

誰かのアイデアから生まれた機能、豊富なサイズ展開、そんな毎日使うたくさんのツールが集まるキッチンを綺麗にしたい。料理するわけでもないのに、よく撮影はするからか、キッチンを心地よい場所にしたいと思うんです。だから、自分なりに素敵なキッチンツールをセレクトして、充実のラインナップを組み立てよう!そう考えて、国内の展示会を探しまわったり、海外の展示会へも出かけました。新しいデザインアイテムが集まる華やかなエリアではなく、キッチンツールなどの日用品が展示される地味なエリアを探しまわっていたんです。でも、なかなか心惹かれるキッチンツールと出会えない。機能的なキッチンツールはたくさんあるのですが、無駄なく綺麗で機能的、ティーマやスツール60のような心惹かれるバランスのキッチンツールはない。それで、いつかスコープオリジナルアイテムとして、キッチンツールを作りたい!と考えながら、ずっとスコープを運営してきたからか、オリジナルアイテム群を見渡してみると、結局のところキッチンツールばかり作っていました。まだまだラインナップは未完成ですが、これから、コツコツひとつひとつ、作り続けていこうと思っています。
cani
キャニ
細い瓶からすくいやすく、調理だけでなく、食卓でも活躍するcani スプーン。指先のように便利に使えて、調理や盛り付けだけでなく、食卓でも便利に活用できるcani トング。全て、明治元年(1868年)から続く新潟県燕市の老舗メーカー、小林工業株式会社で製造して貰っています。デザインを担当しているのはプルーフオブギルド、主にアクセサリーをデザイン・制作しているブランドです。そんな彼らに生活の道具をデザインしてもらうことで、キッチンツールにアクセサリーのようなエレガントさが備わり、でも、立派になり過ぎないスコープが求めるバランスに仕上がると考えました。プルーフオブギルドは、デザインをするだけでなく、自ら手仕事で多くの試作品を仕上げ、それをスコープと一緒に使いながら試行錯誤を重ね、調整を続けてくれます。これにてスコープのキッチンツールは、いつかキッチンアクセサリーのようにみえる、はず。
palsby bowl
パルスビーボウル
デンマークの大御所デザイナー、オーレ・パルスビーが2008年頃、新潟県燕市のステンレスメーカー大泉物産を訪れ、ゴールドや漆を使用してテーブルのセンターピースとして使うための豪華なステンレスボウルを試作していたので、そこから豪華な装飾要素だけをゴッソリ抜き取り、シンプルで綺麗なキッチンツールへと変化させました。キッチンツールとは異なるアプローチで整えられた、小振りでスタッキングに優れたステンレスボウル、この選択は大正解だったと思います。実際に使い続けてみると、大きなボウルから小さなボウルへと調理の中心が移っていく流れは、大きな俎板から薬味俎板へ中心が移り替わっていく過程と似ています。また、物の雰囲気はスコープのcani スプーンとも通ずるところがあり、いい仲間に見えるんです。かなり特殊なサイズ感ですが、愛用している人に聞けば、皆よく使うサイズが異なるから、どれも使い処があるのだと思います。
use me
cold or hot
ユーズミー
キッチンでいつも使うガラスボウルが、綺麗になればいいのに。そう思うあまり、スウェーデンの大御所デザイナー、インゲヤード・ローマンにデザインを依頼して、美しい耐熱ガラスボウルを完成させました。生産は小泉硝子製作所、明治45年(1912年)から続く老舗メーカーです。耐熱ガラスを自社で溶解し、マウスブローで一点一点製作しているので、製品そのものに手仕事の跡や温かさを感じられる、素敵なガラス製品を作り続けています。『USE ME COLD OR HOT』、長いのでユーズミーと呼ばれている耐熱ガラスボウル、3サイズを重ねて置くだけで絵になるようにデザインされています。耐熱温度差は120度、熱湯ぐらいなら温度を気にせず使えます。また、綺麗なガラスの片口として、食器のようにも使えますし、残った料理をラップして冷蔵庫に入れておいても綺麗です。ユーズミー、キッチンでもテーブルでも大活躍です。
house towel
kitchen
ハウスタオルキッチン
カレーやトマトソースがテーブルにこぼれて台拭きで拭き取り、台拭きにその色が付くと汚れたと感じるのですが、それは食材の色、つまり、自然素材で染めたということでもあるんじゃない?自然素材で染めた布は上等なものだと思っても、汚いと感じることはないのに、テーブルにこぼれた食材を拭くと、色が付いて汚れたと感じてしまう。テーブルを拭いて汚れるのと、自然素材で染めるというのは、かなり近い、いやほぼ同じなんじゃないだろうか。拭く布の色と拭き取られる食材の色、その差が大きいから汚れたと感じると考えれば、その問題を解決することで汚れたんじゃなくて、染めたんだって思うような台拭きを作ることができるのでは?と閃きました。その考えをスウェーデンのデザインレーベルOYYOに伝え、ハウスタオルキッチンの色を考えてもらいました。リトアニア製のリネン100%、乾きも早く、丈夫で長く愛用できます。
kitchen tool
canister
キッチンツール
キャニスター
生産効率を優先することも、コストを下げることも考えない。キッチンツールが安定して収納できるキャニスターを作ろう!それだけを考えて作り始めました。最初のアイデアがキッチンツール立てだったから、シリーズ名はキッチンツールキャニスターとなりましたが、バリエーションも増えてキッチンツール用ばかりではなく、そもそも名前が長い!ツールキャニスターと略そうかな?2015年の発売から成長を続け、今ではハウスタオルに次ぐ、スコープオリジナル第二の核となっている人気シリーズ。ただ、複雑で分かりづらいラインナップになっており、解決したい問題もあったので、一旦生産を止めて整理整頓し、2025年10月に販売再開の予定です。カラーは、ブラウンとブラックが生産終了となり、キッチンで使うことの多い170mm、130mm、箸立て、75mm樽の4アイテムは、アイテムによる濃淡を少なくグレーで揃えます。テーブルで使うことの多い125mmは、110mmと同じホワイトに色変更し、イッタラやアラビアの食器と一緒に使いやすくします。先々にはブラウンやブラックも含め、限定色や新色を生産できたらと思っています。
〈上記のような色味に変更して2025年10月に販売再開予定〉


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USE ME
COLD OR HOT3,900円~
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cani
スプーン小さじ1/2750円
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cani
スプーン小さじ1,100円
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cani
トングサラダ2,800円
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Palsby Bowl
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house towel kitchen ディッシュクロス 01-03
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house towel kitchen ディッシュクロス 04-06
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キッチンツールキャニスター110mm
〈10月入荷予定〉 -
キッチンツールキャニスター 125mm
〈10月入荷予定〉 -
キッチンツールキャニスター 170mm
〈10月入荷予定〉 -
キッチンツールキャニスター 130mm
〈10月入荷予定〉 -
キッチンツールキャニスター 箸立て
〈10月入荷予定〉 -
キッチンツールキャニスター 75mm 樽
〈10月入荷予定〉