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2008年10月11日
いよいよ明日出発デス!

うーん。緊張してきましただぁ。運動会の前には緊張して雨が降らないかな~って祈るタイプなんですよね。前回の海外出張も緊張しましたが今回も軽く漏らしそうです。そろそろ帰って準備を完了しなくては!実験でiPhoneから更新してみましたの巻です。では明日からがんばりまーす。

荷物をツメツメ中なり

日本を代表するブツを北欧への土産にしましただ。
トランクの半分はお土産なり。

いってきまーすデス

もう飛行機に乗るです。
次はヘルシンキからーでしゅ。

お客さま大丈夫でございます。

飛行気内で新聞を回収していたから
渡そうとすると
「お客さま大丈夫でございます。」
って拒否られてしまいました。
リサイクルできる新聞だけを集めてたみたいね。

これはいらんわな。

て事で、着きました。

入国審査?の時のチェック事項

自慢ではありませんが、
空港で僕は常に厳しいチェックに合います。
今回も入国時に
何をしにきた?
どこへ行く?
何日間滞在予定か?
次は別の国へ行くのか?
どこへ行くのか?
と質問の嵐ざんした。
慣れてきたよ。
ちなみに同行スタッフは何も質問されなかったって。

text:シャチョウ

2008年10月2日
ハッチェケテー また毎度のごとくピンチでありましてー

いよいよ海外出張目前ながら、また問題が発生です。
iPhoneでうまくブログが更新できない!!!!!!

いや出来るんですが、画像がでっかすぎるんですよ。
メールに添付して更新するのが一番スピーディーでバンバン
いけるから、コレっきゃない!わけなのですが、iPhoneで
メールに画像を添付してアップするとこうなる。

こんなんでかくなっちゃうんですよ。
iPhone側で画像を幅500ピクセルに修正するとか、
撮影した画像は全て幅500ピクセルで保存するとか、
でかい画像をメールに添付してアップしても楽天ブログが
幅500ピクセルに修正してくれるとか、そんな事できないのかな。

調べては見たんですが(少しだけね)皆様のお知恵を拝借と思いまして。
もし知ってる人がいましたら教えて下さいませ。
助けて下さいませ~。

ちなみに上にアップした画像は、シャチョウが海外へ行く前に送別会を
やろう。ってことで踊り狂うの巻の夜会へ行って参りました際の画像。
参加メンバーは僕、ズッキー、ノッチ、ワッキー、福井さん。

今回参加したイベントが開催されたのは松坂屋の地下にある
『プラチナムナゴヤ』

 大市民會議 夜会
 歴史上もっとも『ギンギラギン』な尾張藩主・徳川宗春をキーワードに
 各界の著名人を中心とした、豪華絢爛で『ダサくない大人の社交の場』
 を提供し、新たな発見と交流の促進を図ることを目的に展開する。

前売り券/男性=12,000円、女性=8,000円(男女セット=20,000円)
※セットを買う意味があるのか???
という以上なパー券(ナツイ)の高額設定に惹かれ、何かあるんでは!!
と心惹かれて参加して参りました。

僕セレブな大人の集会にTシャツで参加し、汗だくになって踊り狂い
帰りに吉牛食べて帰りました。楽しかったです。

僕らは完全に浮いておりました。見事な浮きっぷりに徳川宗春もアッパレ
だと思ってくれていることでしょう。

text:シャチョウ

2008年9月25日
魅惑のプッラ

PHOTO:原田 智香子

オーブンから立ち上るプッラの焼けるかおりに刺激され、焼き上がりを待って台所を出たり入ったり、と落ち着かない子供たちや夫の様子を見ることは母としてとても楽しいものです。

プッラとは、フィンランド語で甘いパンの総称。私はほぼ毎週プッラを焼きますが、その時にはいつでも同じように台所が混雑します。プッラがものすごく好きで、時には小ぶりのプッラを11個も食べてしまうような、たくさんのプッラを頬張る子供のことを「プッラねずみ」と呼びます。怖いことに、もしかすると我が家の子供たちには二人ともこのあだ名がつきそうです。

プッラは一人一人の子供時代の記憶に含まれるもので、それぞれの母親がそしておばあさんが、それぞれ世界で一番おいしいプッラを焼きます。プッラのかおりが家を“家庭”にし、安全な居心地を生み出します。フィンランドの最も有名な料理人でミシュランの星を持つハンス・ヴァリマキも、プッラ大好き人間として名乗りを上げています。

-オーブンから立ち上るプッラのかおりに勝るかおりを僕は知らない。そこにはノスタルジーとともに、気持ちを落ち着かせ、力を与える魔力がある。

とヴァリマキは雑誌のインタビューで答えています。 プッラのかおりは営業促進の手段としても利用されています。不動産屋は物件の売り手に、買い手の候補となる人が見学に来る直前にはプッラを焼くようにと勧めます。

次の世代へと受け継がれるプッラ

おばあちゃんと孫が一緒になってプッラを焼くこともよくあることです。おばあちゃんと一緒にプッラを焼けば、間違いなく正しいプッラの作り方を覚えることが出来ます。おばあちゃんも自分の子供時代にはやはり自分のおばあちゃんと一緒にプッラを焼いたのです

おばあちゃんはプッラを焼きながら孫が大好きな自分の子供時代の話を語って聞かせます。

私の母、インケリと娘のメリが一番好きな一緒の時間の過ごし方、プッラを焼くところを撮影しました。インケリおばあちゃんと孫のメリはすでに何十回も一緒にプッラを焼いています。初めてのときメリはまだ2歳でしたが今は8歳です。今ではメリもとても上手に手のひらで生地を小さく丸めることができるようになりました。

フィンランド人をフィンランド人にするいくつかの物事があります。サウナ、ミートボール、サマーハウス、サンタクロースなどがそうですが、プッラもその一つです。

それぞれのフィンランド人のプッラに対してと、そこに材料として何を入れるか、という意見はとってもはっきりしていて、それはその家族の中で脈々と受け継がれていきます。 ある人はプッラにはカルダモンがたくさん入っていなければならない、と言います。他の人は、レーズンの入っていないプッラなんてプッラではない、と言います。フィンランド人の会話の中で、「プッラからレーズンをつまみ取る」と言うと、それは誰かが何かにおいて自分に利益のあることだけを先を越して取ってしまうときに使います。

かもめ食堂で作ったシナモンロール

最近では頻繁にプッラの生地を使ってシナモンロールが作られます。映画の「かもめ食堂」の中で作ったシナモンロールはとってもポピュラーなパンです。

シナモンロールの味はもう既に独り歩きさえ始めています。去年の夏の新商品の中で一番のヒット商品はシナモンロール・アイスクリームでした!

