
SIDE BY SIDE / Shoe Rack
下駄箱はあるのに
シューラックが必要な性分
最近は下駄箱が備え付けられている物件が多いから、引越先にて下駄箱が新たに必要になるということはないだろうし、既にあるんだから下駄箱を買おうということにもならない。僕自身、チョイチョイ近場で引っ越しを繰り返しているのだけれど、やはりどこにでも下駄箱はある。だから、SIDE BY SIDEのシューラックなんてのは、本来であれば必要ないのです。必要ないのですが、僕のようなタイプは必要になってしまいます。靴を履く、いくつかの靴を普段から履きます。それらを履いたら下駄箱へ仕舞うという事がどうにもできない性分なのです。面倒だからできないというより、脱いだばかりの靴をすぐに密閉された下駄箱に入れたくないというのが僕の感覚としてあるのです。当分は履かない靴であったとしても、ある程度は玄関に置いておき、乾燥させるといいますか、風を通してサッパリさせてから箱にしまい下駄箱へ納めたい。そんな流れで仕舞いたいのです。そうしないと下駄箱の中に臭いや湿気が籠ってしまいそうで気分すらモヤモヤしてきます。非常に面倒な性分なのですが、こればかりは仕方がない。それで結局はSIDE BY SIDEのシューラックが必要となります。これがあれば靴も僕の気分も非常にサッパリするのです。使ってすぐに食器棚に仕舞うのではなく、数日は風通しの良い場所で乾燥させてから仕舞う、伊賀焼との付き合いに近いです。Gastonか?Lady Longか?それは靴の量というより場所によると思います。だって玄関は狭い。更に形状も案外複雑だったりします。スペースがあれば大は小を兼ねるでGastonで良いと思うのだけれど、なかなか幅72cmのシューラックを置くスペースはない。場所に困ればLady Longにて。これであれば幅30cm、奥行きは壁から最小25cmに収まるので占有面積はA4サイズに近い省スペースで置くことができます、これなら置けるという人も多いのではないでしょうか?とはいえ、即下駄箱に収納することが気にならない、そもそも靴が玄関にいくつも出しっぱなしになっていても気にならないのであれば、これは全く不要な物です。

収納できる靴の数
背の低い「Gaston」はカタログ上、男性用の靴なら9足、女性用で12足、子供用で16足収納可能とあります。家族で使うとなれば、これが確実にごちゃまぜになります。4人家族の普段履き(秋冬物)が収まっている日常的な姿は写真の通りです。1台で一人2・3足、プラスαの普段履きが置けます。ザックリ平均したら12足って感じでしょうか。棚に載りきらなかった靴や突っ掛け的に使っている靴は棚の一番下に直置きしていますが、そこもなんだか整理整頓されている領域のように見えるのもシューラックの良い点です。「Lady Long」の場合はマックス7足、直置きいれて8足です。これでもナカナカの収納量です。一人暮らし、二人暮らしであればLady Longで十分だと思います。

晴れた日はそのまま運んで天日干し
SIDE BY SIDEのシューラックを使い続けて便利だと感じてるのが靴を収納したまま外へ運んで天日干しできるということです。壁に立てかけるだけのシンプルな構造ですし、ラック自体も軽量ですから、余程重い靴をミッチリ置かない限り、女性でも持ち上げて移動できます。玄関にある靴が全てシューラックに納まっていれば、それら全てを一度に移動できるのだから、玄関掃除もずいぶん楽になるでしょう。天気のいい週末は、玄関の外にシューラックを持ち出し、A2careを噴霧して天日干し。そのついでに玄関掃除。一気にスッキリするからホント気分よいです。

靴べらのオマケ付き
シューラックにはどちらのサイズにも靴べらが付属しています。ヘアライン仕上げのアルミに革紐、極シンプルだから下駄箱の上にポンと置いておく、S字フックで引っ掛けておくなりすれば、とても便利に使えます。小さいから邪魔にもならないです。地味なアイテムながら使ってみたらなかなかに使いやすく、リュックのポケットにはいつもシューラックのオマケ靴ベラを入れて持ち歩いています。

2021年3月15日
いつもシューラックが解決してくれる
自宅の玄関では、よく履くスタメン靴を細長タイプLady Longにツムツムしていますが、人の出入りが多いスコープアパートメントでは来客用のスリッパを横広タイプGastonに収納しています。石畳から直接上り口となる設計の玄関、入口のドア前には靴やスリッパが集中し、人が多いとカオスに。これが長いこと気になっていました。ということで、入口前にシャチョウが試作したチークのスノコを並べ、スリッパを収めたGastonを設置。すると、見事なシンデレラフィットで玄関はスッキリ、動線はゆったり。これに気をよくしまして、ドア横に真鍮フックを取り付けGastonにオマケでついてくる靴ベラを引っ掛けたら、さらに1UP。やっぱ人の出入りする玄関はスッキリサッパリ仕上げること、それが~一番大事~です。このシューラック、縦長と細長の2型ありますので、大方の玄関にはどちらかがスッキリ収まると思います。好みというより、どちらが置けるかの判断となります。玄関のゴチャ問題は、いつもシューラックが解決してくれるんだな。(スコープ成戸)
- ブランド
- SIDE BY SIDE (サイド バイ サイド)
- 製造
- ヴェンデルシュタイン工房
Q&Aのログ
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Shoe Rack Gaston / Lady Longは無塗装のまま使って頂いて全く問題ありません。実際に、そのまま使ってる人は多いですし、段々と日に焼けて色も濃くなっていきますから良い雰囲気に育ちます。ただ、無塗装ですから汚れはつき易いです。できる限り綺麗な状態を保ちたい、汚れないように使いたいとお思いでしたら家具用のオイルを塗るとよいです。そして定期的にオイルを塗りメンテナンスを行ってください。ラッカーやウレタン塗装とは違いますから、汚れが付かないという訳ではないのですが、それなりに保護はされます。実際オイルフィニッシュされたお客様からは、≪シューラックが使い勝手がいいのは言わずもがななのですが、今後買われる方、リボス自然塗料 カルデット クリア 50mlも同時購入お勧めします!≫との事ですので。ただ、オイルを塗ることによって材の色が変わりますので、見た目も変化します。その色目の好みというのもありますから、全体に塗る前に目立たない場所に少しだけ塗って試してみると良いでしょう。ちなみにオイルフィニッシュは最初にしないといけないなんてルールもありません。無塗装のまま使い、どうしても汚れが気になるようになったらオイルフィニッシュするという、途中での選択もありです。その場合はペーパーを軽くかけて汚れを落とし、その後にオイルフィニッシュをするとよいです。ペーパーで取り除けない汚れもオイルフィニッシュする事で色は濃くなりますから目立たなくはなります。
商品スペック
- 本体:アッシュ無垢材(無加工)
靴べら:アルミ+革 - 寸法
- Gaston:W720×D220(壁からD250)×H660mm / 約2.1kg
Lady Long:W300×D230(壁からD250)×H1160mm / 約2.7kg
靴べら:W42×T14×L157mm - 生産
- 本体:Made in Germany
靴べら:Made in China - 備考
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組み立て必要 5~15分
Shoe Rackの組み立てについて
組み立て式ですが、作業は簡単。アルファベットのスタンプのある面と文字の上下をあわせて組んでいくと自然に組み上がります。これを付属の六角レンチとネジで固定します。棚と脚は相欠接ぎの構造なのでしっかりした作りです。
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Gaston
29,700円 (税込)
22,000円 (税込)
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Lady Long
33,000円 (税込)
24,000円 (税込)
SIDE BY SIDE 5アイテム
7月3日17時まで特別価格 -