遅ればせながらシナモンロール
2015年8月21日
小鳥の宝石箱やぁ~。
今日のスコープは、
シエッポ1,000羽×3色
全羽検品&撮影の
壮絶現場からお伝えします。
壮絶なのは、
検品スタッフと撮影スタッフ。
ひよこ鑑定士も怯む数のシエッポを
一羽一羽手に取り検品。
特記事項をメモ。
シリアルナンバーをチェック。
そして撮影。
最初は、若干暗めの撮影場所での
手彫りのシリアルナンバーの確認に
文字が小さいわ、読み取りにくいわで、
相当な時間がかかったという
撮影スタッフの平山(昭和47年生)も、
1,000羽に近づくにつれて、裏返せば
シリアルナンバーが浮いて見えてくるほど、
ナンバー読み取り機能(だけ)が
進化したと自慢してました。
もう手にする事ができないと思っていた
オイバトイッカのバードの原点”sieppo”が、
一面に並んでいるという、奇跡的な風景。
ひやかしで見に来ただけの私にとっては
これはもう、パワースポットやー。
検品スタッフは目線の高さに並べて
丁寧にチェック。
これが3,000羽続きま~す。
スタッフ熊澤(写真左)に
全羽見ての感想を聞いてみると、
クリア×オレンジとイエロー×アメジストは
だいたい安定した形で、
クリアが一番個性溢れているとのこと。
そうだ、そうだった。
2月にシャチョウが現地で
シエッポ製作に立ち会った時に
「初期衝動型シエッポ」と名づけた
前のめりのシエッポもこの中にあるはずだ。
初期衝動型
iittalaのガラス職人さんにとっても
シエッポを作るのは、ほぼ初めての事。
だから一番最初に作ったクリアには
職人さんのさぐりさぐりな感じが溢れている。
この後に続くシエッポの形は
きっと安定してくるんだろう。
1羽だけ買うとしたら、
理想の形を求めてしまうけれど、
15羽コンプリートするつもりで
シエッポ貯金をしている私にとっては、
試行錯誤感がビシビシ伝わるシエッポも
気になるところ。何羽か群れを作るなら
そんなシエッポが混ざるのも面白い。
クリア選びがキーになりそう。
そんな風に感じました。
以上、現場から、
酒井がお伝えしました。
text:スコープ 酒井