスの部屋はほとんどバスタブあるから
心配なし的回答があった。
Superior Roomsいいと思います。

朝食は種類も豊富でオーガニック!が全面に
出ててなんだか健康になった気分。
実際美味しいし、朝食は抜群かな?って思います。

唯一の難点は、外がうるさい。
これは僕の部屋が3階だったからかな。
立地がいいから、外も賑やか。週末は特に激しい。
ここだけは前回泊まったマリオットに
しとけばよかったかな~的なポイントでありました。
でもそれ以外は大満足です。7階とかだったら
全く問題なかったんだろうけどねぇ。

コペンハーゲンはやっぱご飯が高い。
高いなぁって思う。あんま無料の水が出てきた
記憶がないのは、なんでだろうー。

基本一人5000円が平均値な印象です。
安くあげて一人3000円
まともに食べると6000円みたいな。
僕がいった店がたまたまなのかもですけどね。

ちょっと安めにアジア系で~っていっても
スープとメインで水飲んだら
もう一人3000円越え!みたいな。
ちょっとオシャレな店になると一気に倍!
一人6000円みたいな激しさです。
コペンハーゲンの外食恐るべし。
そう考えるとnomaはソフトな気がしちゃうな。

日本食が恋しくなるからじゃなくて
なんとなく北欧テイストに飽きて
汁っけのある食べ物が食べたくなった時には
アジア系にいくわけだけど、そこも高いから
次回からはカップ麺をもっていこうと思う。
超節約になりますから!間違いなく!
ビバカップめんです。

text:シャチョウ

2012年1月21日
PLAYTYPE

2年前にデンマークへ来た時
友達の紹介で知り合いになったオシャレ人間の
イェンスから連絡があって
彼が最近オープンしたというお店へいってきた。


「2年前に一度会ってるんだけど
 覚えていてくれるかい?」by イェンス

って、確実に覚えてますし(笑)

もともと彼はコペンハーゲンでも
大手のグラフィックデザイン会社を経営していて
そちらが超本業だから、今回オープンしたお店は
僕がオープンさせようと準備している(しているのか?)
スコープ趣味の店みたいなもんなのかな?
って感じていて、特に興味がわいたんですよね。

タカさーん、チェーック!
はぁ~?

タイポグラフィが好きな彼ですから
店は文字だらけ。そして店は小さ目。
やっぱそうだよなって思う。
大きなお店は、その面積埋めるの大変だから
微妙なラインを入れなきゃいけない瞬間が
絶対にでてしまいそうだもん。
小さなお店なら、そんな苦労もないし
ぶれなくていい。やっぱ趣味の店は小です。

ポスターにマグカップにノート。
そして彼の好きな本と
彼が他のアーティストと製作したアートワーク。
イェンス趣味の店。素晴らしくイイと僕は思う。

今年中になにか一緒にやってみよう。
って事になったから年内に一発スタートさせます。
ポスターとノートを取り扱うとかそんなレベルではなく。
ちょっと頭を働かせてみよう。

こんなお店は僕には絶対作れないわけで
でも、このお店は超イイと思うわけだから
これをそのまま日本でやるとか。
そんな風にフットワーク軽くお店が出せるような
余裕ある会社にできるよう頑張らんといかんな。
いかん。そう思う。

text:シャチョウ

2012年1月20日
BANG&OLUFSEN

デンマークで仲良くしてる数少ない友達の1人
マイケル(元ノーマンのスタッフ)がバングへ転職し
今は、新しい企画の「 B&O PLAY 」の仕事をしてて
時間があったら見学しにくれば?って誘ってくれたので
なんのビジネス上の関係もないのにお邪魔してきました。
いいのか!(笑)

これがバング&オルフセンのNEWアイテム。
セシリエ・マンツのデザインです。
超男なバングワールドよりもかなりソフトな方向です。
ハンドルも革ですし、取り外しもできて
革のベルトを止めているのもボタンみたいだし。

全面と違いサイドは全て穴が開いてるわけではない。
そこがポイントで、作るのも凄く大変!
こんな事は誰もやろうなんて思わないよ~
って教えてくれたんだけど、そんなに難しいのね。
素人目には超簡単そうに見えちゃうんだけど(笑)

そして電源を収納できる機能付!
これはいい!いいよねぇ!?
っていうか、僕にとっては懐かしいんです。
昔のラジカセって、こんな感じでコードを
収納できるスペース合ったもんなぁ。
それもパッツンパッツンで(笑)

