2012年5月18日
取材に来て取材されるぅ~の巻 - INTO THE WILD
ストライキの影響で飛ばないかも? と聞いていたポルト行便ですが なんの問題もなく予定通りに飛んでくれました。 セーフ!です。良かった。
空港に到着するとエコラのアントニオさんが 待っててくれて一緒にタクシーでマンテイガスへ。 今回は取材なのでスコープチームは総勢4名! スーツケース6個に手荷物4個という超大所帯!! で、アントニオさんとタクシーの運転手さんだから 凄い密度!(笑)窮屈ではありますが 乗れてよかったの気持ちの方が圧倒的に強い。 どうしようもなく乗れなかったら どうなったんであろうか(笑) 帰りのタクシーは同じ車を確実に予約しておかないと。 マンテイガスに大きなタクシーはこれ一台のみって 聞いているので。
マンテイガスヘ140kmで疾走中! でも、丁寧な運転だから気持ち良い。 高速道路から見える風景は日本の高速から 見える風景に近い気がする。
途中トイレ休憩 at スーパー。 周りはみんなエスプレッソ。 僕らはみんなアメリカーノ。それでも濃い。 エスプレッソの練習しようかなぁ。 こっちのコーヒーはストロングです。
高速をおりてエストレーラ山脈をのぼり そして谷へ下りていくとマンテイガスがあります。 ポルトから車で3時間。なかなかの距離。 山に入ると風景が素晴らしい。本当に素晴らしい。
↑エストレーラ山脈名物 老人の横顔岩。ノッチ(スコープスタッフ)に見える。 マンテイガス手前ですれ違った 羊飼いのおっちゃんと羊たち。 ワイルドだろぉ~。 ほんと自由に放牧させてます。 イメージのまんまで、なんだか嬉しい。
そして!! マンテイガス!! 本当に谷にありました!! 当たり前だけど 実際にみると感動しますね。 集落の建物は白壁にテラコッタ色の屋根。 凄く綺麗ですー。高まります。
到着したら早速取材に突入! と気持ちは完全に高まっていたのですが 到着後すぐに市長さんを表敬訪問。
どうやらエコラ側の予定が組まれていて 取材に行って、沢山取材されることに。 エコラに付くと取材の人たちが たくさんお待ちでありました。
マジ取材で、これテレビです。 エコラにマイナスイメージを与えると いけないので、気を使いましたが 頑張りました。いい事を話したつもり。
で、新聞。じつは色々な恥ずかしいポーズを とらされちゃったんですよね。どんな写真が のるのか?掲載紙は送ってくれるそうなので 届いたらアップします。
それにしても天気いいのに取材ができないのが困った。 初日がいきなり特殊な一日になってしまった。。。 明日と明後日にかけるしかない。ないな。 晴れが続くやうに。
2012年5月19日
ECOLA 羊の毛刈り〜放牧 - INTO THE WILD
羊の毛を刈る現場を見に行ってきました。 冗談でINTO THE WILDなんてタイトルを付けたら 本当にワイルドな流れになってきた。
1年経つと、↑これぐらいの毛の量になるので、 5月頃の晴れて乾燥した日に刈取りされます。 刈取りは1年に1回。オオカミに噛まれたり 病気してたりする羊の毛は刈らない事もあって その場合は2年後に。でも2年すると毛が固く なるから、使えないそうなんだけど。
ちょっとかわいそうにも見えるんだけど、 脚を縛るのは羊が暴れて怪我をしないためだそうです。 とっても重要で、縛らないと死ぬ時もある って言ってました。 実際、刈る側も怪我するかもしれないですしね。 そして、これは超重労働。 薬を注射して羊の毛を簡単に抜く?方法を 採用したくなる気持ちもよくわかる。 僕の力じゃ無理だろうし。みんなたくましい。
羊たちは案外、おとなしく刈られている。 一年に一回だし、諦めてるのか? 毛が刈られると涼しくていいのかも。 実際、毛を刈りとり、気温が上がってきたら 羊飼いと羊はもっと標高の高い涼しい避暑地へ 2ヵ月ぐらい移動するのだそうです。 いつか、その現場も見てみたいなぁ。
正直、すぎちゃんなんて足元に及ばないほど ワイルドです。みんな。青いツナギがボス。 羊飼いでもあり、毛も刈ります。 力強く豪快で、お肌がなんかテカテカしてます。 めちゃんこカッコいい。 僕も、もっともっとーたけもっとー! ワイルドになりてぇ~!
無事毛刈りが終わったらのどかな放牧風景も見せてもらいました。
草をただのんびり食べてる羊の皆々さま。
羊飼いと犬に連れられ、場所移動しているところ。
団体行動はお得意な模様。非常にまとまりがあります。
移動した先は色々な花が咲く、めちゃんこ綺麗なお花畑的場所でありました。くーるー!
最高に気持ちいい!本当に気持ちい!
知らない人間からは逃げる羊&ヤギですが、こいつだけは僕に近づいてきました。ちょっと変わってます。
2012年5月20日
羊飼いのジョゼ - INTO THE WILD
13歳からずっと羊飼いをしてるジョゼが言ってた。 「日本には羊いないのか? もしいないなら連れていってみせてあげたい。」
いつも羊たちと一緒にいる。 この時も家の中でみんなワインを飲んでたんだけど、 ジョゼだけは羊たちの近くにいる事が多かった。
とっても表現がストレート。よく笑う。
エコラの社長とジョゼ。 エコラの社長と羊飼いの間には強い信頼関係があるって実感。 取引っていうより、仲間だよね。 この時もエコラの社長が持ち込んだワインで盛り上がった。 エコラみたいな会社はそう簡単には作れないだろうな。
ジョゼのお母さんとジョゼのお兄さん。 家族3人。ポートフォリオ。 日本に帰ったら額装して送ってあげようと思う。
木の皮を丸めて色々な音を出していた。 羊飼いは色々な音と声を出して羊と話すことができる。 テレビでみる動物と話ができる能力者とは違う。 本当に話してるんだよね。っていうか、伝えてるか。
羊飼いはジョゼなんだけど、毛を刈ったり、 放牧したりするのを手伝いに来てる。 そんでみんなでワインを飲んでいる。 とっても楽しい。 ジョゼの家でみんなで飲んだひと時は、 ここ最近で一番楽しかった。 また会いにきたい。ウルルン。
ジョゼの手。