最近はシナモンロールをものすごく大きく作ることがトレンドです。たくさんのフィンランドのパン屋さんやカフェが、半径が20cmもあるとにかくジャンボなシナモンロールを作ります。

もしシナモンロールをその日のメインディッシュにしたくない場合には、小さなかわいいシナモンロールもあります。(Pågenと言う名前のスウェーデン産のミニ・シナモンロールはほとんどのお店に置かれています。ビニール製の袋に小さなシナモンロールが12個入っています。どうやらスウェーデン人もシナモンロールのことがいくらかはわかるようです。もちろんフィンランド産の方がおいしいですが・・・。)

私自身もシナモンロールをたくさん焼きますが、でもこれはプッラの生地で作ることが出来るものの中の一つに過ぎません。プッラの生地と言うのは、たとえばインケリのような達人にかかれば、あっという間にテーブルがすばらしいパーティーのためのおもてなしで一杯になる、とても便利なものなんです。


伝統的なプッラの種類をご紹介します。

-ミニプッラ(Pikkupulla)

手のひらで丸める小さなプッラ。ザラメでトッピングします。

-バターの目プッラ(Voisilmäpulla)

ミニプッラの天辺にくぼみを作りそこにバターと砂糖をおとします。

-4つ編みプッラ(Pullapitko)

棒状にした生地を編むようにして細長いプッラにします。ザラメやアーモンドスライスなどでトッピングします。最も伝統的なプッラです。1cmほどの厚みにスライスしていただきます。

-サワークリームプッラ、バニラクリームプッラ、ベリージャムプッラ

それぞれ作り方は同じです。丸めて扁平につぶした生地の真ん中をすこしくぼませ、大さじ2、3杯のサワークリーム、バニラクリーム、ベリージャムなどを載せます。

-プッラリース(pullakranssi)とプッラケーキ
(ボストンケーキBoston-kakkuとも言います)

ちょっと不思議ですが、フィンランド人は何故かプッラにアメリカの町の名前を付けたがります。大手のパン製造会社のファッツェルもバニラ入りプッラを<ダラス>、シナモン入りを<テキサス>と言う名前で販売しています。 プッラリースとシナモンロールは同じテクニックで作られます。はじめに生地を平らに伸ばし大きなシートにします。(テーブルにはりつかないように生地の上にも下にもタップリと粉をひいてください。)

シート状の生地の上に溶かしバターを刷毛で塗り、シナモンと砂糖を混ぜたものを振りかけます。

シートを端からロールして棒状にし、端から輪切りにします。
ロールの棒を輪切りにし、個別に焼くとシナモンロールで、ロールの棒をそのままリング状のケーキ型に入れその表面にはさみで切れ込みを入れて飾りをつけて焼くとプッラリースとなります。


Text & Recipe : Hanna Jamsa (ハンナ・ヤムサ)

ヘルシンキを拠点とした現地でのガイドツアーや様々なサービスを日本人旅行者に提供する会社、My Suomi(マイスオミ)代表取締役。実はフィンランド屈指のアンティークコレクターでもある。フィンランド・ヘルシンキ在住。

My Suomiはこちら↓

2008年9月12日
(ほぼ)オリヂナルラグが出来上がってきました。

う~~ん。
まんだぁ~む(意味なし)。

ブログの更新が1ヵ月半鰤になってしまいました。
ごめんなさい。

春ごろから進めていた、待望のアイテムが入荷しました。
オリジナルアイテム!ってわけでもないのですが、
代官山のコレックス様とスコープだけの限定アイテムです。
それも凄くいい感じに出来上がって参りまして。
凄く気分が良いの巻になりまして。

ちょっと一人でも多くの人に早く見せたくて
ウズウズしちゃってるものですから
撮影してたので、その写真をアップしてみるの巻にしてみました。

デザインはBob Foundation。
コートラックRobertの時もそうでしたが、
これでいいか~、ではなく、
これじゃないとイヤン!って強く感じちゃう。
すごーーーーーーい好きです。

あっもちろん好みってのもありますから
誰でもそうってわけじゃないと思いますが
ピンとくる人には超くる。はず。

とりあえず10枚づつ作ってみました。
早めに販売開始するようしますからお楽しみに。
価格も実は気合のお手頃設定です。
一旦つけたプライスを引き下げましたからね。


受注対応に励むワッキーも思わず鼻血を噴出して
ティッシュをつめるっさ!
ってのは嘘で、花粉症で鼻水ダーダーなので
ティッシュをつめているとのことでありんす。

text:シャチョウ

2008年8月1日
新しい車を貰いました。

最近、加速的にゲハってきました。
だから髪を切るのが怖い。
切る時はパーマネンツあてますからね。

そうすると、またダメージが。
ダメージで髪抜けるじゃないですか。
そろそろゴソッといきそうで怖いんですよね。
だから切りにいけない。

メガネしてないと何も見えないから、
いつもスタートとゴールしか確認できない僕。
きり終わってメガネかけたら目の前にザビエル。
これが今の僕にとって最もショッキングな未来予想図です。

で。髪は伸び伸び。
今僕はかなりロン毛です。

ほら、この通り。

先日、娘の友達が遊びに来ていたのですが、
その友達に嫁が僕を以下の内容にて適切に紹介してくれました。


『康葉のお父さんはプロレスラーなんだよ』


何の疑いも抱かず『へー凄い』って言ってた友達に乾杯です。



そうそう。

スコープが凄く仲良くしている豊橋のフォノンカフェルームの
谷野さんから富豪らしい素敵な贈り物を頂きました。

ハイエースを盗まれたスコープへのリッチな贈り物。
やるな。富豪は。

text:スコープ

2008年7月28日
夏休み突入で余裕のある子供たちと話したこと

ながながと更新を怠ったバツなのか最近また太りました。
毛もちょっと更に抜けた気がします。相当ヤバイです。
僕がこれまで貯め込み続けてきた『人生に3度あると言うモテ期』
永遠に封印する方向性が見えてきて、かなり残念です。
来世にかけます。
きっと超かっこよく生まれて来ちゃうんだろうな。楽しみだ。

さてさて。子供たちも夏休みに突入。
まだ前半と言う事もあって余裕があるんですよね。
そして余裕があるから、心が開放的だから、
発言も面白い。特に最近のお兄ちゃん(中一)が冴えてます。

