2024年10月10日
遅ればせながらシナモンロール
10月4日はシナモンロールの日。ということを今年はすっかり忘れていたのですが、たとえ遅くなってもこの時期にシナモンロールは絶対に焼かねばという謎の使命感にかられたため、週末のおやつに作りました。今年はピトゥコというドデカバージョンのシナモンロール。焼き上げたものをカットして食べるタイプなので、そのままカッティングボードに乗せてテーブルに出し、自分の好きな大きさに調整できるのが良いところです。そして、先日のフィンランド出張でアップされた#シャチョブロナウHEL珍記2024でハンナさん宅の記事を読んで知った衝撃の事実、ティーマのプレート12cmをパン皿として使う、を早速真似てみました。以前蚤の市で購入して持っていたビンテージのティーマイエローも出してきてハンナさん宅再現を楽しんでいて気が付いたのですが、ティーマイエローとイッタラ×ミナバードマルチカラー12cmプレートの組み合わせが可愛すぎる。Iittala X minä perhonenのプレート12cm、カナリの量を仕入れていたので、まだまだ在庫あるかな~なんて思っていたら意外と残り少なかったので、来年のイエローピーヤ祭りにご参加予定の皆さま、そして12cmプレートご愛用の皆さまここはお見逃しなく!です。(スコープ 松尾)
2023年4月7日
イースターのヒヨコ
日本ではあまり馴染みのないイースター。フィンランド語では、パーシアイネン(Pääsiainen)と言います。パーシアイネンの食べ物と言えば、ライ麦とモルトを発酵させて作るマンミ(Mämmi)やロシアのお菓子パスハ(Pasha)、本物の卵の殻の中にアーモンドとヘーゼルナッツ入りのチョコレートヌガーが詰まったFazerのお菓子ミグノン(Mignon)。どれも日本では手に入りにくいものばかりです。でも、せっかくだし何かこの季節にあったお菓子を作りたいなあと思って検索していたら、シルヴィアカックという聞いたことがないお菓子にたどり着きました。卵3個、砂糖3dlを白っぽくなるまで泡立て、冷たい水1.5dl、小麦粉3dl、ベーキングパウダー小さじ3を少しずつ加え混ぜ、175℃のオーブンで15~20分程焼き上げた生地に、小鍋にバター150gと砂糖1.5dl、バニラシュガー小さじ3を溶かし、卵黄2個を入れ沸騰しないように気を付けながら滑らかになるまで混ぜて作ったフィリングをかけ、ココナッツファインをトッピングした、イースターにピッタリな見た目の黄色いケーキです。シルヴィアカック(フィンランド語)https://aamuset.fi/artikkeli/3525615 ※レシピ通りに作るとすごく沢山できるのでお試しの場合は半量で作った方がいいかなと思います。記事を読み進めてみると、どうやらスウェーデンのお菓子で、スウェーデンのシルヴィア女王が婚約した時に行われたコンテストで優勝したレシピらしい。フィンランドでもよく知られている、と書かれていたけれど、インスタグラムでハッシュタグ#silviakakkuを見ても全然投稿がないので本当にメジャーなのかは謎ですが、スウェーデン語で調べたら沢山ヒットしたので、動画など見てみたい方はSilviakakaで検索を!シルヴィアカック、カステラの生地みたいなベースにシャリっとしたフィリング、ココナッツファインのアクセントがなんとも不思議な食感で美味しかったです。そして、イースターと言えばやっぱりうさぎとヒヨコ。イッタラ×ミナの12cmプレートがバッチリじゃないかと思い意気込んで撮影をしたのですが、2枚セットの内のもう1柄の方がヒヨコ感あったな・・・と全てが終わった後に気が付いたのでした。(スコープ 松尾)