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2022年5月20日
茶海の素晴らしさよ

茶海という洒落た名前のすごいヤツ。ほぼ毎日使っています。何に使うの?と、私も最初は知らない~、見た事ない~、というお茶道具を目の前に、なくてもいいのでは?なんて思っていたのですが、その使い方を知ると、もう手放せない道具となります。美味しいお茶を淹れるなら断然あった方が良い!と断言できます。まず、沸かしたお湯を一旦茶海に入れて冷ます役割。80℃くらいに冷ました湯を急須に入れる事で、茶葉が甘味や旨味を出す美味しい開き方をしてくれるのです。次に、急須のお茶を茶海に注ぎ、最後の一滴まで出し切ります。このゴールデンドロップまで出し切ったお茶を、それぞれの湯のみに注ぎ分けるという役割。お茶の濃度や温度が均一化されるので、渋くてゴメン!薄くてゴメン!みたいな濃さのブレが出ないのです。みんな同じ味、ハッピー!細かい茶葉が茶海の底に沈むので、新茶の時などは茶海に少しお茶を残して淹れることで澄んだグリーンを楽しめたりもします。(スコープ酒井)

2020年3月1日

お祝いの料理によく出てくる魚と言えば「鯛」ですよね。紅白の色合いが華やかで縁起が良く、“めでたい”という語呂も重なることから、いまも昔も変わらぬ縁起物のお魚というわけです。

そんな鯛の旬は、まさにいまの時期からはじまります。春はお祝いごとも多いからタイミングはばっちり!

じゃあ、さっそくお祝いの席にぴったりのキリリとしたカッコよい料理を紹介しようか、とも思ったのですが、今回はちょっと肩の力を抜いた鯛料理にすることにしました。鯛の刺身を用意すれば5分もかからず出来てしまう、『鯛茶漬け』なんてどうでしょうか。

魚料理って難しいイメージもあるし、そのまま焼くか煮るかの選択肢になりがちだったり、胸を張って「楽しめている!」と言える人は少ないんじゃないかと思っていて。それなら、幅を広げるアイデアとして、「刺身をうまくアレンジする料理」を今回紹介できたらいいんじゃないかと。

刺身を使うってことは、火を使わないから時短になるのはもちろん、面倒だったり失敗しそうな工程が少ない、つまり魚料理入門編向きとも言えます。

それになにより、刺身をそのまま食卓に出すのとは違う特別感が出て、たまに食べると素直にうれしいと思うんですよねぇ。

作り方はいたってシンプル!一人5~6切れの刺身を用意して、ごま小さじ2を擂鉢に入れて半ずりにします。そこに醬油小さじ2、煮切ったみりん大さじ1/2を加えて混ぜたら、あとは食べる直前に刺身と和えます。

三つ葉の軸の部分をキッチンバサミで小さく切って加えると、香りも彩りもよくなるのでぜひやってみてほしいです。

最後に鯛茶漬けを美味しく仕上げるコツを少しまとめますと、まず、お茶漬けにかけるのはだし汁である必要はなく、お茶で十分美味しいと思います。ちなみに僕は濃いめの緑茶推し。また、鯛の刺身が冷たいので、鯛を山盛りにするとお茶漬けがぬるくなってちょっと残念…。なので、お茶を多めにするか、小盛で何杯かに分けて食べるか、温度に気を配ったバランスで盛ると良いと思います。

文中に「煮切りみりん」が登場しました。作り方は耐熱容器にみりんを入れ、600Wで30~40秒ほど加熱すればできあがります。鯛の風味はあんがい繊細なので、みりんのアルコールの香りを飛ばして無くしたほうが、仕上がりがぐっと美味しくなるのでぜひやってみてください。それから、薬味の三つ葉は、細ねぎやあられに置き換えても美味しいと思います。

(c)冨田ただすけ
文・写真/冨田ただすけ

2019年1月10日
第49回 おだんごパーティー

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