飛成(中一・男)は算数が得意で覚えるのが苦手。
康葉(小四・女)は国語が得意で数字が苦手。

なぜ同じ親から生まれてここまで得意・不得意がわかれるかなぁ?
って思うぐらい対照的な二人でございます。

で。僕が朝ごはんを食べながら

『算数が得意な飛成と、国語が得意な康葉。
 二人の能力が合体すると、勉強はかなり優秀なんじゃないの?』

と親バカ発言をぶっ放してみました。


すると息子が

『お父さん。÷2を忘れてる。
 足して2で割るから天才じゃなく普通になるんだよ。』

とサラッとおっしゃいました。
確かにそうだな。
そらそうだ。
僕より考え方が上だ。

ちょっとやられた感ありながらも、子供だと思っていたのに自分の考えを
バーンと撃ってくるぐらいに成長をしてくれて嬉しかったわけであります。


何年も前の夏休み。
家族で僕の実家に帰った時。
息子がまだ小学校低学年だった頃。

息子が悪さをしたので僕が叱っている所を見た
父親(息子にとってはおじいちゃん)のお言葉。


『飛成。大人の言う事が全て正しいとは限らん。
 聞くだけ聞いて正しいかどうかは自分で考えろ。
 それと千里馬!小さい事でゴチャゴチャ怒るな!
 飛成の器が小さくなる!』


息子と僕の父親は気が合うようで、二人で温泉に行ったりする
のですが、そこで特殊な教育が施されているような気がして
きました。もうすぐお盆休み。
子供たちは実家へ行くのを楽しみにしています。

text:シャチョウ

2008年7月7日
マーケット広場で会いましょう

PHOTO:原田 智香子

広場のカフェはまさに至福のひととき
私にとって、そして我が家の子供達にとっての夏は、ヘルシンキ市の中心にあるマーケット広場に「その夏初めてのアイスクリーム」を食べに行く日から始まります。特に娘のメリと私は「広場タイプ」の人間と言ったら良いのか、とにかく頻繁にマーケット広場に足を運びます。人間観察をしたり、マーケットに出ているおいしいものを食べてまわったり、かわいい雑貨を見つけては無駄遣いをしたり、カフェに座ってコーヒーを楽しんだり・・。二人で広場での時間を楽しみます。

フィンランドにおいて、広場のカフェはまさに至福なのです。いわゆる「粋」な人々は皆、広場のカフェとそこに座って口いっぱいに頬張るジャム入りドーナツやミートパイが大好きなのです。

広場には時にフィンランド共和国大統領タルヤ・ハロネン氏も訪れます。大統領官邸はマーケット広場の傍にあるので、彼女は広場に立ち寄ることができるのです。他にもテレビでお馴染みのセレブや著名な大学教授などをよく見かけます。たまに見かけるのはユニークなファッションを身にまとった芸術家。そしてもちろん夏は世界中からヘルシンキに観光にいらっしゃっている方々を本当に多く見かけます。ヘルシンキに観光でいらっしゃる外国からのお客様が皆さんこのマーケット広場に必ず一度は足を運ばれているのは間違いないでしょうね。

稀にですが、港に面したこのマーケット広場について「いつも騒々しいし、海風も強すぎる!」と酷評する人に出会います。でも、広場のカフェに座っているとそんな評価も全く気にならなくなってしまいます。カフェでは、お腹をすかせたかもめが舞い降りてきてテーブルのお皿から、もしくはそれをつまんでいる人の手から直接、シナモンロールのかけらを取っていく光景をたまに目にします。でも、こういうことに目くじらを立てること自体がナンセンス。これが生命なんですから。私達「広場タイプ」の人間は、これくらいじゃ動じません。

広場に欠かせない楽しみがもう一つあります。友人とばったり出くわすことです。ばったり出会った久しぶりの顔を眺めながら一緒にコーヒーを飲んで、街で起こっているあれこれについて噂話を楽しむのです。かしこまった街中のカフェよりも、広場のカフェの庶民的な雰囲気でのほうが、こういう話は盛り上がるものです。気心の知れた友人とたくさんおしゃべりをして、たくさん笑って・・。開放的な空気が流れる広場のカフェはこうした楽しみ方がぴったりです。

広場のカフェは前向きな気持ちを持って楽しまなければいけません。カフェの小さなテーブルは不安定にグラグラを揺れることもあります。揺れに耐えられずコーヒーがテーブルにこぼれてしまうこともあるかもしれません。でもこれは広場がコンクリートで均一に補正されていない証拠。ヘルシンキ市は歴史や伝統の保全に力を入れている都市なので、広場の地面もゴロゴロとした石畳。昔のままの姿なのです。(余談ですが、ハイヒールでこの広場にいらっしゃることはあまりおすすめしません。)

マーケット広場独特の雰囲気
いわゆる「観光地」と呼ばれる場所についてまわる懸念として、「外国から観光でいらっしゃる方々で溢れてしまったら、その場所特有の雰囲気や特徴が損なわれてしまうのではないか」というものがあります。でも、このマーケット広場にはそれが無いのです。この背景にはフィンランドの地理的状況、ヘルシンキの歩んできた歴史などが関連しているのですが、理由を一言であらわせば「ヘルシンキにはもともと外国の人々が多く暮らしていた」ということになります。外国とは主にスウェーデン、ロシア、ドイツなどを指しますが、観光のお客様が多くいらっしゃる以前からこうした国の人々が生活の一部としてこの広場を利用していたのです。結果として、マーケットの売り子さんと買い物をしているお客様の間で必ずしも言葉が通じていない光景が伝統的に見られます。でも不思議とお買い物は成立するのです。「観光地」として損なわれるどころか、このマーケット広場独特の雰囲気は今でも息づいています。

マーケット広場独特の雰囲気を保っている要因はもう一つあります。それは広場に出品されている品物がどれもフィンランドで作られたものであることです。ハンドクラフトや編み物などの雑貨のほとんどは職人や制作を趣味として行っている人々が自分でお店を出しています。顔が見える安心感と、保証されたクオリティの高さはずっと変わらない広場の特徴です。トナカイの毛皮にあたたかい色合いが目を引く手編みのミトン、木目の美しい木工製品に陶製のアクセサリー。どれも本当に綺麗で、眺めていて飽きることがありません。飽きないと言えば手編みのミトンや帽子、靴下などを売っているおばあさん達です。一日中小さなテーブルの後ろに座って編み物をしながら店番をしている彼女達。編み物が出来上がったらテーブルにのせて売り物に。デザイン、制作、販売をすべて一人で、小さなテーブルで行う彼女達にはいつも驚かされ、鮮やかな手つきは見ていて飽きることがありません。

広場での時間を彩る音楽もこの広場ならではのもの。海辺に置かれた空き箱に座ったおじいさんが演奏するアコーディオンの音色が定番です。曲目もフィンランドで1910年代、20年代から愛されているダンス音楽と相場が決まっています。

最も重要な夏の味覚、新じゃが
マーケット広場が最も賑わいを見せる季節は、ちょうど今くらいの初夏からです。ガーデニング関連のお店も増えるこの時期は、様々な花や植物の苗が溢れるように並べられます。その色の鮮やかさも強い香りも他では味わえない魅力です。他に見逃せないのは新じゃがを並べている野菜のお店です。その夏一番に採れたフィンランド産の新じゃがはフィンランドの人々にとって最も重要な夏の味覚なのです。

