
2022年7月6日
巣立ち、引き継がせていただくもの
2022年6月吉日、静岡県藤枝市、土屋製函所での茶箱製造がとうとう幕引きとなりました。土屋さんが先代から使われていたという機械や道具たちを引き継がせていただく事となり、梅雨の晴れ間を縫って、引っ越しを行いました。 もっと読む

2022年6月29日
呼吸する和紙を張る
茶箱に張ってある紙っていったい何?恥ずかしながら私は茶箱製作に携わるまで、あの紙にどんな意味があるのか何ひとつ分かっていませんでした。よくクラフトテープが張ってあると思われがちですが、土屋製函所で使っている紙の素材は和紙になります。 もっと読む

2022年6月2日
判押しは茶箱の顔となる
研修の最初のころ、初めて一から自分たちで作った茶箱を使ってみようと自宅に持ち帰ったのですが、部屋に置いて眺めているとなんだかのっぺりして見えるんです。そう感じた理由は、判が押してないからだと気づきました。 もっと読む

2022年3月21日
板に手間と時間をかける
本日は茶箱製作の手を休め板干し場にて、干し終えた板を畳む作業をしております。茶箱製作はまず素材となる板を干すところから始まります。丸太を薄くスライスした材をおよそ1ヶ月半から2ヶ月の間雨風に晒し乾燥させます。 もっと読む

2022年2月23日
修理して使い続けられる物
静岡県藤枝市の土屋製函所にて、茶箱製造研修中です。朝、出勤するとちょっと変わった茶箱がひとつ。土屋さんに伺ったところ近所のお茶屋さんから頼まれて修理をしたものとのこと。 もっと読む

2022年2月16日
終わる時には終わるんだけど
静岡県藤枝市の土屋製函所さん。長らく茶箱の製造を続けてくれましたが、流石に87歳となり、これ以上続けることは難しいと判断され、昨年末に廃業を決められました。そして、その6ヵ月前にスコープは倉庫の拡張を決めました。 もっと読む

2017年3月30日
体積を求めて、茶箱のサイズを決める。
茶箱のサイズが決められない悩み。ブランケット3枚が入るサイズは?お米20kgを入れるにはどれ?キッチンストックに丁度良いサイズは?スコープにそんな質問がある度に受注担当の石川が、ご質問のブツを実際に入れて写真に撮り個別にお応えしていたのですが、入れる物の組み合わせは無限大。 もっと読む