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2015年7月9日
傘の撥水加工を甦らせる技をやってみた。

気に入っている傘なのに、何年か使っていると、撥水力がなくなり、生地もダルンダルンになってくる。特に、グシャッてなる折り目部分に至っては、もう弾く気もないらしい。雨、染み込み、傘、重たくなる。無念。寿命か。諦めかけていたところに、アイロンひとつで撥水が復活するという素敵な情報を小耳に挟んだ。インターネットで調べてみたら、もうすでに話題になっている方法みたいで、完全に乗り遅れてる感じもするけれど、まだ乗り遅れている人がいると思うから、われが最初に思いついた人間かのように、ブログに書き留めておきます。なになに?って反応の人は、以下をどうぞ~。

撥水復活☆その方法乾いた状態の傘に、スチーム機能なし・中温でひとコマずつ、裏からアイロンをあてる。※高温や、中温でも長く当て続けると※溶けて破れることもあるので適度にね。※子供の傘など一部分ビニール窓に※なっているものは気をつけて。※当たり前だけど溶けるよ~!やることは、これだけ。ドライヤーの熱を加える方法もあったので試してみたのですが、やめるタイミングが掴めず、そこそこ時間がかかりました。アイロンだと、ついでに折りジワも伸びて新品のような仕上がりになるから、達成感があり、すごく気持ちよい!なぜ撥水が戻るのかを説明しますと、傘の撥水加工に使われている「フッ素樹脂」はミクロの世界でハスの葉のように細かく突起しているのですが、開閉時の摩擦や手の汚れで突起が寝てしまうと、水を弾かなくなるというわけ。それに『熱』をくれてやるとまた突起が起き上がるから、撥水加工が復活する。というわけ。(ネットで調べた情報ですが。)

そして、アフター画像がこちら。↑なんということでしょう。あれほど水を吸い込んでビタビタだった使用歴6年のSENZ折り畳み傘が、水弾き10代(後半くらい)にー。雨粒がコロコロと軽快に転がり落ちていくではないですか。買った時と同じやー!とまでは言いませんが、70%~80%は戻る感覚。新しい傘を買わなくても、防水スプレーを買わなくても、定期的にアイロンをかけるだけで長く良い状態で使えそう。効果が目に見える作業は、なかなか愉快なものなので、思い当たる傘あるある!って人は、是非、試してみてくださーい。