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2017年3月30日
体積を求めて、茶箱のサイズを決める。

茶箱のサイズが決められない悩み。ブランケット3枚が入るサイズは?お米20kgを入れるにはどれ?キッチンストックに丁度良いサイズは?スコープにそんな質問がある度に受注担当の石川が、ご質問のブツを実際に入れて写真に撮り個別にお応えしていたのですが、入れる物の組み合わせは無限大。muge ん 無理っぽい。見かねた問題解決隊長のシャチョウがついに、理数系ならではの一言。

体積、出せば、いいんじゃね?

1. 入れたい物の体積を出す2. 長辺が茶箱の内寸に納まるか計る
この2点から調べてみればおのずと必要なサイズが見えてくる。…とシャチョウは簡単に言うけれど、体積って…なんだすの。どうやって求めるのかも忘れました。数字に弱いので、早速吐き気が…。

思い出せ c㎥ !そうだ、小5で習ったリッポーセンチメートルだ!

ネット検索してみたら、あっさり思い出しました。体積とは、たて×よこ×高さ。そんな難しくない。入れたい物を図りやすいグループに分けて計り、全部を足した合計体積を、下記の《茶箱の内寸と体積表》と照らし合わせて茶箱サイズを選べばよいだけのことだった。

茶箱の内寸と体積表

メジャーで計って計算するのは、地味でちょっと面倒に感じるけど、これで間違いない茶箱サイズを自分で導き出せるのなら、想像を巡らせて永遠と悩みまくっているよりよっぽど早い。さて、本当に計算通り納まるのか?まずは社内一、脳の活動が死にかけているわたくし、酒井がやってみました。私ができれば皆もできると思うのです。茶箱収納の一番需要の多いところで虫に食われたくないブランケット、セーター、マフラー、羊毛類いろいろで試してみます。 自分が収納したいウール類を並べてみました。

●エコラブランケットダブル × 1枚
●エコラスロー × 2枚
●クラウスブランケットシングル × 1枚
●クリッパンブランケットミニ × 2枚
●膝掛け × 2枚
●セーター × 6枚
●コート × 1枚
●マフラーショール小物 × 3つ
大きさもボリュームもまちまち、そんなの入れてみんと分からん!というのが本音の複雑コンビネーション。

ますは、メジャーと電卓を用意。ふわふわした羊毛類はある程度長方形にまとめ、たて×よこ×高さをメモ。計算して体積を出します。

ちなみにエコラブランケットダブルの体積を計算してみると、たて(50cm)×よこ(45cm)×高さ(18cm)=40,500c㎥
●エコラブランケットダブル 40,500c㎥
●ブランケットまとめ 44,100c㎥
●セーターコートまとめ 22,800c㎥
●膝掛けマフラーまとめ 10,920c㎥
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合計 118,320c㎥

茶箱の内寸と体積表

に照らし合せると、最大の茶箱 深40k 110,000c㎥を8,320c㎥オーバーしている。汗でも、全部ふわふわしてるし、8,320c㎥くらいは、うまく詰めればどうにかなりそう。

と思って詰めてみたら、案の定、どうにかなった。まだ余裕すらある。羊毛類の10%程度の容量オーバーは詰め方次第でなんとかなるという結果。こんな感じで体積を求めていけばメイドドレスとカツラ、卒業アルバムとエロ本、人に聞けない収納の組み合わせも自分で解決できて、めでたし、めでたし。茶箱のサイズに悩んでいた人は是非、計算してみてください。