もちろんこの最新機種はバッテリーも積んでるので
8時間だったかそこらは電源につながなくても
使う事ができるようなんだけど、だからといって
コードが別になってると、つないだり
またどこかへしまったり、別に持ち運んだりと
少し手間だから一緒はイイと思うんだよね。
コレは僕賛成だなぁー。

流れで日本の音楽を聞いてみようって事になり
迷わずAKB48をセレクト!!
バング社内に大ボリュームでフライングゲットを鳴り響か
せてきました。

マイケルありがとぅ!
またデンマークへ来たら見学に来てよって言われたので
また来ます。スコープでもこのアイテム取扱いできたら
いいだけど。マイケル、社内で推薦してくんないかな。

text:シャチョウ

2012年1月20日
noma 【コペンハーゲン】 下

ここまでに20皿あって、時間は3時間ぐらい。
皿数も多いから超ユッタリって感じではないけど
慌ただしいわけでもなくて、調度良い感じでした。
あと、食事にあわせたジュースのコースもあるんだけど
エルダーフラワーとキャロットジュース以外はちょっとアレかなぁ。
ネタになっちゃうかなぁ~的な(笑)
キュウリのジュースとか朝を感じたな。ハハハ。
でも、そう何度も行ける場所でもないから
ワインのコースやジュースのコースも一緒に頼んでしまうと
より何も考えずに楽しめて僕はいいかな?って思います。

あっ、以上がメインコースだって中で書いたんだけど
デザートがありますた。すんません。

NO.21 デンマークのお酒が入ったアイスクリームにディルのソース
デザートもディル、ハーブです。
でも、これはさっぱりしていてOKでした。
少し気分も盛り上がり始めます。

NO.22 洋ナシのカラメリゼとパインツリーパルフェ
まっ、また緑!と思ってしまいましたがOKでした。
洋ナシのカラメリゼは上にスライスした洋ナシがのせてあるから
一見カラメリゼじゃなく見える。パルフェって実はお恥ずかしながら初体験。 こんなフワフワな冷たいお菓子があるんだなぁと少々驚。 でもって、味には木を感じる。全てが初体験ワールド。でもウェルカム。

そして最後にコーヒーをオーダーすると 一緒にプチフールが3種登場。

NO.23 ポテトチップチョコレート
ポテトチップをビターチョコレートでコーティングして
フェンネルシードとアニスシードがまぶしてあります。
凄く大きな味のある缶の中にチョコレートポテチが2枚。
最後まで考えられ手の込んだ演出がとっても素晴らしいです。

NO.24 チョコレートヨーグルトクリーム
モルトのクラッカーの上にヨーグルトクリームをのせて
チョコレートでコーティングしてあります。
ブリキ缶の中に面白い形のチョコ。この形(笑)

NO.25 キャラメル
バターのかわりにスモークした骨髄を使ったキャラメル。
本物の骨の中に詰めてあって、指で押しだして食べます。
ちょっとワイルドなキャラメル。動物っぽくて美味しかった。
骨を持って帰りたくなるナイス演出です。かなり特殊だけど。

スカンジナビアンな料理に慣れがあれば
全て超美味しく頂けたんだろうなぁーと思うんだけど
そこまで経験値もなく、食通でもない、一般人な僕には
苦手な料理も若干あった。でも、それは不味いってわけ
じゃなくて慣れがないんだけだと思う。
だからもう少し経験値を積んで再チャレンジしてみたい。

そしてここは料理も素晴らしいけど
接客も固くなくてフレンドリーで緊張しないのが何よりいい。
なんか世界一なんて聞いちゃうと
凄く緊張しちゃいそうなんだけどね。それがないです。
服装もカジュアルでOKな感じだし、なんかリクエストがあれば
なんでもどうぞ~的なウェルカム雰囲気は非常に暖かくて
これからの時代の接客ってこうなんだろうなって思ったなぁ。
スコープもいつか実店を出すときは是非見習いたいです。
最後にまた帰ってきてね~って見送られると
また来ようかなって思ちゃうね。



最後に気になる料金は以下の通りです。
もちろん一人分。

料理 1,500DKK
ワインコース 950DKK ※7種類7杯
ジュースコース 550DKK ※5種類5杯
ミネラルウォーター 50DKK
コーヒー 50DKK

text:シャチョウ

2012年1月20日
noma 【コペンハーゲン】 中

さて、ここまでで既に11皿の料理が運ばれてきたわけですが
実は全部アミューズでしてメインのコースはまだ始まっていないのです。
フィンガーフード。手でつまんでちょちょいと食べる。全部それ。
そしてココからスタートであります。
ブログの文字数制限の都合でnomaレポートは3部作となります。

