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Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
パイピング DOVE
Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
パイピング DOVE

Fasetti / Siesta Lounge Chair

雰囲気に惹かれて始まり
座り心地に満足する日々が続く

フィンランドで作られていた1950~70年代の物が、僕には特に魅力的に見えているようで、ヴィンテージを買った後に物の背景を調べますと(直感で買ってるのでこの流れが多い)、この時代ということが多いです。どうだと言わんばかりの緻密な豪華さではない、自然な優雅さ上品さがあって、効率的に安く作るということを微塵も感じさせない物の良さというのを僕は感じてしまいます。なんだか独特な方向に物がいい。このシエスタは僕の持つ物のなかでは群を抜いてエレガントな物なのですが、それでも僕の日常にあって違和感ないですし、気張った感じも、威張った感じも不思議としない辺り、特に気にいっています。そしてこれが置いてあるとなんだか素敵空間になってしまう、とにかく上品で素敵な椅子なのです。雰囲気を気に入り、勢い手にした物なのですが、実際に使い続けてみるとシエスタという名の通り、昼休み、休むのに向いたとても素晴らしい座り心地のラウンジチェア、イージーチェアでした。広く知られた有名な家具でもないので、日本では全く知られていないでしょうから、残念ながら座り心地を試すことは難しく、座り心地に関するレポートなんていうのは探しても見つからないと思うのですが、曲面で構成されたハイバックは頭までの上半身全体を支えてくれるので、包み込まれるかのような座り心地で極上です。座り心地、快適度においてはこれぞ最上と僕は思います。スコープを訪れる多くの人が試しに座って感想を伝えてくれるのですが、座り心地に関しては最高評価しか聞いたことなく、みんな虜になっちゃってます。だから、この姿、佇まいに心奪われ、思い切って手にされた方は、僕同様、きっと座り心地も大満足して日々愛用して貰えるはずです。寝室に置き、静かな時間を共にする読書の場所としていかがでしょう。そういったシーンにとてもよく似合います。リビングにあってもいいんです。自分がいつもいる場所とするのは素敵だと思います。昼休みにも是非。個人的激烈愛用、そんな使い方がとても似合います。

Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
パイピング DOVE
Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
パイピング DOVE

スコープが張地を選んで
ザッと21色作ってみるという試み

シエスタも膨大な生地見本から張地を選ぶことができます。張地を選んで完成したら納品されるというのが通常の流れなのですが、生地見本を見てコレだと選ぶことはなかなか難しく、張地を選んでから生産され納品されるのですから、オーダーしましても家で実際に座ることができるようになるのはずっとずっと先のことです。そこで閃いたのです。ワンコンテナに積載できるシエスタは42脚ということでしたから、僕の好みで21色の張地をじっくり選び、それを各2脚づつ発注してザッと作ってしまい、それを本店と楽天にわけて販売するという新手法!僕が勝手に張地を選んでオーダーしたからお好きなの選んで頂戴!的な、ちょっと変わった販売を試してみました。好きな色をある程度の範囲から選べますし、すぐに届くというメリット産出!ただ、仕様や色選びは偏っているので幅の広さはないです。ヴィンテージをかなり収集し、それらを日々眺めて使っていくなかで、僕にはコレという好みのバランスがありますから、仕様は諸々僕好み、僕が一番気に入っているヴィンテージのシエスタに沿う。張地の素材感は特に重要で、シエスタの雰囲気と相性よく感じるコットンのビロード生地、ベロアを選んでいます。少し起毛した触感と光沢がシエスタにマッチしているので、多分今後もこの雰囲気一択だと思います。また相性の良いパイピング材がみつかった色については、座面にパイピングを施しました。脚の素材はフィンランド産バーチ、塗装色は僕の指定です。なのでメーカー及び他店舗が主に販売しているシエスタとは少々雰囲気も違い、安くすることを考えずにオーダーしてるから価格も比較的高目安定となってしまっていますが、その分いい物にはなっていると思います。

Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
パイピング DOVE

価格の理由

シエスタのメーカーFasetti社はヴィンテージも扱うインテリアショップであり、オーナーはOrnäsの家具を収集していたコレクターです。そんな人が形や質の高い職人仕事に魅せられて権利を買い取り再生産を始めたのですから、彼らを魅了したオリジナルの品質をそのまま維持したいと考えるのは当然の流れでして、僕がやってもきっとそうなります。メーカーPuunveisto社(そもそものHiort af Ornäs家具の生産工場)でHiort af Ornäsの右腕として働いていた方に協力してもらい、ヴィンテージのシエスタが作られていた頃と同じ手法で現在も変わらず生産されています。昔も今も製造に大差はなく、数名のスタッフがFasettiの工房で全てを手作りしていて、縫製についても複雑な形状ですから多くが手縫い、実に莫大な手間を掛けて作り上げられています。シエスタがフィンランドのPuunveisto社で生産されていたのは1952年から1974年、そしてFasetti社が再生産を始めたのは2016年ですから、40年近く経過して現在に再登場したわけですが、40年前と同じ手法で作るというのは、なかなか簡単なことではないです。このシエスタが高くなってしまうのは、純粋に作るのに手間がかかり過ぎるのが理由だから、価格を下げることは難しい、価格の構成が他のデザイン家具とは全く異なるからと、Fasettiのオーナーがストレートに話してくれました。ちなみにスコープが初回発注したのは42脚、その生産に要した時間は3か月弱。とにかく生産に時間が掛かる物なので、こちらも慌てずのんびり取り組みたいと思っています。

Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair

出会いから発売まで

僕とシエスタとの付き合いは長くて、まさか取り扱いできるようになるとは思っていなかったので、この発売はかなり予想外でした。北欧ビンテージ家具を買い始めて間もないころの2012年、デザイナーのことは何も知らなかったのですが、妙に惹かれるところがありまして勢い買っていました。その時に買ったのが上の写真の2脚、Siesta(シエスタ)とCaravelle(キャラベル)、これは同じデザイナーHIORT AF ORNAS(ヨートオーナスって聞こえる)のデザインです。そんな有名な物でもないのですが、僕はなんだか惹かれてしまいます。そしてその時にドムスラウンジチェアも買っているので、僕のラウンジチェア贔屓が始まったキッカケはこの3脚といえます。ただ、シエスタもキャラベルもヴィンテージしか存在しない物だったので、ラインナップするという発想はなく、今後のヒントになればぐらいに考えていたのですが、ある時フィンランドの知人がヴィンテージ家具を扱っているお店が権利を買い取り、自ら再生産を開始したと教えてくれました。そこから慌ててアポイントを取って車を飛ばして会いに行き、今に至っています。なんとなく惹かれて手にした家具が、知らぬ間に現在に復活していて、それを日本で取扱うことになる。終わってもまた誰かが復活させて続いていく物には、やはり終わらない特別な価値がある。

Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
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2021年5月18日
160cmの私がシエスタに座ると

ついに販売開始したシエスタラウンジチェア。実は私も、初めてシャチョウのヴィンテージシエスタに座って以来密かにずっと狙ってる。スコープアパートメントのシエスタを試しながら、超現実的に購入プランを練っているところなんです。このラウンジの特徴といえば、優雅なフォルムを作り出している幅広な背もたれ。ハイバックだから頭までしっかりと支えてくれます。うっかり上を向いて寝てしまっても天を仰ぐところまでいかないレベル。つまり空也上人状態にならずにすむ。横に広いから片方にもたれかかっても、無理な姿勢になることはありません。また高さも、本体の座面高35cm程度に10cm厚のクッションが載っている状態。木の椅子などとは違い、腰掛ければクッションが沈みますからそこまで高くは感じません。身長160cmの私は、背にもたれるようにゆったり座ると、足もぴったりと床につきます。形状的にお尻の方が下がっているので、足を投げ出せられると楽では?そう思い、ピルッカスツール35cmを設置してみたら、これまたいい具合。更に快適で安眠シエスタへ1UP。(スコープ成戸)

Fasetti FasettiSiesta Lounge Chair
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2023年11月8日
Siestaの再入荷は難しそう

そもそもはオーダーする度に色展開を変え、丁寧に1つづつ色を決めていくことを重ねていこうと思っていたのです。生産に手間のかかるラウンジチェアだから、それに見合った販売にしたかったので。でも、流石に高額な物だから、すぐに売り切れることはなくオーダーも緩やか。でも、少しづつ在庫が減ってきて再オーダーするかどうかの今後についての質問をいただいた2023年7月、再入荷を具体的に考えてみたのですが、価格改定に加えて為替も大きく影響し、販売価格はあまりに高額となってしまうことがわかりました。もし再入荷したとすると販売価格は90万円前後となってしまい、80万円を切る価格設定は難しいのです。加えて、その価格で販売するには42脚オーダーしないといけない。つまり、現実的ではないんです。これからフィンランドを訪れてメーカーと話し合いなどすれば、何かしら新しい方向が見える可能性もありますけれど、このまま在庫限りで販売終了となる可能性が高そうです。つまり、Siestaの再入荷はないと思って貰った方が良いと思います。ですから、どんな理由がございましても交換対応ではなく、返品のみの対応となりますこと、ご了承のうえオーダーください。在庫もかなり少なくなってきました、僕もなんだか1脚キープしておいた方がいいような気がしてきています。あと在庫のあるカラーは本店と楽天で異なりますから両方チェックした方が良いですよとも思います。(シャチョウ)

ブランド
Fasetti
デザイン
Carl Gustaf Hiort af Ornäs

商品スペック

材質
脚:バーチ 生地:コットン100%
寸法
W740×D830×H1010mm
シート高:450mm / シート奥行:500mm / 約15kg
梱包箱 : W825×D750×H1065mm(1脚入)

生産
Made in Finland

説明書ダウンロード : Siesta Lounge Chair

ご購入前に確認をお願いします。

2023年7月現在、Siesta Lounge Chairを再入荷した場合の販売価格は90万円前後となってしまい、80万円を切る価格設定は難しそうです。販売価格があまりに高額となってしまい現実的ではありませんので、スコープでは在庫限りで販売終了する可能性が高いです。つまり、こちらの商品は再入荷の予定がありません。ですから、どんな理由がございましても交換対応ではなく、返品のみの対応となりますこと、ご了承のうえオーダーをお願いします。

個別販売商品

  • 0003 PEWTER

    550,000(税込)

    販売終了しました

  • 0011 PINE

    550,000(税込)

    販売終了しました

  • 0013 MIST

    550,000(税込)

    販売終了しました

  • 0017 PRUSSAIN

    550,000(税込)

    販売終了しました

  • パイピング 0009 SILVER

    570,000(税込)

    販売終了しました

  • パイピング 0019 PLATINUM

    570,000(税込)

    販売終了しました

  • パイピング 0020 MINK

    570,000(税込)

    販売終了しました