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Oiva Toikka Lollipop 2016 Oiva Toikka Lollipop 2016

【販売終了】iittala Oiva Toikka Lollipop 2016

オイバ・トイッカの作品群の中でも
1960年後半から70年前半に作られた
POMPOM、LOLLIPOP、BAMBUという作品は
僕にとって他とは圧倒的に違う次元に
ある特別な物だから、そこにかける
今の僕の熱量はかなり大きい。

形といい配色といい、
こんな作品、他に見た事がない。
まさにオイバワールド全開なのだ。

特にバードを集めた先に見える
ロリポップ、ポムポムは格別であり
僕にとって最高な物の一つになっている。
一緒に飾れば鳥の集まる木が生えたかの
ように見えるからでしょうか?
それが空想に過ぎるとしても、バード
中に違う作品が加わると景色が変わる。
そんな飾って見える景色も含め、新たな
扉が開いてしまうのだから、バードに
続くロリポップやポムポムは実に危険
極まりなく、やめられないから仕方も
ない。一度気に入ってしまうと
欲しくてたまらなくなってしまう。
そんな病歴が僕は実に長い。

その3作品に対し強い思いがあり、
それをオイバも知っているから
2015年はポムポムをメインに、
バンブーの要素を含んだ作品を
スコープのために生み出してくれた。
ポムポムバンブーとポムポムボトル
これは新しい配色で、新しい形だから
正直、僕にとっては理想の別注だ。
フィンランドの著名人(美術館の館長
など)からも問い合わせがあった程で
あの時、思い切って手にした人は
ラッキーだった、そう思える日がくる。
そう僕は確信しちゃっている。

Oiva Toikka Lollipop 2016

そして2016年もポムポムを。
そう思い企画していたけれどオイバも
体調が悪く新作を伴に作るのは難しい。
そこで僕自身が企画を組み、オイバが
デザインを完成させる。そして僕が
イッタラへ行き試作するという
新しい仕組みにチャレンジしているが
まだ完成に至るには少々時間が必要だ。

そんな試作の日々の中でイッタラから
魅力的な提案が。2015年のロリポップ
を試作した時、発売されたグリーン
以外に別の色もオイバはOKを出して
いるから、その色ならスコープ用に
生産する事ができる。

なっ、なに、それ、いいじゃない。

試作に行き詰った感のあった僕には
とても心地よい響きだった。
未発売のロリポップがある。
それが今回登場となりました
Lollipop 2016 for scopeです。
メインカラーにレインを使ってます。
そして、これは後で知ったのですが
イッタラもウルトラマリンブルーを
使い2016年のロリポップを作り
リリースしたんですよね。それは
フィンランドで販売されています。
2016年のロリポップはスコープも
イッタラも各100個生産でして
価格はイッタラが1,220ユーロ、
スコープが128,000円です。
でもってスコープのは木箱に入ってる。
結構、頑張ってるのがわかるでしょ。
はい、結構頑張ってますから。
ただ、その木箱が少しデカいのです。
すみません、そこ詰め切れてなくて。

Oiva Toikka Lollipop 2016

≪ロリポップの歴史≫

1968~69年にロリポップのキャンドル
ホルダーがシリアルアイテム
(複数作るアイテム)として生産され
その傍らユニークピース(一点物)の
ロリポップが生産されました。その後
1969年ロンドンでのエキシビジョンで
そのロリポップが展示されます。
当時のロリポップは装飾もシンプルで
実にカラフルな物が多い印象です。
スタイルも様々。それを見ていると
70年代にも頻繁にオイバの展示会が
開催されていたようですから、
その時々いくつかロリポップが製作され
展示されたんじゃないかと思うのです。
その後もアニュアルキューブのような
凝った装飾のロリポップを1980、90年代
の作品に見かける事もあり、当時、
展示会で買ったという話も聞きますから
1968年以降2000年代に入るまで、
不定期ながらユニークのロリポップは
作られていた。
ただ、そんな数があるわけじゃないから
世にはあまり出てこない、そう思います。

そして2000年代になると200個未満の
エディションで度々生産されるように
なり、それらを今、ビンテージ店等で
見かける物ですが、総数は少ないです。

右から
1) Lollipop 2004 edition of 200
2) Lollipop 2004 edition of 200
3) Lollipop 2007 edition of 100
4) Lollipop 2008 edition of 60
5) Lollipop 2008 edition of 59
6) Lollipop 2008 for unique day edition of 100
7) Lollipop 2009 edition of 100
8) Lollipop 2015 edition of 50
9) Lollipop 2016 edition of 100
10) Lollipop 2016 for scope edition of 100

Lollipop2016(9,10)はLollipop2015(8)の
色違いで、それはそもそもLollipop2004(1)
の装飾に近い。そして、それも1960年代の
作品に、同じ装飾を見た記憶がありますから
元ネタの多くは1968、69年の初期作品なの
かもしれない。

ブランド
iittala
デザイン
Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)

商品スペック

材質
無鉛ガラス
寸法
W135×H350mm×ベース直径110mm / 2.5kg
*個体差があります
生産
Made in Finland
備考
100個限定。シリアルナンバー入り。
O.Toikka IITTALA 2016 SCOPE ***/100

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