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[販売終了] iittala Oiva Toikka Lollipop 2021 for scope

バードが先かエッグが先か

鶏が先か、卵が先か
オイバワールドでいうと
バードが先か、エッグが先か
それは非常に簡単、バードが先です。

これまで作られたオイバのエッグは
大きく分けて3種類。
一つは今も作られているアニュアル。
1996年に一度作られ、2003年から
今に至るまで毎年作られています。
そしてもう一つが普通の卵サイズ、
今回スコープが別注したエッグです。
1994年?2004年に作られていました。
最後の3つ目はビンテージショップで
見ても、誰も気付かないであろう
ダチョウの卵に近い15?あるEGG BIG。
1996年のメールオーダー用です。
これ以外に特別なエッグが数個ありますが
製造期間は2002年から2006年。という事で
エッグの誕生は1994年で
バードの誕生は1972年だから
20年以上の差でバードが先となります。

でも、オイバが言ってました。
みんなバードが先だって思ってるんだ。
どっかにあったはずなんだけどなと
部屋を探して持って来たのは12?程の
ズシリと重い見た事のないガラスの卵。
『これはバードのずっと前に作ったぞ。』
って。。。それは一点物か試作でしょ?

バードが先か、エッグが先か。
オイバの中ではエッグが先、
そういうことみたいです。

スコープバードとエッグ
パラティッシパープルとエッグ
色々あって、それがいいと、そういう事

スコープオリジナルバードに合わせ
RakattiエッグとUglaエッグ
そしてAnoエッグのラスターを作りました。
スコープバードのオマケもAnoエッグだから
Kiikkuriエッグがない?はい、ないです。
で、オマケの元祖Anoエッグを
Kiikkuriエッグとして飾ってください。で、
今回のAnoエッグをAno Birdと飾って下さい。
これにてスコープバードのエッグ一揃い。
超こじつけみたいですが、
後になって後悔する事があるのが人生。
元々こうなる事を考えていたわけなく、
プレゼントしたエッグ自体、
突発的な思い付きの後付企画だから
こういうおかしな部分も出てきます。

そしてオリジナルバードと関係のない
ViolaとMauveの2種類はテーブルを飾る用に
作ってみました。2013年春、
モダンリビングのパーティー特集で
ビンテージエッグを使ったテーブルセットを
試した事がありまして
その時、ViolaとMauveが抜群に綺麗だったから
別注してみました。試作も出来上がりオーダー
するというタイミングで
パラティッシパープル日本入荷の知らせが!
これはバッチリ!
と、Viola多めでオーダーしました。

正直、すごーーーく、いい。
スコープ的には大成功!!!

ちなみに、今回の別注エッグは
Anoエッグを除いて全て復刻です。
本当は新しいの作ろうと思ったんだけど
オイバも調子がよくなくて、
一緒にヌータヤルヴィへ行けなかったから
スコープが集めまくったビンテージから選び
再生産しました。だからRakattiエッグは
ガラスの色味が違います。そもそもAnoエッグ
もオイバの意図かガラスの色味違いますしね。
唯一の新作は、Anoエッグ ラスター。
オイバがスコープ用に試作してくれてた物。
Anoエッグにはブラックとラスターがあって、
オイバはラスター推しだったんだけど
僕はブラックを選んだんです。
でも、結局、これてに両方作りましたとさ。

終わって続いて
またいつか、
新しく生まれる事を願って。

1793年設立。
220周年を迎える記念すべき2013年に
フィンランドのヌータヤルヴィガラス工場の
閉鎖が残念ながら決定しました。
2014年夏までに閉鎖という事ですが
既に職人さんもイッタラ工場へ移動が始まり
2013年秋に工場を訪れた時には、
もう終わりが近いように工場は静かでした。
来年も少し物は作られるのかもしれないけど、
フル稼働してたのは2013年まで。

2013 Nuutajarvi、その年と名を、
O.Toikka、そしてscopeと
エッグの裏に一緒に刻む事ができたのも、
それはどこか感慨深いです。
そして、それがまた、卵だということも。

いつか卵が孵化して
ヌータヤルヴィで新たなバードが
生まれる日が来るといいなって、
ただ夢のように思うわけです。

ブランド
iittala
デザイン
Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)

マウスブローのエッグ
この方向を
スコープは大事にして行きたい。

このエッグは、機械が作るわけではなく
一つ一つ人が吹いて作っています。
だからガラスの厚さも色味も違います。
色ガラスを巻いたり、粒を付けたりし
表面を火にかける加工もするので
その具合で表情、発色はどれも異なります。
人の手で作る物だからエッグの表面の
柄や色、その変化や重さにも違いがでるし、
小さな混入やシワのような部分もあります。
だから、面白く、だから、いいと思うのです。
それもまた、全て、このエッグの価値だと。
マウスブローで作った物だからそうなるのです。

こういった作品を欲しい人が増えれば
マウスブローのガラス作品は絶えず残るだろうし
神経質にクオリティを求め、低価格を求めれば
マウスブローのガラス作品は減るんだと思います。
結局、その買い求める人の要求が
ヌータヤルヴィガラス工場を閉鎖させたような
そんな気がしていて、僕自身、反省しています。
だからそれを元に戻すことができないか?
と、スコープはそこを頑張ってみています。

ただ、型吹きしないと凄く高額になるから
型は使っています。だから表面に型のラインは
多少出ます。それは味とは言えないけれど
ある程度は価格とのバランスも必要だと
スコープは思っているので
そこは、ご理解頂けるとありがたいです。

ブランド
iittala
デザイン
Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)

商品スペック

材質
無鉛ガラス
寸法
Sulo(脚付き):約W180mm×D90mm×H180mm
Sorja(脚なし):約W160mm×D95mm×H110mm
*個体差があります
生産
Made in Finland
備考
各500羽限定。シリアルナンバー入り。
刻印:O.Toikka IITTALA 2015 SCOPE ***/500 (手彫り)