冬の間に食べるじゃがいもはだいたい1キロあたり1ユーロほどですが、夏が始まって新じゃがの季節になると突然じゃがいもは高級食材になるのです。このじゃがいもの中でも私のお気に入りはシークリという品種。このシークリ、茹でたてを口に含んだ時の柔らかさと甘さは言葉で表現できないほどおいしいんです。例えばこのシークリという品種はだいたい0.5キロで14ユーロほどのお値段。味だけでなくお値段も立派ですが、私は夏になるといつもこれを買います。

新じゃがのお話で忘れてはいけないものを最後に。それはハーブのディルと魚です。じゃがいもと同じ野菜のお店から大きく育ったディルを一束。そして魚のお店からはスモークされたサーモンや白身魚を。ここまで揃えたらもう他には何も要りません。楽しかったマーケット広場での時間を後にして真っ直ぐ家路につきます。新じゃがを茹でたら家族みんなで夏の味覚を楽しむ時間です。

Text & Recipe : Hanna Jamsa (ハンナ・ヤムサ)

ヘルシンキを拠点とした現地でのガイドツアーや様々なサービスを日本人旅行者に提供する会社、My Suomi(マイスオミ)代表取締役。実はフィンランド屈指のアンティークコレクターでもある。フィンランド・ヘルシンキ在住。

My Suomiはこちら↓

今回のコラム用にマーケット広場にて写真撮影を行った後、出来上がった写真に写る私と娘のメリを眺めた時「しまった・・・。」と思いました。大切なコラムに載せる写真だというのに、メリも私もサングラスを外すのを忘れていたからです。

説明させてください。フィンランドの人々にとって太陽は特別なものです。夏にその光を全身で浴びる時、私達は太陽に対して「愛」に近い感情を抱きます。フィンランドの冬が暗く、寒いことはご存知の方が多いと思います。11月から2月半ばにかけて、私達は深刻に光不足に悩まされるのです。そんな冬を越した後にようやく太陽の光を感じられる5月、私達はその光自体を祝いたいような気持ちに駆られるわけです。その最も端的な手段として、誰も彼もがサングラスをかけてしまうのです。

私達フィンランド人にとってサングラスはアクセサリーや目を保護するための道具といった以上の意味を持ち、一種の意思表示になっています。サングラスには「私は夏も人生も存分に楽しんでいるわ!あー最高!」というフィンランド人の切実なメッセージが込められているのです。

2008年6月30日
もりくそラッキーを貯めました。

毎月最終日は棚卸。 倉庫にある全てのストックを数えます。 なので、何もなくても最終日は本当に慌しい。 恐怖の1日なのでございます。

最終日は出荷しないってルールにすれば楽なんでしょうが、 それだと普段よりも出荷が1日遅れてしまうわけですから、 それは僕にとってはイヤーンな状況。 なので出荷後に棚卸し続けると気合をいれて毎月最終日を乗り切っているわけです。

今日は忙しいから早く会社へ行こうと家をでて見ると凄く天気がいい。 稀にみる素敵な雰囲気。あまりに素晴らしすぎて思わず嫁をよび 『何かいい事ありそうな天気じゃない?』 なんて話してみたり。 実際、通勤中に100円拾っちゃうんじゃないか?って予感するぐらい ナイス天気だったわけで、あまりに気分が良かったので『いい事ありそうだな~』と 期待に胸ふくらませながら、歩いて会社へ。

でもその期待は完全に裏切られてしまうのでございます。残念俺。


会社に到着後、まずメールチェック。

おっ。あっ。 トラブル発生。
(ご迷惑をお掛けしてすみません。)

おっ。おっ。 難しい問い合わせメール着信。
(即答は困難なのでお時間を下さい。お調べします。)

これは簡単には対応できないな。。。 と一人、良い解決策・対応策を考えてみる。 ワッキーが出社してきたので、ワッキーと二人で分担して対応開始。

そのうち段々と皆が出社してきました。 すると倉庫から電話が。



  『シャッ、シャチョウ・・鍵はあるのですが
   ハイエースがありません。』


えっ?

鍵はあるけど、ハイエースがない?

なぜ? って、なぜでもないか。

鍵があって車がないって事は、 盗まれたって事じゃん。 オーマイガッ。やられました。

ちょっと前に近隣のお知り合いの会社がハイエースを盗まれ、 僕に注意した方がいいですよって言ってくれてたのですが、 うちのハイエースは相当にボロいから僕の自転車同様に盗まれない機能付だと 思い込んでいたのがまずかった。


軽くパクられました。


その後は警察の方が来れれたり、保険会社に電話したり。

と思ったら、またまた倉庫から電話が。


 『シャチョウ、××って今日入ってきます?
  在庫がなくて出荷できない荷物があるのですが・・・』

 『1週間以上前に発注したけどまだ入荷してない?今日くるのかな?』


取引先へ確認してもらうと。 出荷忘れてたみたい・・と言う残念な回答。 ずばり死刑宣告です。宣告する側の僕も逝きそうです。

でも、出荷遅れは極力避けなければいけないので、 名古屋市内のお店で在庫を持ってる所を捜索。 うまく見つかり買いにいってゲッツ。 ゲッツアーンドターン!ゲッツダンディーです。 これで問題クリアだぜ! と思って帰ってきたら倉庫からまたまた電話が。


 『シャチョウ、△△の在庫が全部不良品で出荷できない荷物が
  あるのですが・・・』


もう、流石に弱ってきました。 こんな滅多に起こらない事が何で今日一日に集中するんだろう・・・ それも、この後は棚卸しなくちゃいけないのに。 ちょっと泣きたくなりました。 気弱な僕は思わずセンチな溜息をついてしまいました。

でも、最後の気力を振り絞り、再度在庫を持っているお店捜索。 今回は残念ながらみつからない。打つ手なし。 申し訳ないのですが、深く深く社内でお詫びの気持ちをこめながら 出荷が1日遅れる旨を連絡。 ご迷惑をおかけいたしましたお客様、本当にごめんなさい。


そして、棚卸開始。 何とか終了。


あー。本当に色々あった一日でございました。 超厄日。久しぶりにまいりました。


でも、これだけ嫌な事が1日に集中したって事は、 僕は相当に運貯金したわけですから これからいい事が沢山あるって事ですよ。

この日だけ見ると、厄日でアンラッキーですが、 大きくとらえると、きっとナウでラッキーな日常であるはずだと 信じております。

もうこれからはラッキーの連続間違いなし。 正直、これだけアンラッキーが連続すると、 これからどんなラッキーが押し寄せてくるのか想像するだけで ワクワクします。

って事でハイエース盗まれましたが全然平気です!(ほんとか?) がっ頑張ります。

※1年~数ヶ月に1度ぐらいですが極稀に何となくパチンコへ行きます。 恐ろしいことに、スコープを初めてから勝った記憶がありません。 莫大な量の運がパチンコで蓄積されているのです。きっとその貯運は 仕事で消費されているんだろうな。そう思ってたまにはパチンコへ 行って運を貯めないとって自分に言い聞かせ、本当は行きたくないの ですが、スタッフと連れ立って、勝ったらどうるす?なIF話で超盛り 上がりならパチンコへ行ったりするわけでございます。仕事の為に(笑)

text:シャチョウ

2008年6月17日
ノーマン・コペンハーゲンからスペシャルなアイテムが届いたです!

