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2011年7月9日
ARTEK CHAIR69

ARTEKの取扱いを開始するにあたり
Stool60、Chair69、HallChair403という
僕にとってのArtekコアアイテム3兄弟の
背景を知ろう!歴史を感じよう!
そこから僕らの生活に新しい風を吹き込む種をみつけよう!
と、30年代~60年代を中心にビンテージを収集しています。
で、1940年台のChair69が届いたので、他の椅子に混ぜて
使い始めてみました。

素晴らしくイイです。
雰囲気も使い心地も。

サイズ感はエイトチェアなんかと比べて
小ぶりな感じなのですが
そのコンパクトさ、日本向きです。

特に大事に使われてたというような感じではないのに
70年前の椅子が、こうして今でも普通に使えるというのは
なんとも素晴らしい。
そして価値を失っていないという事が更に素晴らしい。

これは使い続けた後の姿なんだけど
新しいChair69はとても綺麗で
それを人生の早い段階で手に入れて一緒に生活をしていく。
その時の、その家に必要な数を補充したりしながら。

結婚したら1脚増えて、子供が増えたら1脚増えて。
で、子供がまた一人立ちをしたら、その椅子を持って
新しい生活がはじまる。

これだけ長く使えて
ずっと作り続けてくれてる物だと
こういう物との関わり方ができるんですよね。

そして
ずっと使い続ける事ができる良い物を
ずっと買えるように取扱い続けること。
それがお店にとっては大事な事ですよね。
そこをスコープ頑張らないと。

家は持っていけないけど
物はどこへでも持っていける。
良い物を大事に使えば一生を供にできる。
だから日用品は良い物を選びたいよね。

って某御方様の言葉がまた頭に浮かびあがった。
やっぱそうだよなって最近色々な場面で思う。
そして物との出会いはタイミングや時期も重要。


日本の夏、東屋の夏
久しぶりに蚊遣りを使い始め
蚊取線香の香りで夏を感じた。
昔はいつも嗅いでいた匂いが
今では新鮮だったりする。

この蚊遣りもArtek69も
これからずっと生活を共にしていく物なんだと
なんとなく思うのですよね。いいねぇ。

ちょっとワインを昼間っから飲みました。
すみません。

text:シャチョウ