パン オリーブオイル、豚のラードにフライドオニオン、酸味の残ったフレッシュサワーバター
フェルトで包まれた焼き立てのパン。
あけると湯気がふわっと立ち上がってとんでもなく美味しい。
豚のラード、爽やかなバターをつけて食べる。最高であります。
玉ちゃんようにオリーブオイルも出てきました。
ただ、このパン。凄く美味しいのですが調子に乗って全部食べてしまい
後半は相当後悔しました。
とりあえず1つでストップ!
ストップ!ひばりくん!
次行くときはそうします。

NO.12 イカ。白いカレントの果汁とパインオイル。小さいのはスローベリー
非常にさっぱりしていて美味しい。
パインオイルって説明されたんだけど、なんだか少し木の香りがした。
ちょっと日本的な印象です。イカだからかな?

NO.13 ノルウェー産ウニ
新鮮なウニとキュウリ。黒いのは焼いた皮をまぶしたキュウリだって言っていた。 よくわからないけど。 緑のはディルやハーブ。白いのはフローズンクリーム。 ちょっと見た目とウニに惹かれ、写真撮る前に食べてしまいました。。。。。 ごめんなさい。美味しかったんだけど、なんか不思議な食べ物だったなぁ。

NO.14 蟹の肉、蟹の玉子、卵黄に海藻のスープ
凄く新鮮な冷凍していない蟹の肉と蟹の卵に黄色いのが卵黄。
そこに海藻のスープ。なんとも落ち着く味です。最高に好みでした。
が、なんだか、このお皿は僕たちだけだったみたい。
他の人はみんな違う料理を食べてたなぁ。

NO.15 雑穀にクレソンのソース。乾燥させた帆立貝のスライスにイカ墨ソース
72度で24時間乾燥させた帆立貝をスライスしてイカ墨のソースと海藻パウダーがかけてあります。 で、下の緑のがクレソンのソースと雑穀です。これもなかなか美味しい。 でもシーフードな流れながら少しづつ北欧な味が色濃く出てきてる感じがした。

NO.16 生栗のスライスにバターと魚卵を加えたウォールナッツのソース
復活!これはとっても美味しかった。
栗と魚卵。新鮮でナイスな組み合わせ。
メインのコースはお皿がどっしりした物が多い。
使われる食器も大きく分けられてます。グレート。

NO.17 ローストオニオン
実は玉ちゃん、玉ねぎも食べられない。
で、僕がこっそり2皿食べました。お皿重め。

NO.18 キャベツで包んだパイクパーチのグリル
こちらへ来るとよく出てくる白身魚パイクパーチを焼いてキャベツで包んであります。 ホワイトワインとバターと焼いた魚の骨で作ったソースがかけてある。

NO.19 ピクルスにブイヨンとブラウンバターのソース
冬のコペンハーゲンのNomaでしか食べられない特別な料理。
ピクルス以外に白いブヨブヨした油っぽいツブが3つぐらいのってて
それと一緒に食べるとより美味しい。

NO.20 バラの花びらのピクルスとビーツを添えたワイルドダックのグリル
マッシュルームの愛ったソースが掛かってて、上には黒いサクサクしたツブがあった。 それはベイビー松ぼっくりなのだそうです。


以上がメインのコース。どれも綺麗に盛り付けられていて
健康的な食材が選ばれているんだけど
パンの食べ過ぎでお腹がいっぱいになってきたところに
そこまで経験値も豊富ではなくて耐性のない
ハーブやピクルスやビーツが押しよせてきたので
NO.17の玉ねぎあたりから、僕には少しきつくなった感じ。
パンの食べ過ぎにはご注意だなぁ。ってnomaに限らずだけど(笑)

text:シャチョウ

2012年1月20日
noma 【コペンハーゲン】 上

エル・ア・ターブル編集部の方とメールをしていて
「コペンハーゲンでしたら、世界のベストレストラン
 で2年連続1位に輝くnomaがありますね。」
って教えてくれたので即予約して翌日行ってきました。

なっかなか予約取れないレストランみたいなんだけど
僕がどーーーーしても行ってみたいと
駄々をこねたので秘書課の玉ちゃんが頑張ってくれました。
Mission accomplished!