かなり前のブログに書きましたが2007/11/3に東京での展示会へ行った際に Normann Copenhagenの方々と直接ミーティングをしまして、 その時にスペシャルな提案をいくつか頂きました。

第一弾はNorm69のセール(これはもうほぼ完売ですね)。 そして今回は第二弾がやってきました。 Normann CopenhagenのNewアイテム Grassです。 既に販売開始しているヨーロッパでは超人気!みたい。 販売予測で1年分ぐらいの数量が3ヶ月で売れてしまったそうです。

そんな人気者のGrassの日本発売は今月末ぐらい?らしいですが先行入荷です。 それも!スコープ限定のスペシャルエディション。

何がスペシャルかと言いますと、デザイナーのClaydiesのハンドメイドなのです。 それも裏にはClaydiesお二人のサインが刻まれております。

更に、このスペシャルエディションを作っている模様をおさめた写真まで
大量に頂きました。どのようにして作られているのかを見ることができるのは 嬉しいですし、見てると正直・・・強烈に欲しくなります。

通常仕様のGrassよりは、やはりお高くなりますが、きっと欲しい人も多い事で ございましょう(僕の希望か?)!3サイズあって各10個のみです~。 もし売れなくても・・大丈夫です。スコープスタッフ内に買いたい!って言ってる スタッフは沢山おりますので!(笑)

作ってくれてる所だけじゃなくて、Normann Copenhagenからオマケももらってるから、 そのへんをまとめたスペシャルページを作ってます。どうぞリリースを楽しみに していて下さいまし!

ページ製作ガンガン進行中でありまーす。 この人が今回ページ製作担当してるズッキー。

text:シャチョウ

2008年6月15日
久々にヌートリアを見たDeath

ヌートリア。

知ってます?見たことあります?

僕あります。

名古屋へ来てから何回か見ました。そして、また見ました。
そんで遂に写真に収めました。

知ってる人も多いとは思うのですが、 知らない人にとっては、 こんな生物が普通に日本の用水や川に生息しているという事自体 信じられないような生命体。 話で聞いても、こんなん絶対にいない。動物園でしょ。 って思う人が多いと思います。。

僕がヌートリアに出会ったのは名古屋に来てからで、 家族内の第一発見者は嫁(当時30歳)。 話に聞くだけではどうしても信じられなかったのですが、 通学中に息子も発見。 そして子供と自転車で走っていたら僕も遂に目撃。 実物を見てやっと信じられた。そんな感じです。

その後、かなり長い間遭遇していなかったのですが、 遂にまた目撃しました。 写真に撮りました。

コレです。

一瞬ねずみに見えます。 ロッキーチャックか?ガンバか? みたいな。

スコープスタッフに見せました所、
『 かわいいじゃないですか~ 』
って言ってましたが、スケール感がわかってない。

こいつ、尻尾抜きで50cmぐらいあるんですよ。 尻尾いれたら1mぐらいです。

超でかい。超でかい鼠。 思わず鼠先輩の六本木(GIROPPON)が頭の中をバタバタと駆け回る感じです。 ぽっぽぽぽぽぽぽーっ

正直、目撃した瞬間、背筋がゾクゾクっとしちゃいますもん。
かなり繁殖してるみたいだけど、どうするんだろう。どうしましょう。
怖いなぁ。何か耳かじられそうな気がしてきまた。

あんま、いろんな生物を他所から連れてきちゃいかんですね。

※息子は8匹ぐらいの群れを見たと目撃情報をよせてくれましたが、多分ガセです。

text:シャチョウ

2008年6月12日
バードはいいっすなぁー。

展示会とか、展示会とか、展示会があったので東京へ行ってきました。

やっぱトンキン(東京)は、すげーっす。
田舎モンだって思われないように気がはる日々でございやんした。

そうそう。そこで。
イッタラの輸入元さんの展示会へイッタラ、
新しいバードが置いてありました。

もう既にオーダーしてあるんですがBirds Anu Penttinen 2008。
思ったよりもサイズが大きい。
画像だけを見た時は高いなぁって思ったんだけど、このサイズだったら
なるほどザワールド秋の祭典です。売れるといいんですけどね。

そして。ありました!
ヌータヤルヴィ215周年の1215個限定(結構多い!)バード。

すんげーーーーーーいい。
欲しいなぁ。そして、値段がね、5万円なのですよ。
予想以上に安い!お手ごろプライス。グッドプライス。
かなりいいんじゃないでしょうか??
10匹ぐらい入荷できたらいいんだけどね。何匹くるかな。。。。

text:シャチョウ

2008年5月29日
MY SUOMI cafe 2008!はじまりました~。

スコープも協賛・協力するイベントMY SUOMI cafe 2008がスタートしました! 大阪はdieciさん、愛知はPhononさんで開催しております~。 ※って5月25日スタートですから、もう4日経過しちゃってますが。。。。。。

スコープで連載しているMySuomiハンナさんのコラムで紹介した料理がスペシャル メニューとして登場!そしてMySuomiのスタッフ2名も日本へやって来ているので ワークショップも開催(既に予約締め切っております)。

また、今回参加している各社が持ち寄ったアイテムも販売しているので、
これも楽しみの1つ!スコープからはまだ販売開始していないアイテムを
いくつか送り込んでます。マイスオミさんもフィンランドから色々な
アイテムを持ってきてくました。イベント用に作った気合のバッグは僕も
欲しいなぁ。スコープで売らせてくれればいいのに。なんて思っちゃった。

そして。dieciさんはもともとビンテージ扱ってますから、ビンテージの
購入は可能。豊橋のフォノンさんでもビオトープさんから届いたビンテージ
を販売しつつ、5/31、6/1はdieciさんが出張してきてビンテージを販売する 出張dieciもあり。

なかなかにアゲアゲでモリモリなイベントです。
期間も2週間と短いので、お近くの方は是非遊びに行ってみて下さい!

text:シャチョウ

2008年5月20日
パーティーのススメ。

よく家族でパーティーをします。

と言っても、何か凄いご馳走を食べるとか、お客さんをお招きしてとか、
そういうのではなくて、晩御飯にパーティーという名前をつけて気分を
バージョンアップさせてるような。そんなパーティー。


