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2016年5月13日
土鍋の焦げが取れぬと掲示板に書き込みがあったゆえ取ってみた。

>お米を炊くのに土鍋を使ってます。
>炊飯器を捨てたのです。
>おこげがうますぎます。
>ただ、おこげが付く→
>無理してでも食べようと剥がす→
>土鍋の底ががざがざになる→
>洗ってもツルツルにならない
>という、悪循環が溜まっています。
>どうやったらツルツルになりますかー!?
>教えてください。

mikanさんから、掲示板へご質問いただいたので、やってみました。こういう質問は大好物ですから。いつもは中火18分で炊いている飯炊釜を忘れてたテイで、さらに延長8分。穴から噴出す蒸気にみずみずしさがなくなり、台所におこげ臭が蔓延してきたところで恐怖を感じてストップ。(ビビリなもんで)

当たり前だけど底べったりにお米が張り付いて取れない。茶碗2杯分は焦げに持っていかれてる印象。いいじゃん!オコゲ、美味しいんじゃん!と思うのですが、ここまで張り付いたものは、オコゲではなく《焦げ》。黒い部分は苦く、仮歯で食べたならオーマイガッ!即歯医者行き。

この底にこびりついたガビガビがしつこく取れない。そしてこの焦げ部分はクセになり何度も同じところが焦げ付くのです。いやですねぇ~。

まず第一段階としては、当たり前ですが、水に一晩浸して、ふやかしてみる。

クレンザーや金タワシを使うと傷が付くということなのでいつものように洗剤は使わず、束子でゴシって、布巾でコスコスする。で、これで取れなかった焦げが問題!それを質問されているのだから。ここからはネット情報にお世話になりつつ、世間一般で「落ちる」と定評のある「重曹」を使って、実際のところちゃんと落ちるのかを試してみました。アレンジ加えず。オリジナリティーなしです。

1.水を張った土鍋に重曹を入れる
※200mlに大さじ1杯
2.火にかける(必ず水から)
3.フツフツ沸騰したら火を消して
土鍋が冷めるまで放置。
待てるなら家康モードで一晩待とう。

スコープ実験では一度では落ちきらず、二度目でツルツルお肌になりました!木ベラで擦るのはOK!とのことなので、擦ってみると、ハラハラと焦げが落ちてより達成感を感じることができました。ちなみに、重曹で焦げが落ちるということは、それすなわち、ヒビの間のつなぎになっているでんぷん質も落ちてしまうということなので、お手入れ後は、お粥を炊いてから使うことをオススメします。

↑ビフォー↑アフター

それでも落ちないしつこいヤツは3日程天日干しすると、カラカラに乾燥して焦げが剥がれやすくなるようです。今回のスコープ実験ではキレイに落ちてしまったので、干されているイメージ写真にて失礼させていただきたいと思います。

掲示板に質問したら倍返し。倍返しだっ!(古)半沢コーナーでしたー。参考になれば幸いです。