
iittala / Birds by Toikka Evening bird グリーン
(Early) Evening Bird
夕方のグリーンフラッシュ
過去バードの中から僕の好きなバードをピックアップし、僕の好みをオイバ先生に伝えて試作する流れでスコープ別注バードは誕生し、僕がバードのアイデアを出してオイバ先生が完成させてくれたり、オイバ先生が見守るなか僕が過去バードの復刻にチャレンジしたり、僕のアイデアだけで完成に至ったバードもあったりするのですが、オイバ先生がいなくなってしまった今は、当然ながら過去に作ったバードを色替えする以外に新しいバードを生み出すことができなくなりました。そんな過去バードの色替えをコロナ前に始めていて、イッタラ工場で実際に試作し完成させたバードの1つが、このEvening Bird グリーンです。2008年のEvening Birdを、2009年のKesuriのような配色で作ってみたいと考えて、いくつか試作してみた配色から、イッタラの皆々様、僕&スコープスタッフ、満場一致でコレがいい!と沸き立った配色を採用しています。ボディは気泡を含むグリーン、ヘッドはクリア、尾とクチバシにはアメジストを使っています。オイバの息子さんに試作をチェックして貰い、了承を得て量産が始まるのですが、そのチェック時に息子さんは「Evening Birdというより、Early Evening Birdだね。」と言っていました。空がすごく綺麗に見えるのは夕方、夕方ほどいろいろな配色を見せる時間はないから、そんな風に言ってくれたのだろうか。でも、流石に緑はないだろうとネット検索してみると、グリーンフラッシュ(緑閃光)という神秘的な現象があることを知りました。それは見ると幸せになれると言われるレア現象、画像で見る限り、まさにEvening bird グリーンのような色に見えるのです。オイバの息子さんは、グリーンフラッシュを知っていたからEarly Evening Birdって呼んでくれたのでしょう。それを知ってから、夕方のEvening Bird グリーンが特別素敵に見えるようになりました。


気に入っている並び
2009年夏の限定バードとして発売されたグリーンとローズオリーブのSummer Finch(Kesuri)、2008年Unique Daysの限定バードとして発売されたモノクロ配色のように見えるEvenig Bird(Ehtoo)、これに2009年のアニュアルバードRaquel(Raakel)を加えた3種が、近年のバードのなかで特に僕が好きなバードです。だからEvening Birdグリーンを作ったのですが、たまたま?2021年のアニュアルバードKesuriがアメジスト染めだったので、スコープのEvening Bird グリーンと並べましたらコンビ感があって最高でした。それで、ずっと並べて飾り続けています。最近そこに加えたのがFestive KiwiとLollipop 2020 for scope、とってもナイスマッチング!気に入っている並びなのですが、それも当然です。だって、これらはどれもこれも僕の好みに偏ったガラス群ですから。大満足です。ちなみに、Evening Bird グリーンは限定数を決めてはいませんが、今の段階で再生産の予定はありません。そして、実際に追加発注してみないとわからないのですが、もし再生産したとしましたら現状価格を維持できる可能性は限りなく低いです。理由はEvening Bird グリーンを入荷したのは2021年4月と2年も前だからです。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)

商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- 約W230×D110×H155mm / 650g
- 生産
- Made in Finland
- 備考
- 刻印 : Oiva Toikka IITTALA SCOPE***
購入前に確認ください
- 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。