『 今日はお母さんの元気がないからお母さんを元気にするパーティー 』
『 お兄ちゃんが中間テスト終わったのでお疲れ様パーティー 』
『 連休終わっちゃうね~楽しかったね~パーティー』
と言う一応目的のあるタイトルを冠したものから、

『 皆で食べたい物を好きに買ってきて食べるパーティー 』
『 やきそばパーティ 』・『 手巻き寿司パーティー 』
などメニューを冠したものまで。

何も無い時は『パーティー』と言うだけの日もあるかな。

 
まー何でもいいわけです。
呼び名が違うだけで普通の晩御飯なんですから。
 

ただ、パーティーと言う言葉を聞くと気分が上がるんですよね。
今日はパーティーだから!みたいな。
準備は皆でしようという意思が子供達にも生まれます。
だから皆で準備する。
料理はできる範囲で協力(ほぼしない)ですが、
部屋を片付けたり、食器を出したりは子供達も自主的に協力します。

いつもの晩御飯とパーティーには違うポイントが2つ。


1つは飲み物。

麦茶ではなくて、大人はワイン、子供達はぶどうジュースやシャンメリー。
そしてパーティー気分が盛り上がるようにワイングラスを出してきたりして
(子供達はESSENCEのスウィートワイングラスを持ってくる事が多い)
ワイン、ジュースを注いで乾杯!するわけです。料理も一応、普段よりは
いい器に盛るようにしてます。雰囲気が重要なので。


あと、もう1つのルールはテレビをつけない。
今日はパーティーだから家族で楽しくお話をして盛り上がろう。
そして延々と2時間ぐらいワイワイと家族で盛り上がるわけです。
※最近はパーティーの時は澤野公房さんで買ったJAZZを流してみたり。


盛り上がったらそのまま寝たいので、
先にお風呂に入るという微妙なルールもあるか。。。あるな。


結構長時間話をしていると子供達も盛り上がってきて色々な事を話し出す
から面白いですよ。ただ、今お兄ちゃんが中1、妹が小4。いつまで出来
るのかが微妙な所。でも晩御飯は食べるわけですからね。呼び名を変える
だけですから、いつまでもやれちゃうんじゃないのかな、と甘く考えてます(笑)

ついつい晩御飯を食べながらテレビを見ちゃうんですが(ゴールデンタイム
ですし面白い番組もありますからね)、たまにはテレビを消してでパーティ
ーと言う名の晩御飯を開催すると結構楽しいですよ。癖になります。

食器が揃ってるからパーティーも盛り上がるのかな!?
なんてチョット宣伝っぽい感じで締めくくってみました~(笑)


注意点:子供達に質問攻めするとパーティーが盛り上がらないと言うデータ が出ております(笑)。そして子供達は、僕達が子供の頃にした失敗の話や、 親に怒られた時の話、その時考えた事やした事などをバンバン話すと盛り 上がってきて、色々な話をしだすと言うデータも出ています。我家のデータ なのであてにならないですが。

text:シャチョウ

2008年5月19日
スコープのリニューアル延長することにしました

6月頃を予定していたスコープのリニューアル。
大幅に延長をする事にしました。11月頃になりそうです。

ブログでもリニューアルの事についてふれていたから
楽しみにしていた方がいらっしゃいましたら本当にごめんなさい。

今回のリニューアルは去年の秋ぐらいからプランを練っていて、
方向も決まり、内容も決まり、打合せも重ねて、さーやるぞ!
とスケジュールも組み、今回協力してくれているワダケンジ氏、
そしてスタッフ皆、準備を開始したのですが。。

自分の中で、違う気がしちゃって僕自身が進まない。
と言うか進めなくなってしまいました。

でも、この1ヶ月、尾崎豊を初めてきいた高校生が物思いにふける
かの如く、どうするべきかを考えつづけ、新たな糸口が最近やっと
見つかりました。何が足りなかったのかもわかったと思います。

今回つかんだ糸口をじっくり煮込んで満足のいくプランに必ずして
みせますので、大幅延期ではありますが、もう少し待っていて頂け
ると嬉しいです

このリニューアルで、スコープはより多くの物の周りの情報を、
いくつかの異なる角度から伝えられるサイトへバージョンアップ
したいと思っています。

まだまだ心もとないスコープでございますが、
これからもマイペースに進化を遂げて行きたいと思っていますので
どうぞよろしくお願い致します。

リニューアル延期しちゃってゴメンナサイ。



※きっとブログもチェックしているであろうスコープスタッフの皆へ※

僕が長期に渡りマクー空間へ引きずり込まれていて、
迷惑かけちゃってる感じですが、
もう少しできっと脱出できると思います。
あいかわらず頼りないシャチョウでごめんなさい。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

text:シャチョウ

2008年5月15日
昔のお宝を発掘しちゃいました。

そろそろ新入社員な皆々様のデスク&PCを増やさないといけないなぁーと思って PCを決めたり、コンテッサ(座り仕事ばかりなので腰が痛くなりますから)をオーダー したりしました。そんでもってPCを増やすのだからハブのポートは足りるのかな?と 僕のデスク下にあるハブをチェックしていたら・・・・凄いブツが発掘されました。

僕が結婚した時、全てを捨てようとした母親から死守。 名古屋へは持ってきたものの、大掃除の時に捨てようとした嫁からも死守。 そして最も安全な会社に置いておこうと持ってきたのですが、僕のデスクの下の隅っこ に置いておいたのを完全に忘れてました。

いやー懐かしいなぁ。僕が中学の頃(確か)に買ったEP5枚。

そして。




最後の1枚は。




超レアです。




知らない人も多いでしょうね。




僕、今でも歌えます。

text:シャチョウ

2008年5月15日
リーヒマキガラス美術館

PHOTO:原田 智香子

リーヒマキのガラス美術館
美しいものをたくさん見たくなった時、私は一人で、時には友人と連れ立って、リーヒマキにあるフィンランド・ガラス美術館に行きます。ヘルシンキから約100キロメートルのその場所は、フィンランドで私が最も愛する場所のひとつです。

リーヒマキのガラス美術館は、フィンランド・デザイン界最大の<公然の秘密>といえると思います。この美術館の所蔵物のレベルの高さからいって、ここには怒涛のように人が訪れてもいいと思うのですが、ここを見つける旅行者は非常にまれです。美術館があまり知られていないということは反対に考えますとよい点でもあります。静かな環境でゆっくり作品を見て、自分の考えに没頭できるからです。

ガラス美術館のメインルームは1900年代初頭のモダンガラスが展示されています。薄暗いスペースに、スポットライトで明るく浮かび上がるガラスケース。それはまるで物語の中のお寺のようで、ついソロリソロリと足音を忍ばせて歩きたくなってしまうような雰囲気です。

