SCOPE / 4040テーブル 160×80×72
4040はここから始まっている
160×80cmサイズのテーブル、天板厚3センチ、太い角脚、テーブル全体からドッシリとした圧倒的安定感を感じるのですが、その辺を僕は特別気に入ってます。スコープアパートメント2は北欧の集大成として考えているので、アルテックのテーブルだらけになっていますが、僕の実生活のテーブルは4040テーブル160×80サイズです。全てが無垢材ですから重さも相当でして、多少のことではズレたりはしません。幅160cmですからダイニングテーブルにしては大き目です。とはいえ、そんな突拍子もないサイズじゃありませんから、多くの家庭で置けるサイズだと思います。そしてこのサイズであれば当然ドムス4脚ならべて使っても窮屈感ゼロ、ドムス並べて余裕を感じるゆとりサイズです。このテーブルサイズに椅子4脚であれば、まぁ、どんな椅子でもOKでしょう。この椅子4脚並ぶかな?の心配はほぼしたことないから、そういった意味では自由度が高いです。この周りにはセブンチェアやエイトチェアを置いていたこともありますし、チェア69やスツール60もこの周りにちょくちょく加えています。大きいから、この椅子はいる?はいらない?を考えないでいい、気にしなくていいのは素晴らしい。ダイニングテーブルで仕事もすれば、ご飯も食べるし、お茶もお酒も呑む。スタッフがくればミーティングもする。つまり、なんでもかんでも、僕の日常は4040テーブルの上です。前に使っていたテーブルもほぼ同じサイズ、完全に慣れてしまっているから、僕はこのテーブルサイズを変えたいという発想にはなりません。そして、周りにある椅子はドムスチェア、ここはもう変わることが無いように思う。椅子をドムスチェアにするのでしたら、サイズは160cm×80cm、これが僕的にはおススメということになります。
僕は手入れをしていない
160×80オークを愛用して6年以上経過しています。最初はオイルフィニッシュされてたんだけど、自身でオイルフィニッシュしてメンテナンスしようって考えが一切なく、メンテナンス用のオイルなんて買ってすらいない。もう、なるようになれ、もし完全に困った状態になった時にでも考えればイイヤってぐらいにしか考えていない。ガンガン水拭きもするから、表面は毛羽立った感じを通り過ぎ、少しばかりデコボコした部分が生まれ始めている。このまま使い続けていけば、もっとデコボコしながら艶っぽく成長する予定です。ただ艶っぽさが出るというのは僕の希望であって、まだその兆候は全くみられない。だから、そうならないと判断したら、段ボールかなんかで磨きまくってみようと決めている。東屋の木箸も磨きだけで艶を出しているし、インドネシアで家具を試作している時に、段ボールでこすると表面に艶がでるって聞いたから。とはいえ、それを実行するなら、もっとデコボコして朽ちてからにしたい。そんな先を目指してってわけじゃないけど、水拭きをし、日にも当たる場所は避けるわけでもなく、なんの気づかいもなく日々使っている。全くメンテナンスもしない。って、これはこれである一つの目標に向いたお手入れなのか。早くこすりたい。こすれば、それもお手入れか。表面がデコボコしてくると、その上で何か書いたら、当然デコボコする。そうならないようにするのならオイルフィニッシュしたり、更には塗装するって話になるんだけど、デコボコしてたら下敷き使えばいい。物が変化していくのに合わせて自分が対応していけば、もっと気楽に色々な物を使えるようになるし、色々勉強になるし、変化していく先の姿も面白い。そしてテーブルが変化していけば、それに合わせ手を加えるのも楽しい。それでまた特殊な表情へと育っていくのだから。焼物が欠けたら金継ぎして物の価値が増していくような感じといいますか。
- ブランド
- SCOPE (スコープ)
商品スペック
- 材質
- オーク: ホワイトオーク幅はぎ材
4040のオークについて
家具やウイスキー樽などの素材として広く使われているオーク。オークは家具に適した良材で濃すぎず、薄すぎない色目はあらゆるスタイルに馴染む人気の材です。固く堅牢な材ですが気温や湿度で伸縮が起こりやすい性質があるので、家具に使用する場合は塗装が必須となります。
一般的なウレタン樹脂塗装を施すと表面が強力に保護される代わりに木の質感が薄れてしまうため、オークについてはオイル塗装を選択。天然ワックス入りのオイルを使用し、適度な撥水力を備えていますがウレタンのような強力なコーティング力はなく、木が呼吸できる状態を保っています。これにより材が伸縮を繰り返すため、時には材にクラックが入ることもありますがこれも後の変化を楽しめるように選んだ仕上げです。
チーク:チーク幅はぎ材4040のチークについて
銘木として名高いチークは世界的に見ても希少な材。チーク材は良質の油分を含んでおり、無塗装のままでもガーデンファニチャーに使用できるほど水に強い素材。4040ではインドネシア政府によって維持されている植林生産プログラムのもとで育った資源追跡可能なチークを使用しています。
無塗装のチークは使い始め、木目や色調にばらつきがあり、色むらも多くみられますが長年使用を重ねると徐々にチークの油分が表面に現れ、材の色調の差が薄れて色に統一感が出てくるのが特徴。水に強いとはいえ撥水するわけではないので濡れたものを長時間放置したり油分が付けばシミもできますがこのような経年変化も全てひっくるめてチークの独特の味となり、少しずつ飴色へと変化しながら重厚感を増していきます。
そんなチーク材特有の質感と自然な経年変化を最大限楽しめるよう、4040のチークはあえて無塗装で仕上ました。無塗装のチークは一般的にイメージするチークより、色が薄く感じられると思います。このまま自然な経年変化をじっくり楽しむなら無塗装がおすすめ。無塗装のチークは水拭きするとアクのようなものが付くのでそれが気になる場合は、木部仕上げ用のオイルを用意して塗装することもできます。作業自体は数十分で終わるので簡単です。 - 生産
- Made in Indonesia
- 備考
- 組立必要:15分~30分
脚のカットをご希望のお客様は、オーダーの際、連絡事項の欄に希望するテーブルの高さを5mm単位でご入力ください。基本的にカットして残った脚は同梱しておりません。残り脚が必要な場合はオーダーの際に合わせてご連絡ください。カット加工には一週間ほどお時間をいただいております。【 入力例:テーブル高さ 345mm希望 】
おつかれさまアイテム ※ 以下は販売終了した商品のため、入荷の予定はございません。
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オーク -
チーク