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2024年6月12日
粗挽きカルダモンにチャレンジ

フィンランドのシナモンロールに欠かせないスパイス、粗挽きカルダモン。カルダモンといえば、チャイやカレーに使われるイメージが強いですが、フィンランドではプッラと呼ばれる甘いパンの生地に練りこまれています。日本ではパウダーかホールタイプしか売っていないので、シナモンロールを作る時はフィンランドで買ってきたり、お土産でもらった粗挽きカルダモンを使っていたのですが、先日遂にそのストックが終わってしまいました。このままでは大好物のシナモンロールが作れなく(食べれなく)なってしまう…ということで、重い腰を上げて、ホール状態のカルダモンを買ってきて自分で粗挽きにしてみました。薄緑色の莢と呼ばれる殻部分に切り込みを入れて中にある種子を取り出し、ミルを使って粗挽きにします。(擂鉢&擂粉木でも試してみましたが、カルダモンの種子は固く、潰すのは難しかったです。私は最近使っていなかった手動のコーヒーミルで挽きました)マスコットのホールカルダモン一瓶からできる粗挽きは18g程。普段はチビチビ使っている粗挽きカルダモンがせっかく沢山できたので、バター100gに砂糖100ccと粗挽きカルダモン8gを練りこんだフィリングをパン生地に巻き込みカルダモンロールを作りました。カルダモンたっぷりの焼きたてプッラは香りが本当に最高!ホールから粗挽きにするのは少し時間がかかるけど、フィンランドのプッラ好きの皆さま、ぜひ予定がない休日にでも試してみてください。(スコープ 松尾)

2023年8月9日
スンヌンタイ×ベリーの夏コーデ

生のブルーベリーをたくさんゲットした時は、ムスティッカピーラッカを(Mustikka=ブルーベリー、Piirakka=パイ)をマストで作っています。同じムスティッカピーラッカという名前でも、ケーキ生地にブルーベリーを乗せて焼くだけの簡単バージョンやラハカという乳製品を使うもの、パン生地タイプなど、見た目も味も全く違う様々な種類があって、毎回何を作ろうかな~と考えるのも楽しみの一つ。その中でも特に好きなのが、表面のカリカリ食感が美味しいムスティッカ ムル ピーラッカ。ムルがクランブルという意味でブルーベリーの上にクランブル生地を散らして焼き上げます。焼きあがったケーキにバニラアイスを添えればもう完璧。アイスクリームの消費量がとても多いフィンランドでは、1リットルの四角い箱に入ったアイスが売っていて、それを包丁で長方形に切って食べるのが定番です。ずっと再現したいなあと思っていたので、レディーボーデンの容器をハサミで切って取り外しアイスを長方形にカットする、という細かすぎる拘りを発揮してしまいました。食器はこの時期ついつい手に取ってしまうスンヌンタイ。黄色×ブルーベリーの紫色は夏!って感じがしてなんだか元気がでる組み合わせです。(スコープ 松尾)

2022年3月27日
日曜日のパンヌカック

冷蔵庫に賞味期限切れが近い生クリームがあると週末にパンヌカックというフィンランドのパンケーキを焼きます。Pannu(フライパン)Kakku(ケーキ)という意味ですが、フライパンは使わずオーブンで焼き上げるのが特徴です。小麦粉、牛乳、卵、ベーキングパウダー、グラニュー糖、バターを混ぜ合わせた生地をオーブンで30分焼き仕上げに生クリームやジャムをトッピングして完成。アイスクリームを添えるのもグッド。フィンランドではデザートとして出てくることが多いパンヌカックですが、結構ずっしりしているので私にとっては週末の贅沢朝ごはんという立ち位置になっています。(スコープ松尾)

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