このガラス美術館には少なくとも20回は訪れている私ですが、いくつかの作品は、見るごとに、まるではじめて見たような気分になります。また、何度も見てきたおなじみの作品に対して突然開眼し、<あっ、そうだったのか・・・>と、その作家の考えが分かったような気持ちにもなります。

フィンランド人だったら誰でも、今までに見たことのあるガラスや毎日実際に使っているガラスをこのガラス美術館でいくつも見つけるはずです。フィンランドではデザインは決して金銭的に恵まれた人のものでもなければ、トレンドに詳しい人の特別な世界のものでもなく、すべての国民の暮らしに含まれるものなのです。

フィンランド人の一人一人の家庭に、カイ・フランクの アイノ・アアルトのグラス など、何かしらのデザイン・グラスがあります。そして驚くほど多くの人が、作品の裏側に作家のサインが入っている、アート・グラスを持っています。

このガラス美術館では、ガラスデザインの歴史を垣間見ることが出来ます。たとえば、アルヴァー・アアルトのサヴォイベースの第一回目の試作品や、吹きガラスで作られた薄手のカルティオの第一作、オイヴァ・トイッカの1960年代のポップ・アートなどなど、なんでもありです。

デザインはフィンランド人の財産
フィンランド人デザイナー達に未来を見る力があったおかげで、デザインはすべてのフィンランド人の財産となりました。アルヴァー&アイノ・アアルトを始めとするデザイナー達は、一般労働者の家庭を、彼らの毎日の生活を美しいものにしたいと望みました。

お金のある人々は、いつでも身近に美しいものを見つけるでしょう。しかし、使いやすく、美しいものをあらゆる場所で使っていきたい・・・フィンランド人デザイナー達の挑戦はそこにありました。彼らのデザインしたものは、十数年か、時代を先取りした物となりました。

さらにその後、カイ・フランクはデザイナーの社会的な責任について表明しました。彼はデザイナーは出来る限り機能的な製品を作るべきであると考えました。ちょうど ティーマ・シリーズ や カルティオ のようなものですね。さらに彼は、デザイナーには環境にやさしい製品を生む責任があることを1960年代に明言した最初の人物でもあります。

オイヴァ・トイッカの美しい花のフローラ・グラスは、最近日本のコレクターに人気がありますね。でも、これが以前は山ほど作られ、たくさん売られていた物である事を知っている人は少ないようです。オイヴァ・トイッカも社会的な考え方をする人です。彼は、ガラス工場に働く人たちに十分な仕事があり、彼らが十分な報酬を貰うには、出来る限りたくさん売れるものを作りたいと考えました。

この楽しい実用グラスが製品化した後、彼はゆっくりとアートグラスに時間と労力を掛けることが出来たわけです。トイッカの1960年代のロリポップを見ていただけますか。私はこれは世界でも最上級のポップ・アートだと思います。

Text & Recipe : Hanna Jamsa (ハンナ・ヤムサ)

ヘルシンキを拠点とした現地でのガイドツアーや様々なサービスを日本人旅行者に提供する会社、My Suomi(マイスオミ)代表取締役。実はフィンランド屈指のアンティークコレクターでもある。フィンランド・ヘルシンキ在住。

My Suomiはこちら↓

ヨーロッパを旅行なさった多くの日本人の方々もおそらく気がついていらっしゃると思いますが、特にフランス、イタリアそしてイギリスではとてもたくさん小麦を食べます。それはパンやクッキー、ケーキだったり、パスタだったりします。フィンランド人も小麦を使いますが、それに加えてオート麦、ライ麦、大麦などが一般的な食材に含まれます。

この3つの中で、間違いなくオート麦が一番おいしいといえると思います。オート麦はやさしい味なのです。これをフィンランドではパンにしたりオートミール粥にしていただきます。特に朝食としてオートミール粥をいただくのはとてもポピュラーです。フィンランド人の子供たちのほとんどが、毎朝オートミール粥を一皿分食べていますし、彼らの親たちも同じように育ちました。

フィンランドのほとんどのパンにはライ麦が含まれています。フィンランド人はライ麦が含まれる食品からは食物繊維と鉄分を豊富に取ることができるので健康によいと信じているんです。でも、ライ麦の味はとても強く、その尖った味には子供時代から食べ慣れていないと馴染めないものがあると認めないわけにはいけません。

ラップランドではリエスカという薄焼きの種無しパンを大麦で作ります。これはラップランド人の伝統的な食べ物です。

フィンランドの知識人たちの発見が知れ渡れば、オート麦はまもなく世界中で食されることになるでしょう。オート麦には血中のコレステロール値を下げる働きがあるんです。私はまもなく日本にもオート麦が広まると信じています。

2008年5月1日
サイゼリヤで飲み会がアツイ!!

もう連休間近で出荷してても出荷してても出荷してても(おいおい仕事は出荷だけか) 頭の中がパーッとなっちゃってて、遊びに行くことしか考えられない。
この日に話してる事といえば、

もう出荷終わったらこのまま映画を見に行きたくない?
いいっすねー何いきます?
紀元前1万年!
えっ・・・・皆沈黙してますよ。シャチョウ、誰も興味ないみたいですよ。
じゃ何がいいんだよ。
モンゴル。
えーモンゴルかー
モンゴルの首都ってどこだったっけ?
クアラルンプール
イスラマバード
どれも違う気がする。ネットで調べよ。
ウランバートル!
あーウランバートル。
言われればね。
ってモンゴルって何の映画?ネットで調べよ。
あーチンギスハン。
オレみたい。
さすがシャチョウ、チンギスハン通ですね。
おう。そうだよ。俺はチンギスハン好きだよ。
シャチョウ、何でモンゴル帝国は滅びたんですか?
えっでかくなり過ぎたからじゃないの?知らない。
シャチョウ大したチンギスハン好きですね。
うるせー。
何か映画はもういいや。
飲みに行くか!飲みに!サイゼリヤで飲むとかどう?
かなり新鮮じゃない?確実に安いだろうし!
シャチョウ、サイゼリヤのワインは美味しいらしいですよ。
ほんと?ネットで調べよ。
おおっ!前に楽天で大量に買ったランブルスコがある!
それもボトルで1030円!ゲゲ楽天で買うより安いよ。
こりゃ行くしかないね。皆、好きなもの食べていいぞ!
ワッキーもドリンクバーで飲み放題だよ。

って流れに乗り、仕事をきっかし定時で終わらせ スコープの社用車、ボロボロの廃エースじゃなくてハイエースに 7人詰まりサイゼリヤへ飲みに行ってきました!

