

Arabia / Emilia プラントポット 120×140mm
鉢カバーとして使う
エミリアのプラントポットには、水はけ用の底穴がありません。そのため植物を直接植えると、鉢の中に余分な水が溜まりやすく、根腐れの原因になってしまうことがあります。直植えして育てるには、軽石や炭などを敷いて排水層をつくる、根腐れ防止剤やハイドロボールを使うなど、ひと工夫が必要です。それで、エミリアのプラントポットは手軽な鉢カバーとして活用することにしました。それなら水抜き穴は必要なく、誰でも気軽に活用できます。以前、フィンランドの知人宅におじゃました際、ティーマのマグカップにバジルのポット苗をスポッと入れて育てていたのが、いい雰囲気だったので、それを真似て、エミリアのプラントポットにイタリアンパセリのポット苗を入れて使い始めました。エミリアは深さがあるので、上からビニールポットが見えにくく、パセリの緑とエミリアの模様の組み合わせは、見栄えもバッチリ。常に目に入る、キッチンの小窓やダイニングの片隅に置いておけば、水やりを忘れることもありません。とにかく、いろいろと順調なハーブ栽培です。また、ハーブではなく観葉植物をポットのまま収めるだけでも素敵です。ただ、観葉植物のポットが見えないよう、ポットの幅だけでなく、高さも見て選ぶとよいと思います。


ハーブを2種類
イタリアンパセリではじめた、エミリアでのハーブ栽培。使いたいハーブを育てながら、必要な分を少しずつ摘み取れるのが本当に便利です。買ったハーブが冷蔵庫でしおれて廃棄、という無駄もなくなりました。水やりを忘れなければなかなか枯れず、思っていた以上に長く活用できます。また、グリーンが増えるから、キッチンが少し素敵な雰囲気になります。それで少し欲張り、小さなハーブ苗を2つ、ミントとディルを選んで一緒にプラントポットに収めてみました。エミリアのプラントポットは深さも容量もあるので、小さなポット苗であれば2つ並べて収めることもできます。ミントはちぎって炭酸水に浮かべたり、ディルはサラダやスープにちょっと加えることで、香りがふわっと立って、食卓に少しフィンランドのような香りが加わります。鉢に入れる、ただそれだけのことだけれど、育てて、摘んで、使うという一連の流れが暮らしに加わり、日々の生活が少し無駄なく進化したようで、とっても心地よいです。


2025年のEmilia
北欧ビンテージのなかでも、1957年から1966年まで生産されていた、ライヤ・ウオシッキネンのエミリアは特別な人気を誇っています。そんなエミリアが2023年、アラビア150周年を記念して復刻されました。それも一気に9アイテム。そして2025年には、マグ0.5L、プレート15×19cm、ボウル15cm、プラントポット120×140mm、パイディッシュ28cmの5アイテムが追加され、全14アイテムへと広がりました。当時とまったく同じものが再現されたわけではなく、現在アラビアの定番として生産されている食器にエミリアの図案が施されているため、エミリアに新たなバリエーションが加わったような復刻です。昔のエミリアをたくさん持っていると、ついビンテージの方が良いと思ってしまいますが、新しいエミリアを使い始めると、これもまた可愛らしくて魅力的です。その理由は、今のアラビアの定番として使われている食器の形状が、エミリアの装飾とよく合っているからだと思います。そして、気兼ねなく日常使いできるのが素晴らしい。現行エミリアを愛用していると、ヴィンテージのエミリアも、より素敵に見えてくるような気がします。なお、2025年に追加された5アイテムに関しては、通常のバックスタンプが使用されています。
- ブランド
- Arabia (アラビア)
- デザイン
- Raija Uosikkinen (ライヤ・ウオシッキネン)
商品スペック
- 材質
- 磁器
- 寸法
- 約φ142×H120mm / 790g / 1460ml(満水)
- 生産
- Made in Thailand
購入前に確認ください
- 表面にピンホールが見られます。
- 小さな黒点、多少のがたつきは良品としています。
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プラントポット 120×140mm
6,160円 (税込)8月20日 00:00 販売開始

