SCOPE / 4040テーブル 80×60×72
超コンパクトながらアリ
デスクサイズとしてもかなり小振りな80×60サイズのテーブルですが、超コンパクトでありながら実際に使ってみると不思議とそこまで小さ過ぎて困るという程ではありません。部屋を広く使うためにも最小スペースのデスクを選びたいということでしたら、こちらの80×60サイズ、もしくはテーブル上の面積は同じで横長の120×40サイズの2択です。80×60サイズは奥行きがある分、デスクトップPCを設置して活用することも可能です。ただしデスク上に収納スペースを確保することが難しいので、その辺りは工夫が必要となります。そして、デスクとしての役割を終えた後にも、作業台や飾り棚として別の活用場のイメージがしやすいサイズ感というのも魅力のひとつです。またコンパクトなデスクながらも、椅子の部類の中でも大きめなドムスチェアと組み合わせていただいてもアンバランスということはありません。どの椅子との組み合わせもバランスは悪くないように思うのですが、Chaise Tout Boisを合わせる場合には、椅子の座面高がテーブルの高さと少し不釣合いのように感じますので、2cmほど椅子の脚を短くして合わせていただいた方が使い勝手が良いようです。
SCOPE酒井の家
学習机として
私が高校を卒業して家を出た後も、実家にしばらくあった学習机(コクヨロングランデスク・ザぼんちver.)は、小学校時代からの図鑑&辞書の墓場となり何に使われることもなく、かといって捨てられることもなく、部屋の隅の結構な面積を占領し、数十年、時が止まってるコーナーの主を務めた後、知らないうちにそっと姿を消していた。6.3.3.で12年なんてあっという間の機能型学習机の悲しき末路。そんな記憶から、自分が子供の学習机を選ぶ時には、多少時間がかかっても、子供が成長したその後を見据えた一台、生涯現役となる一台を慎重に選ぼうと決めていたのです。それで、子供が年長さんになった頃から、学習机を探し始めたのですが、結局小一、小二、これというものに出会わず、リビング学習で凌ぐこと2年。そしてやっと、小三の時にスコープの4040テーブル登場、何の装飾もない、無垢のテーブル。ラインナップに、学習机にぴったりな横幅80cm奥行60cmというサイズを発見。娘がもし使わなくなったら私のパソコンデスクに~、台所のサブテーブルに~と、他の用途が次々と膨らみ、捨てるなんて想像が全く沸かなかったことが決め手となりました。生涯現役、イケる。そんなこんなで、うちの4040の第一の人生は「和室の障子横」という、もっともオシャレと無縁な場所でスタートしました。
そして、3年後~。いろいろとお見苦しく、憧れのカケラもないコーナーの披露となっている件、すみません。が、数年使ってみて、80×60の学習机としての使いやすさ、断然オススメ!猛プッシュ!できるほど気に入ってます。まず、壁際に鉛筆立てを置き、教科書やノートを上下に広げるという勉強の定番スタイルに奥行60cmが過不足なく、丁度良いということ。本人的には謎の折り紙作品やアイドルの写真を目の前に飾れるという満足度の方が高いようですが。拭き掃除&ノートチラ見役の私は、個別撮影で選んだフシのある天板に日々愛着が沸いてきています。機能型デスクでない代わりにまわりのアイテムが必要な4040。まず、椅子。Artek『Chair 69』を使っています。80×60デスクとのバランスが良く、背もたれにメチャ重☆ランドセルをかけても倒れないのが頼もしいのです。収納アイテムには、教科書やファイルに『メッシー S2』、ピアニカ・習字道具・絵具などの学校用品に『メノー L』を使っています。デスクライトは、20年前から使っている無印のクランプ式アームライトを使えば無駄がなくていいやと思ったのですが、4040の厚み的に挟み込みが厳しく、断念しかけたところ、MOEBEの『STAND』を使えばスタンドライト化できると聞き、早速導入。天板のスペースを取らず、全面が使えるので気に入っています。こんな感じで、周辺アイテムもボチボチ揃えているから、小物収納用のサイドキャビネット的な何かしらは、未だ探している最中。ずっと使える良い家具や道具を、今はたまたま子供の学習机周りで便利に使っていて、それがなんか、ごめんなさいね、イイ雰囲気で。っていう風景となるのが、私の理想なのではありますが、まずは破れた障子を修復し、娘のアイドルヲタからの卒業を待ちたいと、思います。(スコープ酒井)
- ブランド
- SCOPE (スコープ)
商品スペック
- 材質
- オーク: ホワイトオーク幅はぎ材
4040のオークについて
家具やウイスキー樽などの素材として広く使われているオーク。オークは家具に適した良材で濃すぎず、薄すぎない色目はあらゆるスタイルに馴染む人気の材です。固く堅牢な材ですが気温や湿度で伸縮が起こりやすい性質があるので、家具に使用する場合は塗装が必須となります。
一般的なウレタン樹脂塗装を施すと表面が強力に保護される代わりに木の質感が薄れてしまうため、オークについてはオイル塗装を選択。天然ワックス入りのオイルを使用し、適度な撥水力を備えていますがウレタンのような強力なコーティング力はなく、木が呼吸できる状態を保っています。これにより材が伸縮を繰り返すため、時には材にクラックが入ることもありますがこれも後の変化を楽しめるように選んだ仕上げです。
チーク:チーク幅はぎ材4040のチークについて
銘木として名高いチークは世界的に見ても希少な材。チーク材は良質の油分を含んでおり、無塗装のままでもガーデンファニチャーに使用できるほど水に強い素材。4040ではインドネシア政府によって維持されている植林生産プログラムのもとで育った資源追跡可能なチークを使用しています。
無塗装のチークは使い始め、木目や色調にばらつきがあり、色むらも多くみられますが長年使用を重ねると徐々にチークの油分が表面に現れ、材の色調の差が薄れて色に統一感が出てくるのが特徴。水に強いとはいえ撥水するわけではないので濡れたものを長時間放置したり油分が付けばシミもできますがこのような経年変化も全てひっくるめてチークの独特の味となり、少しずつ飴色へと変化しながら重厚感を増していきます。
そんなチーク材特有の質感と自然な経年変化を最大限楽しめるよう、4040のチークはあえて無塗装で仕上ました。無塗装のチークは一般的にイメージするチークより、色が薄く感じられると思います。このまま自然な経年変化をじっくり楽しむなら無塗装がおすすめ。無塗装のチークは水拭きするとアクのようなものが付くのでそれが気になる場合は、木部仕上げ用のオイルを用意して塗装することもできます。作業自体は数十分で終わるので簡単です。 - 生産
- Made in Indonesia
- 備考
- 組立必要:15分~30分
脚のカットをご希望のお客様は、オーダーの際、連絡事項の欄に希望するテーブルの高さを5mm単位でご入力ください。基本的にカットして残った脚は同梱しておりません。残り脚が必要な場合はオーダーの際に合わせてご連絡ください。カット加工には一週間ほどお時間をいただいております。【 入力例:テーブル高さ 345mm希望 】
おつかれさまアイテム ※ 以下は販売終了した商品のため、入荷の予定はございません。
-
オーク -
チーク