いやぁー。安い!! そしてなかなかに美味しい。

ランブルスコは前飲んだやつよりもちょっと甘かったけど美味しい。 ボトル3本あけてやりました。 生ハム・プロシュートなんてお店のストックが切れるまで食ってやりましたよ。 サイゼリヤメニューでは高いですが、あれは安いと思うなぁ。 あとはもう何でもかんでもオーダーしまくってやりましたよ。 デザートも最後に全員頼みましたし。

もう食べられませんぐらいに食べて そしてデロデロに酔っ払い 食後のデザートまで食べて

一人2500円未満。これは安い。凄い量を飲み食いしてますからね~。
すんげー食べたもん。オーダーに迷いがいらない感じなんですよね。
かなり盛り上がった飲み会でございました。

たまにはサイゼリヤで飲むってのも楽しいですよ!
毎回だと飽きそうですが、たまには!ね。

ではでは!連休突入です!
スコープもちょっとお休みします!
またお休み明けから頑張ります!


皆様もナイスでハッピーでラッキーでエキサイティングな連休をお過ごし下さいませ!

text:シャチョウ

2008年4月27日
grafさん、10周年おめでとうございます!の巻

grafの10周年イベント TEN_PLUS へ行って参りました。

僕らがスコープをスタートして間もない頃、

『 grafのプロダクトをいつかスコープでも扱えたらいいね。』
『 一生無理っぽい感じだけどね~。』

なんて、その頃の事務所だったアパートの一室で
スタートメンバーの平山、十川、衣川と話していたのが
本当に懐かしい。

今では凄く気持ちの良い取引をさせて頂いていて、
僕らも物を仕入れるだけではなく、
色々なお話を頂いたり、提案してみたり。
昔の僕らからは想像もしなかった状況です。

地道にネット通販業をコツコツやってるだけのスコープですが
これからも沢山の人から、ちゃんと相手をして貰える会社で
いられるよう、これまで以上にコツコツとやって行きたいです。
がんばろう。おれ。がんばろう。スタッフのみんな。

日曜だった事もあって、スコープからの参加者は予定のない
希望者を募り、僕、ノッチ、そして新入社員2名の合計4名で
行ってまいりました。

7時スタートで、OPEN前からgrafビル(羨ましい)の前には
沢山の人が。かなりの人数で僕はちょっとドキドキ。
花の数も凄いけど、とにかく人数が凄い。こんなに入れるの
かな?ってぐらいの人。流石です。

きっと日本中から集まっているんでしょうね。

僕らが10周年やったら何人来てくれるのか?
おっと、これは考えないほうが僕の精神的にも安全な気がします(笑)

DJさまが心地よい音を流してくれて、
沢山の料理とお酒が準備されている。

どんなパーティーもそうでしょ
と言えばそうなんですが、
このパーティーは大きく違う所がございました。

基本全てをgrafのスタッフ皆で準備されたようです。

grafの各チームが、それぞれ趣向を凝らした料理を手作りし、
お祝いに集まってくれた人をもてなしてくれるわけです。
ドーナツ、押し寿司、チーズフォンデュ、ハンバーガー、たこ焼き
などなど。どれも美味しく、どのフードコーナーも楽しげ。


食べたかったんだけど、どうしても手をつけ辛くて食べられなかった
TEN_PLUSケーキ。ちょっと悔しい(笑)

スコープからお届けした東屋の鍋が使われていたので、思いっきり
居座ってしまったチーズフォンデュコーナー。美味しかった。
ここで東屋の鍋はかなり話題に!すごいオーラといいますか雰囲気
なんですよね。使ってみたくなる衝動に駆られます。今年スコープ
で取扱開始します。

これは凄かった。10周年記念押し寿司。
木枠も作っちゃったそうです。流石。

このパーティーを支えているgrafスタッフの皆様。皆忙しそうで食べたり飲んだり してる暇が全くないのに、凄く楽しそう。やらされてる感のあるスタッフは全く いないんですよね。みんな同じ方向をしっかりと向いて進んでるチームだって事が イベントからそしてスタッフの皆様の雰囲気からグイングイン伝わってきました。 こんな素晴らしいチームだから誰も追いつけない領域に達しちゃうんでしょうね。


そして、服部さんのお話。
grafも食えない時期が2年半あったんですね。
知らなかったです。ロケットダッシュだと思ってました。
もちろん僕らも食えない時期はかなり長かった。
いつか苦労自慢大会をしてみたいです。

音も気持ちよく、お酒も料理も美味しくて完全に酔っ払いました。
ビル内はギュンギュンで、外にどんどん人が溢れ、知らない人とも
この日かなり話しました。酔っ払った僕のお相手してくれた皆様、
ありがとうございました。

grafは本当に素晴らしいチームでございました。
僕もスコープをより強力なチームにしたい。
それには、まず僕が大きく成長しないと。
そう確認できた僕にとっても良き日になりました。

grafさん!10周年本当におめでとうございます!
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

text:シャチョウ

2008年4月27日
リクエストにおこたえして!ネコハウス。

いや~。リクエストって言っても、
みどりむしさんからの1リクエストで
アップしちゃってるわけすから、
見せたかったんじゃないの~オレ~。




はい。
思いっきり見せたかったです!!!



という事で今日はいつもより画像多めでドドーンと行きます。

4/27にgrafさんの10周年パーティーがあって(これはこの後アップします)大阪へ 行ってきたのですが、その時にdieciさんへも遊びに行ったんですよ。 そこで見つけたのがこのネコハウス。商品名もメーカー名も覚えておらんです。 値段は13×××円。×××の所は覚えていない・・・。でも1万3000円ぐらいだった ら、かなり安いんじゃないのかな~って思います。

もし気になっちゃった方はdieciさんに問いあわせしてみてください。
『スコープのシャチョウが買ったネコハウス』きっとこれでわかります(笑)

 dieciさんのHPはココをクリッキン!


おかげで僕の小遣いはスタートしたばかりで威力半減な感じです。 でも、タミがこのドームの中に入ってる姿を見ると、いいか。いいな。って思える わけでございます。

text:シャチョウ

2008年4月26日
何ってわけじゃないんですが

久々にネコを飼い始めました。

僕が中学生~高校生の頃、実家でネコを飼ってたのですが
そいつの名前が『どんと』。平井どんと。

そして、最近妙にネコちゃんが恋しくなって、運命的な出会いがあり
(ってただ単にペットショップで見つけただけなんですけどね。)
ほんとカワイイなぁって思ったので清水の舞台から思いっきりジャンプ
しちゃって分割しまくってネコをゲッツしました。

名前はタミ。娘が決めました。
オスなのにタミです。

何故タミかといえば、タレミミだからタミなのだそうです。

たまに膝に入ってきてくれるのが嬉しい。
そして夜遅く帰り、家族は寝静まっていても、タミはグルグル言いながら
起きてきてくれる事がある(常ではない)のがまた嬉しい。

Maribowlに高級餌を山盛りにして金のスプーンで食べさせてあげたくなるね。

あっ。いいなぁ。
タミの食器にMaribowl!何か面白い。
玄関に置いてあるMaribowlに餌もってみようかな(笑

text:シャチョウ

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