お店に入ると椅子の背には羊の毛皮がかけてある。
僕がデンマークで見つけた毛皮を半分にカットしたサイズ。
あー、こういうサイズで椅子の背にかけるのもいい。
作ってしまいたい。あぁ、作ってしまいたい。作ろう!!!
この羊の毛皮、全席にはかけてはなく2人席だと片方だけ。
これは勝手な推測なんだけど
僕の席から見える範囲では毛皮がある方に女性が座っていたから
男女の位置がいい感じになるように考えられた仕組みなのかな?
って秒読みじゃない、深読みしてみた。

NO.1 モルツ・ハーブをまぶして焼いたフラットブレッド
一番最初は既にテーブルにある!の巻でした。
テーブルに飾ってある植物。
よくみると一番上のトナカイの角みたいな2本は食べ物。
驚きの演出であります。もちろん他の植物は食べません。

NO.2 スウェーデン北部で採れたコケを揚げ、ポルチー二茸のパウダーをまぶしたもの
これも演出が凄い。日本を感じる演出。で、凄い上にコケ。
ダブルで新鮮だから、なんだか余計に美味しく感じた。
なにより楽しい。もちろん上の白いヤツ以外は食べません。
コケを食べた数少ない日本人のうちの1人になる事ができた(祝)

NO.3 揚げた豚の皮にカシスの果汁を乾燥させたもの
上の赤いのはカシスのジュースを乾燥させて作ってるみたいな事をいっていた。
美味しい。とても美味しい。ブリキのお皿にってのも悪くない。
なんか固さも抜けてリラックスできる。
ドレスコードとか固いルールはないから自由に楽しくどうぞっていわれてる気がした。

NO.4 焼いたブルームール貝
おっ大好物のムール貝がいっぱい!と思いきや
おひとり様一個であとは貝殻のみ。
上の殻をとったら下も全部一緒に食べる事ができるよって説明してくれたんだけど
いくら柔らかいとはいえ貝の殻は無理だろうと思う。みんなそう思うと思う。
でも、いわれた通り食べてみれば、下の殻は黒いサクサクした食べ物で
メチャンコ美味しい。うぅ~ん。またしても予想を良い方向に裏切られるの巻。
ここは本当に演出が素晴らしい。ちょっと刺激をうけまくりです。
本当に来てよかったと思う。

NO.5 野バラの花びらのピクルスと凄く寒い所で採れるベリーの果汁を乾燥させた物。
また登場の果汁を乾燥させて作った料理。花びらのピクルスと一緒に一口でどうぞ。
いわれるがまま、一口で食べてみると。これまた美味しい。この味は少し違うと
僕は苦手かもしれないなーって方向。だけど美味しかった。石のお皿もいい感じです。

NO.6 揚げたネギの根にパセリのピューレとオニオンの花のツボミのソテーが乗っている
みんながネギの上の部分を使って、僕らは下を使うからパーフェクトマッチ。
そんな説明とともにネギのいつも捨ててる部分を食べる。
普通に美味しい。説明もかなりフレンドリーで固さなし。
お店全体が楽しげなので有名店なんだけどリラックスできる。
そこもまたナウくていい。敷居が低く、良い物を扱っている。
そんなお店がこれからだよなって僕も常々思う。

NO.7 クリスピーチキンのサンドイッチ
下がクリスピーチキンの皮で上がライブレッド
クリームチーズと野菜のクリームをサンドしたちょっと変わったサンドイッチ
サクサクっと美味である。なんともここまでオール美味しいです。

NO.8 クリスピーポテトのサンドイッチ
ちょっと変わったサンドイッチ第二弾。
ちなみに2つあるけど、これで二人分です。
秘書課の玉ちゃんはミルク・チーズ・バター・クリーム系が駄目なので
僕はスタンダードなんだけど、玉ちゃんのは仕様変更されています。
料理の説明はスタンダードな僕の方です。

NO.9 うずら卵のスモーク
ダチョウの卵サイズの容器。蓋をあけると中には小さなウズラの卵が。
半熟だから一口で食べてね~ということでポイと一口で食べる。
こっこれはなんとも美味しいではありませんか!!ヘルシンキのサボイ
で食べたゆで卵も異常な美味しさだったけど、これも最高に美味しい。
板東英二じゃないけど、卵好きが進行しそうだ。

NO.10 人参とラディッシュ、羊のヨーグルトとハーブのソースにヘーゼルナッツ。
植木鉢から人参とラディッシュを引っこ抜いて
土がついたまま食べてますよ的な演出。
土みたいなのはヘーゼルナッツでその下にソースがあります。
楽しい演出の料理。自由の風を感じた。ビバ!ノマ!

NO.11 ハーブトースト
上:スープストックを作る時に使うカモの皮を乾かしてあげてある。
中:タラの卵のクリームと色々なハーブ
下:クリスピーブレッドとバターが付けてある。
爽やかでハッとしてグゥーです。
ここまで食べて「このレストランすげぇなぁ」って言葉が自然と出てしまった。

text:シャチョウ

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